ドイツのケーレスでは下記2つのサボテン種子が販売されています。 ①エキノセレウス・ククミス(Echinocreus cucumis) ②エキノセレウス・ゲントリー(Echinocreus gentryi) ※ケーレスでは両者ともフィールド番号はありません。 ネットを見ていると、Echinocereus scheeri var. gentryi cv. Cucumisなどの表示もあります。 Google画像検索するのですが、ククミスもゲントリーもほぼ同じの種類のようで、違いが全く分かりません。 まあ、両方とも成長すると、何というか、若干、「昔の温泉街」系というか、「深夜番組系」と言うか・・・ ある種の雰囲気のある、例のサボテンだろうと思い播種していました。 しかしながら、今年の春にそれぞれをキリンに接木していましたが、結構雰囲気が異なってきました。 左(毛の無いの個体) → エキノセレウス・ククミス(Echinocreus cucumis)
右(毛のある個体) → エキノセレウス・ゲントリー(Echinocreus gentryi) 現状では、温泉街系の雰囲気は、エキノセレウス・ククミス(Echinocreus cucumis)の方に軍配があがる気がしています。
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アカントカリキウム・グラウカム・赤花 今年の4月にも開花していることをブログに上げていました。 4月のアカントカリキウム・赤花の様子。 6月になっても、まだまだ蕾を付けては開花してくれています。 底白タイプのグラウカム・赤花が今回は一斉開花してくれました。 個人的には、好みの花色なのでうっとりしています。
球体もそこそこ白くなってくれており、非常に好きなサボテンです。 今回のAcanthocalycium glaucum v. rubriflorumはフランスのADBLPS由来のものですが、フィールド番号が付与されていません。 数年前に、Bercht Cactusで種子を見た時にもフィールド番号はありませんでした。 本種はかなり古い時代に欧州で導入された種類か? もしくは園芸品種なのかもしれません。 Pterocactus tuberosus 黒竜 関東の愛好家の方より、苗交換で頂戴した黒竜。 根がラディッシュの様になり、すごい根塊が形成されています。 なんと、この株はカキ仔由来だそうです。 実生ではなく、カキ仔だそうです。 温室の地面に直接地植えされ、時間をかけるとカキ仔であっても見事な根塊が形成されるそうです。 ただただ、驚くばかりです。 私も少しだけですが、前述の愛好家の栽培方法を真似してみました。
今年の南大阪サボテンクラブの競技苗は綾波です。 この綾波を4月から地植えしています。 ロビビア・ヤヨイアナ(紅笠丸)に憧れ、数種類を播種していました。 色々なタイプが6月になり開花してくれました。 ロビビア・ヤヨイアナ・フレイシェリアナ WR815 赤いタイプの紅笠丸です。 本種は刺が長く伸長してきています。 その為、花がフル開花せず、どうしても中途半端な開花になってしまいます。 一応、複数の株が同時開花していましたので受粉させておきました。 ロビビア・ヤヨイアナ・パウシコスタータ WR 217 本種は、6~7年前に播種したものです。南米病に侵されやすくなかなか開花サイズにさせることが出来ません。 直径2-3cmくらいまではすくすくと成長してくれるのですが、その先をなかなか大きくさせることが出来ません。 南米病で頭を拗らせてしまいます。 昨年は、それら拗らせ株から子供を取ってはひたすら接ぎ木していたので、そのうち幾つかが開花してくれました。 ロビビア・ヤヨイアナ・ニグロストマ VG 1013
黄色タイプの紅笠丸です。(もはや”紅”要素は全くありませんが・・・) 本種もひたすら、接ぎ木していたので、幾つか開花してくれています。 まるでヒマワリの様な雰囲気です。 紅笠丸系は今年は全体的によく開花してくれました。 しかしながら、今年は温室でアザミウマが大発生しており、球体にかなり傷が入ってしまいました。 沈静化の為、農薬散布を継続してみたいと思います。 |
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7月 2024
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