去年の2月に植え替えたエキノカクタス・綾波。 ほぼ一年経過しましたが、球体がお互いにくっつく程に成長しました。 接ぎ木ばかりやっているので、ついついそちらに目が行ってしまいますが、自根の株もゆっくりと成長してくれているようです。 これらの綾波は師匠から頂いたもので、植え替え直後は環境に馴染めず、3-4株腐らせてしまいました。 とりあえず、40株ほどはありそうなので、師匠にお返しすることも出来そうです。 去年の2月に植え替えた直後の様子です。
<1年前のブログはここ> 九州の温室では赤玉の微細が調達出来ず、日向土(ぼら土)メインの栽培になっています。 日向土(ボラ土)は保湿能力が、赤玉よりも低いので若干乾かし気味の栽培になっているかもしれません。
温かい日が続き、植え替えを行っています。
以前、どこの国かはよく覚えていませんが、恐らくチェコかタイの本に、治具を使って植え替えする事が紹介されていました。 鉢を斜めにしながら、抜いた苗を斜めに置き、土を置いていくという方法でした。 こうすることで、きちんと美しく植えられるようなので、ちょっと真似してみました。 治具は作らずに、端材を鉢の下に挟み込んで斜めにしているだけです。 斜めにした鉢に、抜いた苗を置いて行くだけなので、ちょっと簡単そうです。
・・・・で植え替えた結果。
う~ん イマイチ! 下手くそですね。 途中で、互い違いに置いたほうが良いのでは?と植え替え方に迷いも表れています。 ちなみに苗は綾波(学名:Echinocactus (Homalocephala) texensis)です。 サボテン師匠からの頂き苗です。
長くに渡り、悩まされてきた翠平丸ですがようやく調子を取り戻しつつあります。
なにか工夫をして調子を戻したというよりも、ただ単にビニールハウスに入れて上げたら、元気になったというだけです。 う~ん。ビニールハウスがデフォルトで必要?というのはなんというべきか・・・ 一般的な家庭環境で、手元に置いて愛でるという楽しみは難しいサボテンなののかもしれません。 せめて、小型のフレーム環境でも育ってくれれば良かったのですが、私には出来ませんでした。 白刺翠平丸のうち一つが全く動かなくて、やきもきしていました。 その間、ゆっくりと萎んで行き、いつ膨らんで行くのかさっぱり分かりませんでした。 ところが、先日よく観察してみると、なんとなくではありますが、動き初めた気配があります。 すこし、膨らんで来たようです。 よくみると赤っぽい刺も出て来ているようです。 このままどんどん膨らんでくれれば良いのですが。
昨年の冬にキリンウチワの砧木が枯れ、根無しとなっていた翠平丸(直径5㎝)です。
根無し翠平丸は2株あるのですが、そのうち一つは根が出て来たようです。 既に球体を触っても動かないほどに根が張ってきました。 但し、もう一つの株は一切根が出ていません。 根がでたり、出なかったり、動きが全く分かりません。 コンラート ローレンツという動物行動学者は、その著書、「ソロモンの指輪」で動物の詳細な観察を通じて、動物の思い、言葉が理解出来る事を示唆していました。 私は、まだまだ、翠平丸の言葉が理解できる領域に達していません。 シクリッド(熱帯魚)については、「ソロモンの指輪」をかっちりはめている感覚はあるのですが、サボテンはまだまだです。 ※「ソロモンの指輪」とは聖書に出てくる動物の言葉が理解できる魔法の指輪
弊宅では翠平丸の成球が3ついます。
これまでほとんど成長せず、調子の悪い状態が続いています。 凹んだまま、2年目を迎えています。 もちろん開花もしたことがありません。 どうしたらよいのか分からず、家のフレームから栽培所のビニールハウスへと引っ越しさせました。
すると、一つが早くも反応してきたようです。
これまでに見たことが無い程ふっくらと、してきました。 残りの2つはまだ萎んだままですが、今年はこの場所で経過を見守りたいと思います。
写真の2株は接ぎおろしに失敗したものです。
本株の根本にはキリンウチワの台木がありません。枯れ果てて完全になくなっています。 球体からも根は出ていません。 しかし、この状態のまま刺が出てきています。(中央部分の赤い刺) サボテンの生理として、「根が出る」=「栄養が取れる」 この状態になって初めて刺が出ると思っていました。 但し、この根無し翠平丸は球体の力を振り絞って、刺を出しています。 その証拠にどんどん球体がへこんできています。 他のサボテンでこの様な状態を見たことが無いので、翠平丸に限った傾向なのでしょうか? |
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5 月 2022
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