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アウロノカラ(Aulonocara)

学名の由来

学名のアウロノカラとは、「笛の指穴の様な凹部が、頭部に表れている」事を表現しています。
 ・Aulos (ギリシャ語)=笛の指穴
 ・Cara(ラテン語)=頭部
実際、アウロノカラの下顎の部分には、連続した穴が連なって存在しています。(右写真参照)

頭部にある穴の役目

研究者の間では、この穴は側線が進化したもの考えられています。
そして、この穴はソナーの役目を果たしています。
 アウロノカラ属の魚達は、このソナーを用いて、湖底に生息するエビ・小魚が発する微小な波動を探知し、捕食活動を行っています。
なお、タンガニーカに存在するアウロノクラヌス属にも同じような習性があります。
画像

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アウロノカラ属の飼育

アウロノカラは基本的には大人しく、他のアフリカンシクリッドと混泳させると、端に追いやられる存在に成りがちです。
また、動きの緩慢な種類が多く、動きの早く餌取りのうまい種類、特にムブナ・ニンボクロミスなどと混泳させると痩せ気味になることが多くなります。
その為、アウロノカラに合わせ給餌をすると、餌取りのうまい種類は太り気味になります。
アウロノカラにも十分に餌が行き渡るように、すばしっこく、太ったシクリッドは一時的に隔離絶食させるのも一つの手です。
ちなみに、アフリカンシクリッドは2-3週間絶食させても死ぬ事はありません。

穏やかなアウロノカラと言えども、成魚になり、発情期を迎えると同種間では小競り合いが始まってきます。
特に、オスとメスを同じ水槽で
飼育していると、なかなかうまく行きません。
メスは
四六時中オスのアピール、または攻撃などのストレスさらされることになります(※1)。
この為、メスはストレス性の腹水病に罹患しがちで、オスとの混泳でうまく育てるのはかなり難しいです。
また、オスはメスを見ると、より攻撃性が高くなります。
オス同士で多頭飼育できていても、メスを入れた後、オス同士の争いが勃発し、関係性が崩壊するという事もありえます。
オスとメスとは通常は別々に飼育し、ブリーディング時のみ、メスの水槽にオスを導入するのがお勧めです。

(※1)抱卵していないメスはオスのアピールに応じる事が出来ません。
    そうした場合、ひとしきりフィンディスプレスをやり終えたオスは逆ギレを起こしたかの様な攻撃をメスに加えることがあります。

アウロノカラ属の中の小グループ

アウロノカラ属には、現在30種類ほどが知られていますが、主に下記の5グループに分けることが出来ます。

(1)バタフライ グループ

バタフライグループ(又の名をヤコブフレイベルギー グループ)の特徴は、彼らの鰭が成長と共に伸長してくる点にあり、その美しい姿が蝶々(バタフライ)の様であることから本グループはバタフライ グループと呼ばれています。
学術的には、本グループの魚は基本的にはアウロノカラ ヤコブフレイベルギー(Aulonocara Jacobfreibergi)の学名がつけられています。
この学名はアメリカのアフリカンシクリッドのディーラーであるヤコブ フフレイバーグ氏を記念している事に由来しています。

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 バタフライグループは、岩石と岩石が合わさり、洞窟の様になった所を中心に生活しています。
こうした場所は、非常に暗い環境にあります。
この事により、このグループの魚はもっともアゴの部分のソナーが発達しているに違いないと専門家は考えていました。
しかし、実際に研究が進むにつれ、彼らのソナーはアウロノカラの中でも最も小さい事がわかりました。


 飼育面では、バタフライタイプの難易度は高くはありません。
しかし留意すべき点があります。
彼らはアウロノカラ属の中でも岩礁に頼り生活する傾向が最も強い魚です。
岩礁地域には、縄張りの目印になるような岩の窪み・凸面等が多く存在してます。
その為、本グループはアウロノカラ属の中でも最も縄張り意識が強い傾向にあります。

特に、姿・形の似た同属内では、お互いにライバル視し、攻撃を行う傾向があります。
その為、ヤコブフレイベルギーは他のアウロノカラ属の魚とはあまり一緒にしない方が良いかもしれません。


 繁殖面での難易度は高いとは目されていません。
しかし、その縄張り意識の強い性格が往々にしてメスを死に追いやる事があります。
オスとメスを一緒にする場合は、その点に注意した方が良いと思われます。

(※各種類の詳細は写真をクリックしてください)
アウロノカラ ヤコブフライベルギー
アウロノカラ ヤコブフフレイベルギー "エウレカレッド"
​Aulonocara Jacobfreibergi "Eureka Red"

(2)スチュアートグランティ グループ

スチュアートグランティ グループ(Stuartgranti Group)はアウロノカラ属の中で、最も普及したタイプで70年代の頃には国際市場で出回るようになってきました。
彼らは、岩礁地帯と砂地が交じり合った中間地帯、いわゆるインターメディエート ゾーン(Intermediate zone)に生息しています。

このスチュアートグランティ グループには、学名がアウロノカラ  スチュアートグランティである種類が、その殆どです。
それ以外にも、骨格や、縞模様(メラニンパターン)などを元に本グループに属している魚も存在しています。
​(
※各種類の詳細は写真をクリックしてください)

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Aul バエンシー "ベンガ"
​Aulonocara baenschi "Benga"
アウロノカラ スチュアートグランティ
Aul スチュアートグランティ "サンガ"
​Auonocara stuartgranti "Sanga"
アウロノカラ スチュアートグランティ
Aul スチュアートグランティ "ムバンバ"
​Auonocara stuartgranti "Mbamba"
アウロノカラ sp
Aul sp "スチュアートグランティ マレリー"
Auonocara sp stuartgranti "Maleri"
アウロノカラ spスチュアートグランティ
Aul spスチュアートグランティ"チティムバベイ"マウラナ
Aulonocara Stuartgranti "Chitimba bay" Maulana
アウロノカラ spスチュアートグランティ
Aul spスチュアートグランティ "マイソニ"
Aulonocara Stuartgranti "Maisoni"
アウロノカラ sp
Aul sp "ターキス"
Aulonocara sp "Turkis"
アウロノカラ スチュアートグランティ
Aul スチュアートグランティ"コブエ"
Aulonocara Stuartgranti "Cobwe"

(3)チタンデ グループ

チタンデグループの主な特徴は、その吻部から頭部にかけての丸い形状です。
彼らは一般的に、深い砂地の場所に生息しています。
本グループの一部の種類では、野生化において一年のある一定の季節に一度しか繁殖を行いません。
この性質は人工的に飼育している状況でも同じようで、こうした種類においては人工繁殖個体が流通する事が非常に少なく、目にすることも少ないと言われています。
アウロノカラ エッセルウィナ チタンデ アイランド ​Aulonocara ethelwynnae
アウロノカラ エッセルウィナ "チタンデ アイランド"
​Aulonocara ethelwynnae "Chitende Island"

(4)メイランディ グループ

メイランディグループの特徴はその背中から頭にかけての禿げ上がったような色彩にあります。体は比較的暗い色を呈するのですが、頭から背中にかけては明るい色が出るようになります。
本魚の飼育は難しくはないのですが、完全発色をさせるには、複数のメスと一緒に飼育するのが良いと思われます。
繁殖に関して、彼らは一度に100個と非常に多量な卵を咥えます。
しかし、その卵の大きさは他のアウロノカラとも比べても比較的小さく、孵化率もあまり高くないと言われています。

アウロノカラ メイランディ Aulonocara maylandi
アウロノカラ メイランディ
Aulonocara maylan
di

(5)砂地生息グループ ( サンド ドゥエリング グループ )

頭部の骨格から判断して『砂地生息グループ』は全てのアウロノカラの中で、最も探索ソナー孔が発達した種類だと言われています。
こうした探索ソナー孔は目の下の部分から下あご部分にかけて並んでいます。

また、この部分の鱗の数が砂地生息グループは他のアウロノカラよりも多い事が分かっています。
彼らに関しての学術的な知見の累積は豊富で、現在ではこのグループに存在する魚は6種類が知られています。
1.Aulonocara Nyassae
2.Aulonocara guentheri
3.Aulonocara rostratum
4.Aulonocara gertudae
5.Aulonocara brevinidus
6.Aulonocara aquilonium
本グループは色彩的にも比較的銀白色に近く、生息地である砂地では目立たない色彩となっています。
野生化では、彼らは捕食・繁殖活動を広大な砂地の上で行っています。
その為、危険が迫った時に石や水草の陰に隠れると言う回避行動を知らない魚です。
その為、水槽で飼育した場合には混泳魚には注意が必要です。
性格の荒い魚とは一緒にしない方が良いと思われます。

また、彼らの生活していた環境に近づける為にも、底砂は比較的目の細かなパウダー状の砂を敷いてあげると、リラックスできるはずです。
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