今年になり50株程度、シャコバサボテン接木を実施していました。 最初は成功率が低かったのですが、だんだんと慣れてきたようで、徐々に成功率が上がってきています。 ある程度大きくなったものは、ビニールハウスで地植えしているキリンウチワに接ぎ変える為に抜き上げました。 シャコバサボテンは夏の暑さには弱いようですね。 台木の腐りが7月、8月から発生するようになってきています。 腐ったものも、元気なものも、とりあえず、栽培所に持っていきました。 シャコバサボテンから、切り離し、穂木をキリンウチワにすげ替えます。 シャコバサボテンで "安全サイズ" にまでは大きくなってくれています。
この状態でキリンウチワに接木すれば11月くらいまでには "開花サイズ" までは狙えるのでは? と思っています。
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ギムノカリキウム・チュブテンセ Gymonocalycium chubutense JPR 92-068/154, Puerto Madryn, Chubut 以前から、興味があり、栽培しているサボテンです。 クベサイ・チュブテンセ・ドウブニオラムと3種類育てていましたが、現在では、チュブテンセとクベサイしか残っていません。
ただし、気候データを見ると、たしかに冷涼な気候のようですが、”厳しい”寒さにはならないようです。 夏は暑くなく、冬もそんなに寒くない、でも、年間を通じて、気温差があると言った、日本の春と秋がずっと続くような感じのようです。 ちなみに、Chubut県をGoolge Mapでぶらついて見ましたが、なんか、20年前の中国・内蒙古の様ですね。 栽培してみて、本種は暑さに弱いと感じています。 (基本的に、ギムノはパラグアイ周辺のを除いて、全般的に暑さ弱いと感じています) こうした暑さに弱いサボテンであっても、根をキリンウチワすると、暑さに抵抗が出来て、乗り越えてくれることが多いのですが・・・ 本種は猛暑を乗り越えることにあまり成功しませんでした。 キリン根にも関わらず、頭からジュレて消滅する個体がチラホラと出ていました。 ギムノカリキウム・クベサイ(Gymnocalycium kubesai JPR 92-68-154) 接木すること無く、なぜかスクスクとあまり、拗らせること無く育っていくれているクベサイです。 今回、ふと気づいたのですが・・・あれ・・・? クベサイとチュブテンセのフィールド番号同じですね。JPR 92-68-154とJPR 92-068/154 う~ん KubesaiとChubutenseはトゲとか、肌色が微妙に違うイメージがあったのですが・・・
F0とかF1とかで交配した個体の特徴が微妙にでているのかな? 本当は同じフロラ(植物相)のサボテンなのかもしれませんね。 作業工程ごとに地植えをしてたので、種類が関係なくバラバラになっていました。 少しづつですが、植え替えを実施し、種類を固めるようにしています。 一応、スルコレブチアを固めてみました。 受粉させる時も、あれこれ探し回らずに済むのでこれで一安心です。 ちなみに、種名とフィールド番号は、ウチワサボテンの体にマジックで記載しています。 ロビビア・メディオロビビアの2種類もフィールド番号ごとに並べることが出来ました。
なんだろう、フィールド番号で、キレイに並べることが、すごい快感です。 4~5年前に導入した、チェコ人おすすめの台木です。 鉢で育てていたので、数年間泣かず飛ばずの状態でしたが、地植えを実行してから、かなり成長速度が増してきました。 来年あたりは台木として使えそう? 一応、ハリシア・ポマネンシス(Harrisia pomanensis)で導入しました。 でも、これ、本当にポマネンシス? 通常、ポマネンシスはもうちょっと、袖ヶ浦っぽい姿をしていると思うのですが・・・ 本種は体が見えないほどトゲが密集しています。 花が咲くと、もうちょっと種類の判断も付きそうなのですが、今年は花が咲いていません。 まだまだよく分からないサボテンです。 本当にトゲだらけです。
こんなものがが、台木として使えるのか甚だ疑問ですが、来年はチャレンジしてみたいと思います。 キリンウチワの接木はリモートで出来ないので、月に一度集中的にやっています。 5月はコロナが怖くてお休みしてしまいました。 6月と7月はせっせと接木したのですが、全然間に合っていません。 高さ50cmにもなるような株も出てきてしまっています。 接いでも、接いでも、温室の後ろにはワラワラと地植えの台木が生えてきます。 早く、鉢上げしなければ・・・ 映画:キングダム・オブ・ヘブンで、兵士がワラワラと出てくる映像が脳裏にちらつきます。
エルサレム王・ボードゥアン4世に対峙する、サラディンになった気分です。 「ぎょーさん、敵おんなぁ~」 去年は何もわからず、11月だから大丈夫だろうと棚の上に小さな苗を安置していました。 すると、ほとんどが日焼けして弱ってしまいました。(直射日光7-8時間) その為、現在は直射日光が殆どあたらない棚下で小さな実生苗を管理しています。 多くの株がすくすくと成長してくれ、今年の冬には植え替えが必要な雰囲気です。 ただし、これでも、高山性のギムノカリキウムは頂点部が赤くなってりしています。 まだまだ過酷な環境の様です。 羅星丸系のギムノはとても育てやすいです。
暑くても、すくすくと成長してくれています。 エイリアンをキリンウチワに接木しては、地植えで大きくしています。 エイリアンらしく、子供が良く出てきてます。 (ちょっと出過ぎな気もしますが・・) キリンウチワに接木した普通のランポーです。
こいつも仔吹きしています。 もはや、エイリアン関係なく、みんな仔吹きしています(汗) キリンウチワの接木で、ランポーが仔吹きすることはこれまで、あまり経験したことが無いのでちょっと戸惑っています。 かき取って更に接木するか? かき取って捨てるか? 貧乏性なので、捨てるのがなかなか出来ません。 |
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2月 2025
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