ナタリアエとプロチャズキアーナムの2つが最近ごっちゃになってきています。 両者は全く違うサボテンです。 しかしながら、「小型」そして「白粉を吹く」と言う共通した特徴を持っています。 私自身、「あれ?どっちだっけ?」と混乱してしまう時があります。 今一度、自分で頭を整理する為にも、両者を比べてみたいと思います。 このグループでは、モロエンセとベルクティが私にとって特に鬼門です。 どうも、発芽したての苗は、「有機物焼け?」と言った現象に見舞われる事が多く。 全く有機物が無い用土(私の場合は日向土)で実生させると良い結果が出ている様な気がします。 このグループには、天平丸(Spegazzini)、光琳玉 (cardesianum)などがあります。
また、フェロシオール、グラウカム、プロチャズキアーナム、フェラーリ、エスペランザエなど、高原性のサボテンが多い印象です。 スカブロセミネウムは、私にとって、全体的に鬼門な種類が多いです。 日焼けさせたり、南米病にさせたり・・・・一番手こずっています。 新しいビニールハウスを立ち上げていました。 今冬は、このビニールハウス初めてのキリンウチワの冬越しです。 全部の葉っぱが落ちてしまう事を想定していました。 しかしながら、思ったより、葉が落ちることも無いようです。 少し葉っぱが赤くなる程度です。 ビニールハウスの一番奥に置いた株は、風が入り込む為、赤くなるのが強くなっています。
今後、ビニールハウスの奥にはオプンチアや袖ヶ浦で接ぎ木した株を置くのが良いのかもしれません。 ちなみに、このシーズンでも、天気の良い日は30度を超えるので、若干水を与えています(10日に一度程度) ギムノカリキウム・ベルクティは一昨年より自家採取種子が取れていました。 それらを、空きスペースを見つけては、実生していました。 2世代目の苗のうち、幾つかは接木して、リスクに備えています。 なんのリスクがあるか分かっていないのですが・・・ 一部を接ぎ木しないと心配で、心配で・・・ 病気ですね。 写真は自家採取種子から、キリンウチワチートを使って大人にしたベルクティ(2世代目)です。 ベルクティは、ちょっと安定基盤を築けた気がしています。 ちなみに、輸入種子由来のベルクティ母さんです。
化け物の様に、ひどい姿になっていますが、今年、数千は種子を残してくれたと思います。 去年の2月に植え替えたエキノカクタス・綾波。 ほぼ一年経過しましたが、球体がお互いにくっつく程に成長しました。 接ぎ木ばかりやっているので、ついついそちらに目が行ってしまいますが、自根の株もゆっくりと成長してくれているようです。 これらの綾波は師匠から頂いたもので、植え替え直後は環境に馴染めず、3-4株腐らせてしまいました。 とりあえず、40株ほどはありそうなので、師匠にお返しすることも出来そうです。 去年の2月に植え替えた直後の様子です。
<1年前のブログはここ> 九州の温室では赤玉の微細が調達出来ず、日向土(ぼら土)メインの栽培になっています。 日向土(ボラ土)は保湿能力が、赤玉よりも低いので若干乾かし気味の栽培になっているかもしれません。 サボテンの専門サイトは数多あります、ギムノカリキウムの専門サイト、エキノケレウスの専門サイトなどなど。 ただし、なんなんでしょう。 どれもが、分かり難い。 読んでいても遅々として進みません。 まず、用語がそもそもギリシャ語、ラテン語由来のため、専門用語に秘められた背景が分かり難いというのがあると思います。 専門用語を見ても、映像をパッとイメージする事が出来ません。 悶々としている時、ちょうどドイツのクラッスラ属の専門サイトで、サボテン用語の語源(Etymology)解説しているPDFがアップロードされていました。 International Crassulaceae Network(国際クラッスラ科ネットワーク) >> 語源紹介に関しては、このサイトの”Cactician 4 HQ-1.pdf”が秀逸です。 今までは、専門用語と+Etymology(語源)の2つを合わせてGoogle検索をかけて、「あーでもない、こーでもない」と調べていたのが、簡素化されたので大助かりです。 ギムノカリキウムのスカブロセミネウムとはどういう意味? スカブロセミネウムとは「ごつごつ荒々しい表皮を持った種子」と言う事が説明されています。 このページのおかげで、ギムノカリキウムの種子形態によるグループのページをまとめることができました。(>>>ギムノカリキウムの種子形態グループ) |
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7月 2024
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