ギムノカリキウム・フェロシオール VG 320a カイガラムシの一斉攻撃を受け、これまで、2年ほど調子が悪い状況でした。 農薬(スプラサイド)を3ヶ月に一度噴霧して、なんとか沈静化してきました。 VG320aのフェロシオールは、横向に大きくなるのが特徴だと聞いていますが、確かにあまり背が高くならず、径が大きくなってきています。 また、刺が球体にぴったりと張り付く様に生える傾向が強く、刺のトンボ感が強めです。 ギムノカリキウム・オリエンターレ・ヴィクロヴィ VG476 アチラセンセの様なピンクの花を咲かせています。 このヴィクロヴィは大きな分類では、ギムノカリキウム・アチラセンセの一種だそうです。 ・そしてアチラセンセの中でも、シエラ・グランデ(どこかよく分かりません)の東側沿いに産するものをオリエンターレと呼ぶ(オリエンタル=東洋) ・更に、 オリエンターレの中でも、高度1200m~1700mのものは刺がより白っぽく、放射線状になる。これをヴィクロヴィと呼ぶ。 (※オリエンターレは600m~900m) 位置関係がさっぱり分かりませんが、とりあえず、アチラセンセの高山性の種類の様です。 ちなみに開花前の様子はこんな感じです。
確かに刺が白っぽいかもしれません。
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以前、カマエセレウス・ルイスラミレジーの種子に、ロビビア・ティエゲリアナらしきものが生えてきた事を書きました。 <<2022年3月の記事の内容>> この株が開花してきたので写真に収めてみました。 なかなかの美しい姿・形をしています。 球体も黒く、それに対比するような紫色の花にも周囲に白い花弁があり美しいです。 種子販売業者のWEBを見る限り、恐らくですが、ロビビア・ティエゲリアナ・ディステファノイナ(Lobivia tiegeliana distefanoina)あたりでは無いかと思います。
来年ディステファノイナ正式に注文してみようかな。 それにしても、ディステファノイナ、言いにくいな。 ディステファノイナ。 ティエゲリアナも大概やけど。 ディステファノイナ。 テフロカクタス・ゲオメトリクス ゲオメトリクスをオプンチアに去年から接ぎ木していました。 おおよそ一年ほど経過したので、その成長を比較してみました。 結構な子供が出てきており、やれやれです。 実は、この接木株の地植えコーナー。 地面全体が既に根鉢のようになってしまっています。 一年が限界の様な気がしています。 定期的に、掘り起こして、施肥した場所に植え替えてやるほうが成長早いかもしれません。 一年前のゲオメトリクスの様子です。
この時はやっと新芽が出てきた様な状況でした。 接木全体に言えることですが、まずは台木が太らなかければ、接穂も十分に大きくなりません。 台木がパンパンに膨らみ、充実するのに、ほぼ一年ほど掛かってしまいました。 コピアポア・グリセオビオラセアは種を取る夢があるので、柱サボテンに接木しています。 (既に4年ほど経過) それらが、この一年で子供を吹くようになってきました。 こうした子供は、挿し木したり、キリンウチワに再度接木したり、はたまた、師匠への献上品として活躍してもらっています。 写真は、昨年の6月ごろに「カキコ」をキリンウチワに再度接ぎ木し、今年の4月に接降ろししたものです。 ギリギリ開花するか? しないか? いや、恐らく開花しない! と言った直径8cmくらいの個体になってくれました。 チート・邪道の塊、接降ろしなのですが、なかなかの白粉を見せてくれています。
刺もある程度しっかりしているような感じで、実生接ではなかなか出ない風合いをしています。 (※ 実生接は刺も肉の感じもフニャフニャです。) 「カキコ」を接木したのと、「実生苗」を接木したのでは結果がかなり違うようです。 ギムノカリキウム・ラゴネシー・P18 ラゴネシーはこれまでに何度も失敗しています。 播種にも失敗しますが、それよりも、1円玉硬貨サイズ以上に大きくするのに苦慮していました。 途中でイジケたように全く動かなくなります。 海外のサイトにもラゴネシーは「成長が遅く、栽培が最も難しいサボテンの一つ」というような事が書かれています。 【LLIFEのラゴネシーの紹介】 やっぱり、難しい種類だったようで、今回は方針転換をして、全てチート(キリンウチワ)を使うことにしました。 (※いつもこのパターンですが。) 去年の4月頃に実生接ぎをして、現在では接降ろししています。 しかも開花をしてくれています。 時間的な都合がつかなかったので、とりあえず強制受粉させました。
中途半端な開花でした。 雌しべも雄しべも熟成しきっていないかもしれません。 さて、一ヶ月後には膨らんでくれるでしょうか? アカントカリキウム・グラウカム アカントカリキウム団の仕業により、これまでグラウカムは3回ほど播種しています。 接木ですが、開花を写真に収めることが出来たのは今回が初めてです。 感激で泣きそうです。 開花前の写真です。
これまで、グラウカムを播種しましたが、あまり白粉を吹くことがありませんでした。 今回はFNなしの、海外で黒刺・白肌選抜された種子を播種しました。 接木にも関わらずある程度白くなっています。 グラウカムの白粉は栽培環境よりも血の影響の方が強いのかもしれません。 メディオロビビア・ナタリアーラム VG952-2 4月にも登場していたナタリアーラム君が再度開花をしていたので写真に撮ってみました。 内側がピンクで外側の花弁が白を呈する非常に可愛らしい印象のメディオロビビアです。 本種は2021年後半に記載文が出ているので比較的新しい種類だと思います。 2009年には発見はされていたようなので、おおよそ12年ほど掛けてじっくり見分・吟味されていたようです。 ちなみに、ナタリアーラムは、ギムノのナタリアエと同様に、モスクワのサボテンクラブ(研究グループ)のメンバーを記念して命名されているようです。
但し、ギムノのナタリアエとは異なり、”ナタリア・シェルクノーバ”さんと”ナタリア・クズミナ”さんと言う2人のナタリアさんに対する献名になっています。 ※ ギムノのナタリアエ”ナタリア・シェルクノーバ”さんのみ。 本種は、山道をSUV車で走行中、車両故障になり、その時にたまたま発見されたようです。 サボテン全般的に言えることなのかもしれませんが、本種も生息地は人為的な要因により開発が進み、消失の可能性が指摘されています。 (Kaktus-Klub:2021-3) 大事に維持していきたいと思います。 スルコレブチア・カリクロマ・VS420 先般の冬、寒気が強く訪れた時、いくつかのサボテンが凍傷になり、球体全体が灰色になってしまいました。 凍傷になった2-3日後にはブヨブヨになり、これは駄目だ・・・と諦めていました。 写真は、その後4月時点の状況です。 この頃にはブヨブヨになった球体には張りがもどり、指で抑えても固くなっている事が確認できました。 但し、生気を全く失った様な灰色。まるで、西安の兵馬俑の様です。 そして現在。
まるで、になっていた球体にも生気が戻ってきています。 成長点に傷が入り分頭している部分もありますが、開花してくれています。 ヤレヤレです。 <<追記>> アイロステラ(レブチア)アズルドゥユエンシス ちなみに、スウェーデンの趣味家のアイロステラ(レブチア)アズルドゥユエンシスです。 マイナス7度の寒気にあたり、体液が滲み出ていたららしいですが、見事に復活して花を咲かせてくれているようです。 緋盛丸(Lobivia Hertrichiana)
5年前にブログを書いてから、それ以降、全く登場していないサボテン・緋盛丸。 この緋盛丸の開花をやっと目にすることが出来ました。 もしかしたら、私の知らない所で勝手に咲いていたのかもしれませんが、今回やっと写真に納めることができました。 <<5年前のブログ>> この5年の間に、台風にも見舞われ、本体は腐敗してしまい。2cmほどのカキコ1つしか生き残っていませんでした。 これを新しい温室に一年ほど置いていたのですが、何とか根付いてくれ4cmほどに成長してくれました。 朱色の花弁に、外側が白く色づき、なかなか綺麗な花色です。 球体もそこそこ暗い紫色を保ってくれており、購入時の面影を残してくれています。 ロビビア・パンパナ・グラウセッセンス
2016年に種子を購入しているので、もう6年ほど経っています。 キリンウチワのチート(ずる)をしていますが、既に直径20cm程度の大きなサボテンになっています。 このパンパナ君。これまで、花を見ることが殆ど出来ていません。 この6年間で過去に1回きりです。 << 2020年の開花の様子 >> 外側がオレンジで、内側は黄色の美しい花なのですが、今年は再度その花を拝むことが出来ました。 午前中に写真をとったのですが、半開き状態でした。(この写真) 午後になり、全開してくれるかな?とワクワクしながら待っていたのですが・・・・ そのまま、ヒッソリと閉じてしまいました。 ・・・・どんだけマゾやねん。 |
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3月 2023
運営者近畿の住宅地の中でサボテンや多肉を育てています。 |