一時は、狂ったようにキリンウチワに接いでいましたが、今年から再スタートできました。 台木繁殖用の元手が少なかったのでスタートダッシュはちょっと遅めです。 【根出し管理と肥料溶液投入】 相変わらず、カットしては水の入ったペットボトルに挿していきます。 この状態にして、7日~10日すれば、根が出てきます。(7月~8月) 根が出たら、水を捨て、OTA肥料溶液を投入します。 > OTA肥料溶液の濃度 【実生接ぎをしてからの養生】 実生苗を接ぎ木してからは、膨らみを確認し、新しい刺が出るまで室内(午前中直射日光あり)で管理しています。おおよそ1~2週間はこの状態です。 新しい刺が出たら、室外のビニールハウスへデビューさせています。 【雑感】 これまで、キリンウチワで大きくした苗は、ある程度の大きさになったら、接ぎおろしを行っていましたが、今後は方針を変えようと思っています。 キリンウチワで大きくするのはあくまで中継ぎ。 本命のオプンチア・柱サボテンへ移管をより早くするための位置付けに今年からしたいと思っています。 【蛇足】
首の皮一枚でつながった実生接ぎ株です。 こんな状態でも大きくなっています。 とても維管束がつながっているようには思えないのですが・・・ 不思議です。 8月になり、ますます暑い。 高山性のギムノカリキウムにとっては、あまり嬉しくない季節です。 初夏の頃、新しい刺を次々と出し、大きくなってきたのが、盛夏になりスローダウンです。 フェロシオールは冬場の休眠中はかっこよいのですが、温かい成長期には緑の地肌が膨らみます。 この事により、刺と刺の感覚が開いて、あまり格好良くはありません。 例外的に、上の写真の個体は夏場であっても中々見応えのある身体をしています。 悔しいことに、この個体は全く花を咲かせません(苦笑) ギムノカリキウム・リオジェンセ・パウシスピナム 暗めのボディーでお気に入りのギムノです。 よく欧米で”Spec TEL”と表示されているサボテンの一種だと思います。 このサボテンも、成長がちょっと一休みといった感じです。 ギムノカリキウム ステラーツム Var フラビスピナム
いわゆる瑞昌玉というサボテンだと思います。 Flavi(ラテン語)=金色・ブロンド色 / Spinum=刺 ということで、黄色っぽい刺になるのが模式種なのかもしれませんが・・・ あまり黄色っぽい刺を持った個体は多くありません。 白っぽい刺が多いような感じです。 残念なことに、先般の梅雨の時期に、数個体、腐らせてしまいました。 |
カテゴリ
すべて
アーカイブ
2月 2025
運営者近畿の住宅地の中でサボテンや多肉を育てています。 |