テロカクタス・サラデンシス・VZD041a テロカクタスというのは本当に良く分かっていません。 とりあえず、播いて、育てながら、覚えていくような手探りの感じです。 育てている人も少ないのか、海外での情報も殆ど出てきません。 しかもテロカクタスは似たようなのが多いので、ちょっと混乱しそうになります。 株分けして数が増えても、トレースできるように、名札作りが欠かせません。 ちなみに、このVZD041をField Number Queryで調べてみると・・・ 全く違う名前に・・・ ”Thelocactus rinconensis ssp.multicephalus v.nova VZD 041” ルチケファラス? 先々週、ブログに書いたマルチケファラスと同じ種類かもしれません。 <テロカクタス・マルチケファラス> ただ、違う点は下記のようです。 VZD041 :San luis potosi産 ちょっと南側 KKR383 :Nuevo Leon産 ちょっと北側 しかも、名称の箇所をよく見ると、リンコネンシスのマルチケファラス? もう、大分類=リンコネンシス、小分類=マルチケファラス、 更に小さな区分けとして、VarのNova(新種)ということです。 種子業者で使われているサラデンシスとは暫定的に命名されているのかもしれません。 (知らんけど) ややこしい・・・ なんなんだろう、このややこしさの既視感。 ・登場人物の名前を覚えるのが苦痛な小説。 ・メモを付けながら必死に読んだ、あの小説 ・誰だっけこれ?の迷宮に陥るあの小説 「ロージャ」 「ロジオン・ロマヌーイチ」 「ロジオン」 「ラスコーリニコフ」 「ロジオン・ロマヌーイチ・ラスコーリニコフ」 みんな同じ人! シノニム多すぎんねん! 「罪と罰」by ドストエフスキー
夢野久作のドグラ・マグラも苦痛でしたが、、、、 「罪と罰」もかなり苦痛。
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テロカクタス・マルチケファルス KKR383 実はテロカクタスが結構好きです。 以前、「眠獅子」と呼ばれるテロカクタスを栽培していました。 その時は、カッコ可愛いサボテンだな!と表面をなでなでしては「悦」に浸っていました。 いつか眠獅子も再度栽培したいな!と思っていますが、なかなか以前栽培していた大きさの眠獅子に出会えていません。 海外の種子リストにも沢山テロカクタスが掲載されています。 種子リスト上にある”Thelocactus”の文字が「おいでおいで」と手招きしているような気がしたので、一昨年からいくつか播種しています。 このマルチケファルスは若干蒸し暑い気温が苦手の様で、夏には肌が荒れたりしてきます。 また、一部の個体ではアリオカルプスの様なシワが入ってきたりしています。 別の個体ですが、シワなしの個体も存在しています。
シワなしの個体は、若干小さめの個体が多いのですが、年齢を重ねたらシワが増えてくるかもしれません。
冬の間はしわしわになっていましたが、春から球体も張りが出て来て成長しているようです。
本株は所属しているサボテンクラブの競技苗として一昨年に頂いたものです。 初めての参加だったのですが、うまい育て方をされる方は、扁平にとても大きく成長させていました。 栽培方法如何でここまで個性が変わってくるのか?と、とても為になりました。 今回ブログを作成するにあたり学名を調べたのですが、 紅鷹はテロカクタス属のヘテロクロムス(heterochromus)と呼ばれる様です。 ヘテロとは「異なる」と言う意味を表しています。 反対語は良く知られる 「ホモ」です。(“同一”の意味) Chromusは恐らくカラー(色彩)の意味を表していると思われます。 つまり、「刺の色が赤から白へ変化する」ことを学名で表しているのだと思います。 とても分かりやすい学名だと納得してしまいました。 |
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7月 2024
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