うちのスルコレブチア・ホラセッキー(horacekii)は、チェコの種子販売業者Pavlicekからの由来です。
本種は、丈夫な種類のようです。 多くのサボテンが腐死した昨年秋の惨劇にも関わらず、なんとか複数の個体が生き残ってくれています。 今年は元気いっぱいに、赤い美しい花を咲かせてくれました。 ホラセッキー(horacekii)とはスルコレブチア・プルプレア(purpurea)の一種のようです。 また、特に”トゲが短い”(unguispina)と表現されていることもあります。 主に下記呼称方法で呼ばれることがあるようです。 ・horacekii ・purpurea ssp. horacekii ・purpurea v. horacekii (hort. 2009) ・purpurea unguispina horacekii ”トゲが短い”(unguispina)という名前通り、本種は虫の様な小さなトゲがついています。
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過去より、本ブログで出てきているアイロステラ(レブチア)アルビフローラです。
昨年までは、「接ぎ木」&「接ぎ降ろし」のルーチン作業をサルの様に繰り返すだけで、あまりジックリと個体やら花色を観察することがありませんでした。 ビニールハウスに置いていた時は、午後からハウス内が殺人的な暑さになるので、作業中に倒れたらどうしよう?という恐怖感から、あまり長居も出来ず、「わたし定時で帰ります」ばりに水やり、植え替えを効率的にこなし、ほとんど観察が出来ていませんでした。 ビニールハウス崩壊後は、軒下栽培を行ってますが、これまで栽培した個体をじっくり写真に収めたり、整理することが出来ています。 どうも、うちには3つの花色(遺伝子)が存在しているようです。 一番上の写真は、真っ赤な花色で、アルビ(白い)フローラ(花)という名前を見事に裏切ってくれています。 http://www.kakliden.com/kakteenweb-blog/albiflora20170808
こちらは、薄いベージュ色を基調に、白とピンクが入った色合いです。
いわゆるバイカラー(Bi-color) と言われるような2色が同時にでてくるようなタイプです。
3つめは、ピンクと白のバイカラータイプです。上のタイプとよく似ていますが、こちらはどちらか言うと白み掛かった色です。
このタイプは家では一番個体数が多いタイプです。 ・・・と言うのも、大きな玉の個体の中心部が腐ったので、子供が沢山とれたこともあり、軒下・フレームのいたる所に、このタイプのアルビフローラがいます。 >> 中心部が腐り子供が沢山とれた時の様子(2018年10月)
和名は麗光丸?と言うのでしょうか?
本種は「SB941」というフィールドナンバーが与えられており、メサ・ガーデン由来のエキノセレウスです。 ただし、既にメサ・ガーデンのリストには、「SB941」はありません。 一度、フランスのADBLPSに「一瞬だけ」リストに載った事があったのですが、直ぐに売り切れ手にすることが出来ませんでした。 その後、チェコの種子業者から、やっと手に入れる事が出来ました。 播種し、キリンウチワに接ぎまくっては増やしていたのですが・・・ 昨年の台風で、その殆どが全滅し、手元には3株ほどしか残っていません(泣) それを何とか維持しているのですが、今回ようやく花の写真を取ることが出来ました。 ピンク色のなかなか綺麗な花です。 また、トゲの色も「レイシェンバッキー」の王道とも言えるような純白の美しいトゲをしています。 残り3株になりましたが、大事に育てていきたいと思います。 キリンウチワに接ぎ、悦に浸っている頃のレイシェンバッキー(2017年) 大増殖させ、その後の大惨事を知ることも無く目を細めている時のレイシェンバッキー(2018年) |
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7月 2024
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