オルテゴカクタス・マクドガリー
花は初めて見るような気がします。 本種はよく増えて栽培しやすいのですが、兎に角、花を見ることが殆どありませんでした。 今年は何が良かったのでしょうか? 花が咲いています。 育苗バットで育てているのが良かったのかな~ 今までは鉢が小さ過ぎたのかもしれません。
マツカナ・白花奇仙玉
数年前に種まきをして、私にしては珍しく、接ぎ木せずに大きくした個体です。 発芽率が高く、その後の斃死率も低かった為、接ぎ木せずにすみました。 今年初めて開花しました。 赤花と比較して、白花はトゲが殆どありません。
マツカナ・赤花奇仙玉
調子を崩した後で、腰が折れていますが、比較の為に写真を掲載したいと思います。 赤花は球体にトゲが沢山あります。
秋に温室が潰れてからは、家のフレームに置かれることもなく、軒下におかれたままのオルテゴカクタス・マクドガリーです。
今年の冬に植え替えたのですが、この一年でかなり分頭し、モリモリと成長してくれています。 温室栽培では、若干、膨らみすぎかな?という気がしていました。 今は、日当たりの良い軒下で風に当てまくっているので、このまましっかりと育ってほしいものです。
成長は順調なのですが、本株には一つの悩みがあります。
それは、全く花が咲かないことです。 オルテゴカクタス・マクドガリーは4-5cmの単頭株は花が咲いたりするのですが・・・ 群生株は、全く咲いてくれません。 何故なんでしょう? オルテゴカクタスのまとめ
オルテゴカクタス・マクドガリーが順調に増えてきています。
どんどん子供が出てくるので、挿し木ばかりやっています。 しかも、本種はサボテン随一と思えるほど根出しが簡単です。 他のサボテンよりも、かなり早く発根してくれます。 現在、ビニールハウスで育てていますが・・・どうなんでしょう? 本種はフレームでも、とても良く育ってくれていました。 却ってビニールハウスの方が良くないかも?と感じています。 まずは、今年の夏越しの状態を見極めてみたいです。
小さな苗も育てています。
よく見ると・・・結構、腐っちゃっています(泣) 本種は、キリン団扇とはあまり相性がよくありません。 海外では、オプンティアとキメラ現象がおきている写真が紹介されています。 http://www.cactus-art.biz/schede/ORTEGOPUNTIA/Ortegopuntia_sp/Ortegopuntia_PERCY/Ortegopuntia_cv_Percy.htm 「さぞかし、オプンティアと相性が良いのだろう」と思い、紅花団扇に接いでみましたが、それも微妙な成長具合です。 実生苗を大きくするのはそこそこ難易度があるようです。
海外のサイトで、オプンチアとオルテゴカクタス・マクドガリーのキメラ個体を目にすることがありました。
キメラで細胞同士が一緒になるくらいだから、オプンチアとマクドガリーはさぞかし相性が良いのだろうと思い、接ぎ木してみました。 台木は紅花団扇です。 既に一年程たっていますが、相性については・・・ 「?」といった感じです。 大して良くはありません。 脇芽もたくさん出てきます。
枝が広がって邪魔だったので、数本切り取りました。
また根のある子供が外れてしまいました。
本種は結構挿し木が容易でした。
昨年実験的に挿し木した子株も、簡単に発根してくれ、体には子株が沢山ついています。 この子株を切り取ってキリンウチワに接ぎ木すれば沢山増やせそうなのですが・・・ 弊宅ではマクドガリーとキリンウチワの相性はあまり良くありません。 接ぐと、ランポー玉と同じように、維管束のコルク化が発生してしまいます。 【維管束のコルク化はこんな感じ】 そんなに、成長が遅い種類では無く、また、子供も待っていればどんどん出てくるので、素直に挿し木で増やそうと思います。
根はこんな感じでした。細い根が沢山ついています。塊根系の根ではないことが確認できました。
オルテゴカクタス・マクドガリーのうんちく
【参考】去年の様子
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3月 2023
運営者近畿の住宅地の中でサボテンや多肉を育てています。 |