ネオキレニア・ナピナを育てています。
過去の購買リストを見てみると、ドイツのケーレス(Koehres)から導入したようです。 (購入しすぎて、記憶があいまいになっています(恥) もう、実生して3年たっていると思います。 5月くらいから開花初めて、8月現在も止まること無く開花してくれています。 ネオキレニアはやはり、というか、当然というか夏に弱いです。 特に暑さに弱く、成長点が白化する。いわゆる「南米病」になったりします。 また、暑さに耐えきれず球体が突然グジュグジュになり、腐ったりしてしまいます。 ただし、このナピナは比較的強いようです。 暑さに負ける個体は少なめです。
左右は、遺伝子の異なる兄弟株です。
同じ場所に置いているのですが、左側は緑っぽい色。右側は紫色っぽい色をしています。 また、紫の株は、次々と花を咲かせるのですが、もう一方は、花の気配は全くなし。 不思議なものです。 同時に花が咲いてくれると、種が取れて楽しみが増えるのですが、なかなかうまくいきません。 ボチボチ待って見たいとおもいます。
ネオチレニア(テロケファラ)・グラブレッセンスを植えています。
たくさん分頭しているのですが、一部から「班入り」の頭が出てきました。 あくまで、個人的な美観の問題なのですが・・・ 植物の「斑入り」というものが、どうも子供の時から苦手です。 病気じみている感じが、どうしてもしてしまいます。 (例外的レンポー玉の斑入りは好きかもしれません。) グラブレッセンスの斑入りは、この一つだけなので、そのまま育てたいと思います。 増えちゃうと、ちょっと気持ち悪さを感じてしまうかもしれませんが・・・
一昨年実生した豹頭(Neochilenia napina FR249)をキリンウチワに接いで、成長させていました。
ネオチレニアをキリンウチワに接ぐと、相性よく、すくすくと成長します。 但し、大きく成長させ過ぎると、接ぎ降ろした後に、腐りが発生し、斃死する事が多いような感じがしていました。 原因を究明すべく球体を割ってみたのですが、大きく成長させすぎると、球体の内部に鬆(す)、つまり「空洞」が入っていました。 この状態で、湿度の高い日が続くと球体の内部から腐敗が進行していくようです。 この以前の失敗をもとに、豹頭の接木にあたっては3-4㎝程度の小さい状態で接ぎ降ろしをするようにしました。 これまでの所、腐りをまだ経験していません。 >>去年の水耕栽培の様子
さらに、今年の5月の終わりから6月には開花してくれました。
異なるの遺伝子株をもっていたので、受粉させていました。 既に一カ月程経ちますが、まだ裂果してくる気配はありません。 但し、丸く膨らんできているので種子はできているようです。
写真は「エリオシケ(ネオキレニア)・オディエリー・Sub-Species:グラーブレッセンス」です。(長っ!)
(Eriosyce odieri subsp. glabrescens FK 53 (S Totoral, 40m) 本種が初開花したので、時系列で見ていきたいと思います。 今日は家の事情で栽培所にいけません。 先々週からちょくちょくおこなっていたキリンウチワ接ぎおろし株を植えつけました。来週から暖かくなってくるようなので、根を出してくれる事に期待したいと思います。 このコピアポアは去年の8月くらいに接いだのですが、成長がとても良く6cmくらいになっています。あまり成長が良すぎると、球体の内部に空間があくという「す」が入る現象が起きてしまいます、怖いので早めに接ぎおろしました。 エキノイデスはエキノカクタスの翠平丸のような「ごっつい」刺をもった写真を良く見ます。 但し、うちではまだまだです。もうちょっと時間をかけて見守りたいと思います。 LEDで育てたので徒長しまくってます。 ネオキレニアを接ぐと夏の太陽いっぱいのシーズンでは子吹きまくり、冬のLEDでは徒長してしまいます。なかなか理想の形になりません。 また、去年はこのように徒長したものに多く「す」が入り、盛夏にバタバタと腐っていきました。 あまり大きくなっていませんが、これ以上接いでも良い事なさそうなので接ぎおろしました。 エスペランザエは2011年とか2012年に新種記載されたとても新しい種類です。 本来は平べったく真っ白な姿でとても魅力的ですが、接いだので見る影もありません。 種取り用に早く大きくしたかったので接いでみました。 種小名の意味である「三つの刺のでるギムノカリキウム」から逸脱した姿になっています。WEB上での写真でもトリアカンサムは3つの刺が出ているのが多いのですが・・・うちの個体は6本も出ています。 大きくなったら3本刺になるのでしょうか? < 種小名の意味 > Tri=三つ Acantho =刺 直径が6cmくらいになり、キリンウチワではバランスが悪そうなので接ぎおろしました。本種は難しいと良く聞くのですが、家では実生も接ぎ株もスムーズに生育してくれています。 |
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11 月 2020
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運営者大阪の住宅地の中でサボテンや多肉を育てています。 大きな温室がある訳ではなく、小さなフレームとLEDやヒーターなどを駆使して栽培しています。 |