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光琳玉・アルマツムが好き

2/29/2024

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写真
Gymnocalycium armatum LF0597 (Huerta 2672 m)
ギムノカリキウム・アルマツム LF597

ギムノカリキウムのアルマツム。
2017年に播種し、泣かず飛ばすの状態が続いていましたが、3年前に袖ケ浦に接ぎ木していたアルマツム君。
やっとどんなサボテンなのか分かるような大きさになってきました。
<2021年に接ぎ木したばかりの様子>

但し、このアルマツム君、大きくなったのですが、まだ開花を見た事がありません。
これら、天平・光琳系の「スカブロセミネウム・グループ (Scabrosemineum)」は花があまり咲かず、さらに咲いてもなかなか種が載りません。

チェコでは、アルマツムは種も株も本当に安価に販売されています。(実生苗でも500円前後)
安価という事はそれなりに増やしやすいサボテンなのだと思いますが、うちでは苦労しています。
(多分チェコは日本より涼しいのかな?)
写真
Gymnocalycium armatum LF0597 (Huerta 2672 m)
黒刺は美しいのですが、ちょっとひねりの無い刺なんですね。
うねる様な刺が出てきてくれたら、それはそれで面白かった・・・というか取り扱いがしやすい。

こいつは、刺が直線的なので、鉢を持つ手に刺が突き刺さりそうで、ちょっと怖いです。
​
今、種子リストを見返してみると、「direct dark spines(直線的な暗い色のトゲ)」と確かに注釈がありますね。
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サボテン地植え奮闘記2

2/28/2024

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写真
私がサボテンを栽培している地域は、米つくりが盛んと言うほどではありませんが、それでも日本の平均的な栽培が行われています。
徒歩圏内にはJAによる脱穀工場(ライスセンター)もあり、収穫時には、軽トラでもみ殻詰め放題な環境になります。
そこで、昨年の秋から「もみ殻」を大量に漉き込んで、地植えのサボテン用土を改良してみようとトライしていました。
まだ、あまり経過はしていませんが・・・確実に根の張りは良くなってきている感じがします。
写真
ランポーのキリンウチワ接ぎ降ろし苗
以前とは比べ物にならない程、ぐっと根張りが良くなっている気がします。
写真
スルコレブチアのカキコです。
もみ殻以外にも燻炭や、牛糞も漉き込んでいます。
根がそうした肥料分も抱きかかえている感じになって来ています。

Youtubeの家庭菜園コンテンツにヒントを得ましたが、何となく良い感触が掴めてきたので、引き続き経過観察と改良点の検討を行ってみたいと思います。
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サボテン地植え奮闘記1

2/26/2024

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写真
畑の土に植えられたキリンウチワ接ぎ降ろし株
去年の春くらいから、サボテンの接ぎ降ろし株を鉢や育苗トレーで行うのでなく、土壌に直接植え込んでみる実験をおこなっていました。

結論から言うと・・・正直、あまり成功しませんでした。
​実験は去年の春から始めていましたが、最初の数カ月までは調子よく見えていました。
耕したばかりの土は「ふっくら」としており、土壌にも空気や根のでる隙間が沢山あったような気がします。
<去年の地植え直後の様子>
しかしながら、水やりの度に、土壌は徐々に引き締まっていき、最終的にはカチカチになってしまいました。
この土が締まったタイミングくらいからサボテンの調子が悪くなった気がします。
土がある程度固まりきった7月以降は何か拗れたような株がチラホラ見えてきていました。

写真
持ち上げ見ると! な!なんと、キリンウチワ君が無くなっているではないですか!!!
・・・とまあこんな感じで、あまり調子は良くありません。
写真
Mammillaria perezdelarosae マミラリア ペレスデラロサエ
マミラリア・ペレスデラロサエも30株ほど接ぎ木していましたが、半分はキリンウチワが腐敗して枯れ果てています。
残りの何株かはキリンから根がでていますが・・・弱い!
海外の安っすいドミトリーに併設されているシャワーの水圧並みに弱い。

地植えは失敗か・・・
​
そう思ったとき、「ひろちゃんファーム」と言う小規模菜園で野菜作りをしているYoutubeを目にすることがありました。

とにかく、この「ひろちゃんファーム」
もみ殻大好き。
一に「もみ殻」、二も「もみ殻」 三、四も「もみ殻」 五に「もみ殻燻炭」

・・・という感じで土壌に大量のもみ殻を漉き込んでいるように見えました。
そして、土がふっくらしている感じです。
「おおっ!もみ殻!」
確かに、東南アジアで、普通の土に、もみ殻いっぱい混ぜてアストロフィッツムの兜を育てている人いたな・・・
そうだ!もみ殻を混ぜてみよう!
(つづく)
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直射日光下でのサボテンの刺

2/25/2024

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写真
うちの温室では、トマトなどの野菜も育てています。
しかし、サボテンと野菜はなかなか両立できませんね。
野菜が害虫を寄せ付け・・・それはそれは・・・・ひどい事になっています。

しかしながら、サボテンだけ専念できない諸事情もあり、このままでいく予定です。

一方、うちの温室には野菜が元気に育つ事ができる無遮光の太陽がガンガンに刺す場所があります。

春や夏の間、こんな場所に、サボテンを置くと、一発で日焼けしてしまいます。
でも、今は冬。
トマトも枯れているし、場所も無いし
​・・・という事で冬季限定で無遮光の場所に置いてみました。

​無遮光下は、どうも温度がかなり上がるようで、冬にもかかわらず、サボテンがどんどん成長してくれています。
さらに刺も、見たことないような刺が出てきてくれています。
写真
Acanthocalycium thionanthum v.aurantiacum LF0069a : Capillitas/Argentine
アカントカリキウム・シオナンサム・アウランティアカム LF0069a
下部の刺とは比べ物にならない強い刺が出てきてくれています。
なんとかこれを維持したいと考えていますが、アカントカリキウムの中ではアウランティアカムは暑さに強くは無いので、夏場はこの環境では厳しいかもしれません。
写真
Lobivia ferox
ロビビア・フェロックス
これまた、南米病大好きな高温に弱いフェロックス君です。
最近、こうしたロビビアとかエキノプシスの強い刺のサボテンがついつい気になってしまいます。
写真
Lobivia backebergii f.nova KP 103 (La Apana-Palca、La Paz-Nevado Illimani、3942m、Bol)
ロビビア・バックベルギー・ノバ KP103
これも、普通のバックベルギーなのですが、直射日光に当てると、2段の団子のようになってしまいました。
2段目の刺がすごく強くなってきています。
写真
Lobivia lateritia v. kupperiana
ロビビア・ラテリティア・クッペリアナ
刺もののロビビア・エキノプシス系で、刺の強さは最高峰を誇るのでは?とは個人的には思っているクッペリアナ君です。
ポーランドやチェコなどの西部スラブ語圏の栽培家の写真でしか見た事はありませんが、「クッペリアナ」で紹介されているサボテンは本当に刺大魔王みたいな感じになっています。
家ではまだまだ、一年生なので、こんなものですが、将来的にはごっつい刺を出して欲しいです。

でも、夏には特に弱そう。(ポーランドとかチェコとか涼しそう~)
​
接ぎ木チートが欠かせなさそうです。
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    近畿の住宅地の中でサボテンや多肉を育てています。
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