ネットでつらつらと花の写真を見ていて、バックベルギー(ロビビア・牡丹玉)は、なんか綺麗な種類が多そう。 なんとなく、凄そう。 そんなイメージを持っていました。 海外から種子を導入する場合も、「バックベルギー」と記載のあるものは、出来るだけ注文するようにしていました。 特にKP103というフィールド番号のものは、比較的普及しているようで、海外のサイトでも、日本でも販売されているのを目にします。 特に、チェコのKP103を紹介したサイトでは絞りの入った様な花写真が掲載されていました。 <チェコのバックベルギーKP103の紹介サイト> 流石に、ここまでのものは、なかなか出てこないだろうと思っていたのですが・・・ ロビビア・バックベルギー KP103
うぉぉぉぉおおおおお! いきなり、初開花で「絞り」のある花! 嬉しさを通り越して、少々気味悪さを感じています。 なんか、人生の運を使い果たしてしまった? 感があります。 この夏で、この株腐るんちゃう? 交通事故にあうんちゃう? 台風来て温室飛ぶんちゃう? 悪いことを考えてしまう癖が抜ききれません。
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ロビビア・ヤヨイアナ(紅笠丸)に憧れ、数種類を播種していました。 色々なタイプが6月になり開花してくれました。 ロビビア・ヤヨイアナ・フレイシェリアナ WR815 赤いタイプの紅笠丸です。 本種は刺が長く伸長してきています。 その為、花がフル開花せず、どうしても中途半端な開花になってしまいます。 一応、複数の株が同時開花していましたので受粉させておきました。 ロビビア・ヤヨイアナ・パウシコスタータ WR 217 本種は、6~7年前に播種したものです。南米病に侵されやすくなかなか開花サイズにさせることが出来ません。 直径2-3cmくらいまではすくすくと成長してくれるのですが、その先をなかなか大きくさせることが出来ません。 南米病で頭を拗らせてしまいます。 昨年は、それら拗らせ株から子供を取ってはひたすら接ぎ木していたので、そのうち幾つかが開花してくれました。 ロビビア・ヤヨイアナ・ニグロストマ VG 1013
黄色タイプの紅笠丸です。(もはや”紅”要素は全くありませんが・・・) 本種もひたすら、接ぎ木していたので、幾つか開花してくれています。 まるでヒマワリの様な雰囲気です。 紅笠丸系は今年は全体的によく開花してくれました。 しかしながら、今年は温室でアザミウマが大発生しており、球体にかなり傷が入ってしまいました。 沈静化の為、農薬散布を継続してみたいと思います。 以前、カマエセレウス・ルイスラミレジーの種子に、ロビビア・ティエゲリアナらしきものが生えてきた事を書きました。 <<2022年3月の記事の内容>> この株が開花してきたので写真に収めてみました。 なかなかの美しい姿・形をしています。 球体も黒く、それに対比するような紫色の花にも周囲に白い花弁があり美しいです。 種子販売業者のWEBを見る限り、恐らくですが、ロビビア・ティエゲリアナ・ディステファノイナ(Lobivia tiegeliana distefanoina)あたりでは無いかと思います。
来年ディステファノイナ正式に注文してみようかな。 それにしても、ディステファノイナ、言いにくいな。 ディステファノイナ。 ティエゲリアナも大概やけど。 ディステファノイナ。 緋盛丸(Lobivia Hertrichiana)
5年前にブログを書いてから、それ以降、全く登場していないサボテン・緋盛丸。 この緋盛丸の開花をやっと目にすることが出来ました。 もしかしたら、私の知らない所で勝手に咲いていたのかもしれませんが、今回やっと写真に納めることができました。 <<5年前のブログ>> この5年の間に、台風にも見舞われ、本体は腐敗してしまい。2cmほどのカキコ1つしか生き残っていませんでした。 これを新しい温室に一年ほど置いていたのですが、何とか根付いてくれ4cmほどに成長してくれました。 朱色の花弁に、外側が白く色づき、なかなか綺麗な花色です。 球体もそこそこ暗い紫色を保ってくれており、購入時の面影を残してくれています。 ロビビア・パンパナ・グラウセッセンス
2016年に種子を購入しているので、もう6年ほど経っています。 キリンウチワのチート(ずる)をしていますが、既に直径20cm程度の大きなサボテンになっています。 このパンパナ君。これまで、花を見ることが殆ど出来ていません。 この6年間で過去に1回きりです。 << 2020年の開花の様子 >> 外側がオレンジで、内側は黄色の美しい花なのですが、今年は再度その花を拝むことが出来ました。 午前中に写真をとったのですが、半開き状態でした。(この写真) 午後になり、全開してくれるかな?とワクワクしながら待っていたのですが・・・・ そのまま、ヒッソリと閉じてしまいました。 ・・・・どんだけマゾやねん。 桃鶴丸(とうかくまる) 伊藤ロビビアの桃鶴丸が大好きです。 以前、入手した時の感動を「前のめり」な文章でブログに晒していますが、開花すると、やはり興奮が蘇ってきます。 <<去年の桃鶴丸に関する”痛い”文章>> 黄色と桃色だけでなく、今年は、絞りの様な色、そしてフリルも見せてくれるようになりました。 今年になり初めて気づきましたが、サボテンの花はその都度、微妙に異なった色合いをみせてくれます。 2つは黄色味が強いですが、1つはピンクオンリーの色合いです。
いや~たまらん。 美しすぎる。 カマエセレウス・ルイスラミレジー 比較的新しいタイプのカマエセレウス・ルイスラミレジーですが、昨年より播種&実生接をしていました。 今年の3月くらいには接降ろしをしていたのですが、5月になり次々と開花してくれています。 << 前回の記事 >> 一つ一つの花の寿命が短くても、蕾がつぎつぎと沢山できるので、長期間花が楽しめる種類の様です。
ロビビア・ 光虹丸 WR180 昨年より、薄氷を渡るような思いで、栽培させていた「ロビビア・ 光虹丸 WR180」 やっと開花してくれて、ひと安心です。 フランスのWEBサイトではオレンジ色の花だったのですが、ソリッドな黄色の花が咲いてくれています。 球体も真っ黒で、期待通りの草姿を見せてくれており、ADBLPSさんには大感謝です。 ロビビア・ サルテンシス・マルチコスタータ VG801
ロビビア・サルテンシスの花写真は何故か中心部が黒っぽく見えることから、とても気になっていました。 中心部が凹んでいるから影になって黒っぽく見えるのか?もしくは中心部が黒ずんでいるのか? ネット上での写真でははっきりと分かりませんでした。 一昨年より実生を開始し、今回開花してくれました。 花の中をよく確認すると雄しべが黒くなっていることが分かりました。 紅笠丸系(Jajoiana)のロビビアは、雄しべが黒く、喉黒の花になる傾向があります。 この形態によく似た感じです。 ヨーロッパを中心に、これまで西はベルギーから、東はロシアと種子を取り寄せては種を播いています。
それは、それで非常に楽しく、どんなサボテンが生まれてくるのだろうとワクワクしながら播いています。 しかしながら、種子の間違い、混入と言った"ヒューマンエラー"にどうしても出くわしてしまいます。 写真の株は、カマエセレウス・ルイスラミレジーの種子に入っていた不明種です。 写真は、恐らく、ロビビア・ティエゲリアナ(Lobivia tiegeliana)の一種だと思うのですが、よくは分かりません。 ※ カマエセレウス・ルイスラミレジーとは 今回以外にも、「これ違うだろ?」と言うのはこれまでに数回あります。 体内に入れる薬剤やワクチンを購入している訳では無いので、「まぁ、こんなものだろう」と言う事で納得しています。 サボテンの専門サイトは数多あります、ギムノカリキウムの専門サイト、エキノケレウスの専門サイトなどなど。 ただし、なんなんでしょう。 どれもが、分かり難い。 読んでいても遅々として進みません。 まず、用語がそもそもギリシャ語、ラテン語由来のため、専門用語に秘められた背景が分かり難いというのがあると思います。 専門用語を見ても、映像をパッとイメージする事が出来ません。 悶々としている時、ちょうどドイツのクラッスラ属の専門サイトで、サボテン用語の語源(Etymology)解説しているPDFがアップロードされていました。 International Crassulaceae Network(国際クラッスラ科ネットワーク) >> 語源紹介に関しては、このサイトの”Cactician 4 HQ-1.pdf”が秀逸です。 今までは、専門用語と+Etymology(語源)の2つを合わせてGoogle検索をかけて、「あーでもない、こーでもない」と調べていたのが、簡素化されたので大助かりです。 ギムノカリキウムのスカブロセミネウムとはどういう意味? スカブロセミネウムとは「ごつごつ荒々しい表皮を持った種子」と言う事が説明されています。 このページのおかげで、ギムノカリキウムの種子形態によるグループのページをまとめることができました。(>>>ギムノカリキウムの種子形態グループ) |
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5 月 2022
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