メディオロビビア・アインシュタイニー・ノバ MN171a(Mediolobivia einsteinii v. nova MN171a)が今年も開花してくれました。
どうも、うちには2つのタイプのメディオロビビア・アインシュタイニーが存在しているようです。 一つはソリッド・オレンジ。 そしてもう一つはグラディエーションタイプです。 【1】ソリッド・オレンジタイプ】 今年開会したのは、全体的にソリッドなオレンジ色です。 海外の栽培家の開花状況を見てみると、同じ様な写真が出てきます。 【2】グラディエーションタイプ】 一方、昨年は白と赤を伴ったグラディエーションの花色でした。 昨年、弊宅で開花したアインシュタイニー MN171a ポーランドの栽培家のアインシュタイニー MN171a どちらも雰囲気があり、大好きな花色です。 このアインシュタイニーについて、グラディエーションタイプも、ソリッド・オレンジタイプ、どちらも自家受粉で種がとれました。 来年種まきをしてみたいです。
本種は、比較的丈夫で、育てやすい種類です。
アカダニに侵されやすい以外は、特に気をつけることはありません。
いつも元気なメディオロビビア・ピグマエア・オルレンシス WR210(Mediolobivia pygmaea v. orurensis WR210)です。
今年は、最高潮な開花状況の写真を収めることが出来ました。 本株は、キリンウチワに継いだものを、接ぎおろししたので、多頭になっています。 メディオロビビアは、そのまま放っておいては、なかなか種がとれません。 ただし、開花した時に、雌しべに、隣の雄しべの花粉をちょこっと付けてあげれば、どんどん自家受粉して種がとれます。
どんどん種がとれるのは良いのですが、種をつけた後に、どうしても調子を崩す個体が多いようです。
アカダニに侵されやすくなっているのか?もしくは、赤サビ病になっているのか?はたまた南米病になっているのか? よくわかっていませんが、茶膜があがったような状態になり、そのまま調子を崩し、枯れたりする個体が出てきます。 今回は調子を崩さないように、ベニカスプレーで消毒をし、液肥を与えておきました。
オランダ由来のロビビア・ハエマタンサ・レブチオイデス・アルボラナータ(長い!)が開花しました。
去年も開花していたようなのですが、花柄しか見ることが出来ませんでした。 今回やっと目にすることができました。 開花は午前中の8時頃には満開となっていました。 しかし、開花期間はたったの一日だけでした。 本種の栽培について、個人的には、とても難しく感じています。 こんなの「実根で栽培なんてできるの?」という感じです。 ・蒸し暑さには弱い ・成長点が茶色になる(南米病)になる これまでの栽培では散々な結果にしか終わっていません。 うちで開花したのは、ウチワサボテンに接ぎ木した株です。
淡いクリーム色で、なかなかの趣があります。
遺伝子の異なる株が2つありましたので、受粉させておきました。 受粉後は、種子に栄養を取られる為、親株はボロボロになる傾向があるのですが、それを避けるため、液体肥料をかけておきました。 |
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7月 2024
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