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Kakteenweb

フェロカクタスの生物群と金鯱について

2/25/2025

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私が加入しているサボテンクラブの会長は、大のフェロカクタス好き。
こんなデカくて、痛々しそうなサボテンの何処が良いのだろう?
・・・と、10年ほど前は全く理解できなかったのですが・・・
今となっては、フェロカクタスが私の温室に鎮座しています。

私が最初に購入したフェロカクタスは、金鯱(エキノカクタス)と交配された個体との事でした。
(滋賀の老舗サボテン屋さんで購入)

フェロカクタスとエキノカクタスは相互に交配できるのであれば、この2属は近縁種なのだろうと思っていました。
そこで、この近縁関係を学術的に証明している情報は無いか?と以前から気になっていました。

Chat GPTぶん回し検索をしていると、サボテン関係はBotanical Society Of Americaという所の論文掲載がホットスポット?と思えるようになってきています。

そこで、調べてみると下記論文がみつかりました。
PHYLOGENETIC RELATIONSHIPS AND EVOLUTION OF GROWTH FORM IN CACTACEAE (CARYOPHYLLALES, EUDICOTYLEDONEAE)
- - - サボテン科(ナデシコ目、双子葉植物目)の系統関係と成長形態の進化


ただし、この論文、南米サボテン、北米サボテン、森林性のサボテンから、オプンチア、杢キリン類までの系統樹を作成してみる!という気宇壮大な内容になっています。

また、発行年も2011年と若干古いです。

また、DNA解析も説明変数がちょっと変わることで相関係数/有意度とか大きく変わってくるのでは?と素人ながらに感じることもあります。
​
※ 私は生物関連でデータ解析は行ったことはありませんが、企業データで統計解析を行うことがあります。
 この時に、説明変数をチューニングすることで、大きく求める結果が変わったりすることがあります。
 その時からの想像です。

​いずれにせよ、この論文をNotebookLMに読み込んで頂き、フェロカクタスとエキノカクタスの関係性について、説明してもらいました。
 (蛇足)ChatGPTが出てきたばかりの頃、ChatGPTのハルシネーション(幻覚/でたらめ)が問題となっていました。
ずいぶん改良されたとは言え、Chat GPTではやはり、ハルシネーション的な挙動を感じる時があります。
一方、GoogleのNotebookLMは与えられた資料(PDFなど)をより深く読み込み。
知らない事は知らない。
書かれて無いことについて、そんな事は書かれていません!と明確に否定します。
その点、使い勝手がよく、外国語文献の解析には愛用しています。
写真
金鯱と神仙玉との交配種として入手した個体。金鯱とフェロカクタスはさぞかし近縁種なのだろうと思いきや・・・・
1)フェロカクタス クレードについて
 クレード
とは、共通の祖先から進化した生物のグループのことです。
この論文では、サボテンの仲間であるフェロカクタス(Ferocactus)というグループに注目していますが、フェロカクタスは色々な種類が混ざったグループであることが分かっています。
Butterworthという研究者たちが、以前にフェロカクタスに似たグループを見つけました。
この論文の研究者たちも、同様のグループを見つけたと報告しています。
このグループを、ここでは「フェロカクタス クレード」と呼ぶことにします。
この「フェロカクタス クレード」には、フェロカクタスだけでなく、他の種類のサボテンも含まれています。
具体的には、以下のサボテンが「フェロカクタス クレード」に含まれています。
・Thelocactus(テロカクタス)
・Stenocactus(ステノカクタス)
・Leuchtenbergia principis (レウクテンベルギア 晃山)
・Sclerocactus uncinatus (スクレロカクタス 羅紗錦)
写真
Thelocactus buekii (PP 374), La Ascension, NL テロカクタスってフェロカクタスと近縁種なんですね。何となく、マミラリアに近い存在だと思っていました。
2)フェロカクタスと金鯱との近縁関係
 結論から先に言うと、Echinocactus grusonii(エキノカクタス・グルソニー、通称:金鯱)は、「フェロカクタス クレード」には含まれていません。
この論文では、「金鯱」はアズテキウム(Aztekium)クレードという別のグループに、アストロフィツムと一緒に属しているとされています。
アズテキウム(Aztekium)クレードは、Cacteae族の中で比較的初期に分岐したグループです。
「フェロカクタスクレード」に含まれるサボテンは、1本で生えるものもあれば、群生するものもあります。
また、茎(体)には肋(あばらのような模様)があり、その肋に沿ってイボのようなものがついているのが特徴です。

ただし、この「フェロカクタスクレード」が本当にまとまりのあるグループなのかどうかは、まだはっきりとは分かっていません。
この論文の分析でも、このクレードの支持率は中程度とされています。今後の研究で、より詳細が解明されていくと、変更される可能性があります。
写真
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アズテキウム・花籠の現状&調べてみたこと

7/3/2017

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アズテキウム・花籠(Aztekium ritteri)
アズテキウム・花籠(Aztekium ritteri)
購入後2年経過したの花籠です。
袖ヶ浦に接木している株ですが、成長は遅いです。
吹いた子供が若干大きくなっているかどうか?といった感じです。
 
自根の場合、一年間に1㎜程度しか大きくならないというので、これでも成長早い方なのかもしれません
アズテキウム・花籠(Aztekium ritteri)
 花籠をいろいろ調べてまとめてみました
・属名アズテキウム(Aztekium)には「アステカの円形カレンダーに似たサボテン」と言う意味がこめられている
 ※アステカカレンダーとは
・アズテキウムには3つの種類がいる。
     ・ 一つが花籠(Ritteri:1929年)
  ・ 二つ目がヒントニー(hintonii:1991年)
  ・ 三つ目が紅籠(valdesii:2011年)
・花籠はメキシコのヌエボ・レオン州のラヨネスと言う町で発見された。(左図)
・花籠は切り立った崖にへばりつく様に生育している。
・海抜890-1045メートル程度の場所に生息している。
・花籠が好む基質は石灰岩や石膏質(gypsum)の岩石
 ※ツルビニカなどに石膏質岩石を好むものが多いですね。
・テマリカタヒバと呼ばれる苔の仲間と共生関係にあると考えられている。花籠の微細な種子は、このテマリカタヒバに守られて大きくなると考えられている。
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    近畿の住宅地の中でサボテンや多肉を育てています。
    小さなフレームとLEDやヒーターなどを駆使して栽培していましたが、2020年より実家の九州でビニールハウスを構えて新たに栽培しています。
    失敗だらけで腐らせてばかりですが、なんとか立派なサボテン・多肉を育てたいと思っています


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