台風で吹き飛ばされた温室ではロフォフォラを育てていましたが、その後、しばらくロフォフォラからは離れていました。 サボテンクラブの師匠から種子を頂いた事もあり、こじんまりですが再開しています。 ロフォフォラ・アルベルトヴォイテフィー(アルベルトボイテフィー) 本種の由来は、オランダのBercht Cactusです。 ギムノや南米花物がメインのあの種子リストに、ロフォフォラがあったので、8年ほど前に導入したものです。 ただし、本株はF1では無く、F2にあたります。 8年ほど前に播種したF1個体は、手元に沢山あったので、いつもお世話になっているサボテン師匠の所へ持っていきました。 その後、師匠の元で、私なんぞより、もっと優れた管理下で栽培され続けました。 一方、私の手元にあった株は、その後、台風でほぼ全滅してしまいました。 昨年より、師匠より種子を頂き、アルベルトヴォイテフィーに再度挑戦しています。 あいも変わらず、接木で育てています。 写真は、根が出たばかりのカキ仔株です。 <<サボテン師匠のサイトでのヴォイテフィー種子頒布ページ>> ↑ここにあるヴォイテフィーのFNはKSM762です。 大型鳥羽玉
同じく、師匠より種子を頂いた、大型烏羽玉です。 何株か接木していましたが、接降ろし株が早くも開花してくれました。 底面灌水などをすれば、綺麗な綿毛がでたりするのでしょうが・・・ ちょっと、そこまでの管理は現状できそうにありません。
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ひたすら接降ろし実行中です。 今年は、育苗トレーに用土を入れて根出しをするのでは無く、マルチをかけた土に差し込んで接降ろしを行っています。 用土の準備も必要なく、効率的に作業が進むので、接降ろしがどんどん進んで行くので一安心です。 また、接降ろしを行った時に出てくるカキ仔も、そのまま、地植えしています。 育苗トレーで育成していた時、極小のカキ仔は、なかなか根が出ず、枯らすことがよくありました。 地植えの場合、適度な湿度が長期に渡って維持されるからなのか? 極小のカキ仔であっても根を出し成長してくれます。 貴重なカキ仔をロスさせる事が少なくなってきているので、重宝しています。 植え付けて、1周間くらいですが、花が咲いているものもあります・・・
これは、台木から根が出ているのではなく、これまで接木の状態で溜まったエネルギーを花に変えているだけだと思います。 レブチア、メディオロビビアが開花してきました。 レブチア、メディオロビビアは小ぢんまりと群生して、背も高くありません。 草体も花も大好きな種類です。 多分、サボテンの中では一番好きな種類かもしれません。 これらが開花してくれるとテンションが上ってきます。 メディオロビビア・ピグマエア・ポリペタラ RH873 昨年は、接木されたまま中空の状態で花が咲いていたので、全く冴えない姿でしたが・・・ 今年は鉢植えされ、サボテンらしい姿になって開花してくれました。 桜色が美しい品種で、お気に入りです。 レブチア・ホフマニー
このレブチア・ホフマニーのFNは不明ですが、数年前、河内長野のイベントで入手した株が由来です。 親株は種をつけすぎて(自家受粉)、一年で弱って腐ってしまいましたが・・・・ 残された種を播種しては、少しづつ栽培しています。 どうも、自家受粉してしまうレブチアは種をつけると弱ってしまいます(特に自根の場合) その為、花を楽しんだあとは、花摘みの必要性を感じています。 ギムノカリキウム・羅星丸・パウロブスキー
輸入種子で発芽したサボテンの苗は次世代へ繋げるため、殆どの種類を接木しています。 殆どの株は、接木することで、ただ早く成長してくれるのですが、一部では奇形化したものが出てきます。 写真は、そのうちの一つです。 羅星丸系のパウロブスキーを接木したのですが、異常成長を起こしています。 あまり大きくさせても、今後どうなるか?よく分からないので、とりあえず、挿して発根させています。 どうも台木から発根が始まったようで、全体的に膨らんできて、花芽も上げるようになってきました。 この奇形株、中心部分が空洞になっているようで、半透明です。 ハオルチアを思わせるような風貌です。 こうした現状は、そこそこ起きるようで、インスタで「環状綴化」という言葉を教えていただきました。 一昨年より、ケーレスからアロエ バンバレニー(Aloe vanbalenii)の種子を導入していました。
アロエの種まきは初めてだったのですが、サボテンと同じ要領で種まきをしてみました。 サボテンの播種方法と同じで問題なかったようで、発芽後、数ヶ月で2-3cmくらいのの大きさになりました。 2-3cmになり、育苗トレーに一回目の植え替えを行いました。 アロエの成長速度は早く、一年ほどで育苗トレーからはみ出さん勢いで大きくなってくれました。 大きくなりすぎたので、もう、個別の鉢に植え替えています。 これまで、遮光の強い場所で育ててきましたが、徐々に明るい場所へ動かしています。 太陽の当たる場所に移動させた事により、早速、光ストレスにより赤みが出てきています。 アロエ・バンバレニーは「タコ」と形容されることもありますが、葉っぱが鉢の周りを巻き込むような成長の仕方をしてくれています。 キリンウチワの花 (2022年6月20日) ブログで書き忘れていたようなのですが、昨年の6月~7月にかけてキリンウチワの花が咲いていました。 開花後、それらを受粉させていたのですが・・・・ 一週間後には、花はポタッと、「椿」の様に落ちてしまいました。 ・・・終わった・・・ その時点では完全に諦めていました。 キリンウチワの開花株は高さ1.5m、幅は2m。 するどい刺、そして皮膚に入り込みチクチクする芒刺と、とても危険です。 やっかいなので、伐採して片付けようと思って、よく見ると・・・ 花が出てきていた側枝がオレンジ色になっている事に気づきました。 うん? 側枝だとおもっていた、「にんじん」のような物体は、もしかしたら果実? ちょっと触ってみると、比較的簡単にとれてしまいます。 写真の様に、オレンジ色の物体を収穫してみました。 試しに中を割いてみると、維管束なども無く、ジューシーなサボテン果実感があります。 そして、一部には、種子らしきものがあります! どうやら、このオレンジ色の物体は果実で間違い無いようです。 全部に種が詰まっているわけではありませんが、全体の20%程度の果実に10粒~20粒程度の種子が入っていました。 ちなみに、果実は「にんじん」に似ていますが、表面は激しい芒刺に覆われ、素手で触る事は困難です。 キリンウチワは「ウチワ」と言われていますが、草体を見る限り、「ウチワサボテン」っぽさは全くありません。 しかしながら、種子の形体はまさにウチワサボテンそのものです。 種をよく見てみると、「白い毛のあるタイプ」を母木にした種子と「毛のないタイプ」を母木にしたものでは、種子の大きさが若干異なります。 「毛の無いタイプ=ルリバキリン?」を母木にした種子が若干大きい感じです。 まだ、オレンジ色になっていない、青々とした果実も残っています。
色が変わり次第、収穫してみたいと思います。 V字恩塚ランポー玉 先月末から、一日数鉢づつ、ランポーの植替えを行っています。 植替え後、すぐに開花してくれました。 ただ、いい相手が見つからなかったので、今回、受粉は見送りです。 残念です。 紅葉ランポー この個体も、師匠から頂いて2年目ですが、すくすくと成長してくれています。 今回一回り大きな鉢に植え替えました。 まだ、紅葉が残っていますが、真夏には消えて、普通の碧瑠璃ランポーへと変化してくれると思います。 ケーレス由来のストロンギロゴナム
去年、ドイツのケーレスからストロンギロゴナムの種子を取り寄せて播種していました。 キリンウチワ接木後、子供が吹いてくるのを掻き取り、袖ヶ浦に接ぎ替えたのが写真の個体です。 ケーレスではフィールド番号は付与されていませんが、今年は別途フィールド番号が付与されたストロンギロゴナムの種子を購入してみました。 来年以降、違いが分かれば面白いかなと思っています。 (多分、殆ど違いは無いと思いますが・・・・) 輸入種子は60~100粒ほど播種しても4-5本しか発芽しない時があります。 最悪、全く発芽しないという事もありえます。 同じフィールド番号同士の遺伝子を維持したいので、私の場合は殆ど種取りで次世代へ繋げるため、片っ端から接ぎ木しています。 その為、通常下では淘汰されて無くなってしまうような、軟弱な株も接ぎ木で無理やり大きくさせることがあります。 ギムノカリキウム・モロエンセ LB326 本株は発芽時から、少々黄色気味でした。 腐敗が入っているのだと思っていましたが、ダメ元で接ぎ木してみると斑入りの様な株になってきました。 キリンウチワ→袖ヶ浦と接ぎ替えましたが、袖ヶ浦以降は、直射日光が7時間以上はあたる環境で地植えしてきました。 強い光に晒され続けてきた事が原因なのか? 表面が若干ケロイド状になっています。 今後は弱い日光のもとで育てたいと思います。 通常のモロエンセ。
これもキリンウチワ→袖ヶ浦と接ぎ替え、最近接降ろしした株です。 自根で育成すると、そんなに大きくはならないようですが、本株は直径15cmは超えていると思います。 ちょっと白粉を吹く種類で、ベルクティの近縁種と言われることもあります。
昨年の夏は異様に熱く、キリンウチワの接降ろしが非常に不調でした。
通常、育苗箱にサボテン用土を入れて、接降ろしをするのですが、今までの様に行きません。 温度が高すぎて根が出てこないような感じです。 そこで、去年から育苗箱に入れるのではなく、地面(もともと畑だった場所)に接降ろし株を、直接突き刺して根出しできるか?の実験をしていました。
ギムノカリキウム・クベサイ
冬の間は全く根が出ておらず、ぺしゃんこになっていました。 根が動くのかな?と非常に心配でしたが、ふっくらとしてきており、更に新しい刺を出してくれています。 なんとか成長してきているようです。
ギムノカリキウム・アンドレア・ドッピアーナム
ドッピアーナムの方は、まだ根が十分に動いていない様子です。 全体的に萎んだまま、さらにストレスで球体が紫色になっています(これはこれで美しい) 振り絞るようにして蕾を出してきています。 少々心配な個体です。
ギムノカリキウム 羅星丸 ssp nova VG 271 典型的な羅星丸の小さなピンクの花が咲いてくれました。 接ぎ木やカキ仔で育てた個体なので、若干メタボ気味です。 自根で、じっくり育てると毛だらけの雰囲気になるはずですが、うちではまだまだです。 VG271君、今年の花には花粉が全くありません。 写真では若干見えにくいかもしれませんが、雄しべには全く花粉がありません。 去年は花粉が有ったのですが、どうも今年は「外れ」の年のようです。 種を取りたかったのですが、来年以降に期待したいと思っています。 ギムノカリキウム 羅星丸 ブリジッタエ VG 974
Kakteen Piltzの奥さんの名前が冠された羅星丸です。 >> ブリジッタさんについて 他の羅星丸に比べると、ちょっと刺がゴワゴワしており、力強い感じがします。 羅星丸にしてはちょっと大柄な感じがします。 花も若干大きめな感じもしています。 |
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7月 2024
運営者近畿の住宅地の中でサボテンや多肉を育てています。 |