キリンウチワの花 (2022年6月20日) ブログで書き忘れていたようなのですが、昨年の6月~7月にかけてキリンウチワの花が咲いていました。 開花後、それらを受粉させていたのですが・・・・ 一週間後には、花はポタッと、「椿」の様に落ちてしまいました。 ・・・終わった・・・ その時点では完全に諦めていました。 キリンウチワの開花株は高さ1.5m、幅は2m。 するどい刺、そして皮膚に入り込みチクチクする芒刺と、とても危険です。 やっかいなので、伐採して片付けようと思って、よく見ると・・・ 花が出てきていた側枝がオレンジ色になっている事に気づきました。 うん? 側枝だとおもっていた、「にんじん」のような物体は、もしかしたら果実? ちょっと触ってみると、比較的簡単にとれてしまいます。 写真の様に、オレンジ色の物体を収穫してみました。 試しに中を割いてみると、維管束なども無く、ジューシーなサボテン果実感があります。 そして、一部には、種子らしきものがあります! どうやら、このオレンジ色の物体は果実で間違い無いようです。 全部に種が詰まっているわけではありませんが、全体の20%程度の果実に10粒~20粒程度の種子が入っていました。 ちなみに、果実は「にんじん」に似ていますが、表面は激しい芒刺に覆われ、素手で触る事は困難です。 キリンウチワは「ウチワ」と言われていますが、草体を見る限り、「ウチワサボテン」っぽさは全くありません。 しかしながら、種子の形体はまさにウチワサボテンそのものです。 種をよく見てみると、「白い毛のあるタイプ」を母木にした種子と「毛のないタイプ」を母木にしたものでは、種子の大きさが若干異なります。 「毛の無いタイプ=ルリバキリン?」を母木にした種子が若干大きい感じです。 まだ、オレンジ色になっていない、青々とした果実も残っています。
色が変わり次第、収穫してみたいと思います。
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サボテンクラブのメンバーの方から頂いた、アルブカ・コンコルディアナです。
いわゆる「ケープ・バルブ」と呼ばれる南アフリカ共和国産の球根植物です。 メンバーの方も、本種は温室に入れず露天栽培をしていました。 とにかく通風と直射日光が葉のカールを保つのに必要な様です。 また、ある程度大きくなったら、水を切らせ気味にしないと、これまた葉っぱのカールがなくなり真っ直ぐになってしまうようです。 冬型の植物という事もあり、海外のサイトでは-7度にも耐えうるということです。 真冬でも、このまま軒下栽培を続けたいと思います。 水や肥料などを多く与えて可愛すぎるとよく無さそうなので、若干スパルタ気味に育てたいと思います。
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7月 2024
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