メディオロビビア sp ビラゾン 写真は9月末に開花したメディオロビビアのビラゾンです。 本株は袖ヶ浦に接木しています。 袖ヶ浦はある程度の温度さえあれば、次々と蕾をつけて開花し続けます。 その影響を受けてなのか? 通常ではあり得ない9月にメディオロビビアが開花してくれます。 (通常、メディオロビビアの自根株は5月、6月にしか開花しません) ちなみにウチワサボテン(オプンチア)は年に一度しか開花しません。 その為なのか、ウチワサボテンに接木したメディオロビビアも一年のうち5月、6月の時期にしか開花しません。 60年代の花サボテンの栽培技術書(伊藤芳夫)にも、「袖ヶ浦は花つきが良い!」と絶賛推奨しまくっています。 この理由が分かったような気がします。 メディオロビビア・ビラゾンはネット上では、ピンクと白が混ざった様な色でした。
弊宅ではサーモンピンクの色や、写真の様な、緑と白が混ざったような花色などなど、バリエーションのある花が咲いてくれています。
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メディオロビビア・ナタリアーラム VG952-2 4月にも登場していたナタリアーラム君が再度開花をしていたので写真に撮ってみました。 内側がピンクで外側の花弁が白を呈する非常に可愛らしい印象のメディオロビビアです。 本種は2021年後半に記載文が出ているので比較的新しい種類だと思います。 2009年には発見はされていたようなので、おおよそ12年ほど掛けてじっくり見分・吟味されていたようです。 ちなみに、ナタリアーラムは、ギムノのナタリアエと同様に、モスクワのサボテンクラブ(研究グループ)のメンバーを記念して命名されているようです。
但し、ギムノのナタリアエとは異なり、”ナタリア・シェルクノーバ”さんと”ナタリア・クズミナ”さんと言う2人のナタリアさんに対する献名になっています。 ※ ギムノのナタリアエ”ナタリア・シェルクノーバ”さんのみ。 本種は、山道をSUV車で走行中、車両故障になり、その時にたまたま発見されたようです。 サボテン全般的に言えることなのかもしれませんが、本種も生息地は人為的な要因により開発が進み、消失の可能性が指摘されています。 (Kaktus-Klub:2021-3) 大事に維持していきたいと思います。 メディオロビビア・パリダ WR645 一昨年に播種し、接木を経て開花してくれたパリダのWR645です。 パリダは他のメディオロビビアに似たクリーム色をしていますが、中心部に若干黄色が入り全体的に華やかな印象があります。 メディオロビビア・ナタリアーラム VG952-2
ここ1~2年で記載登録された新しいメディオロビビアです。 外側は白、中心部はピンクと非常に美しい花色をしています。 メディオロビビアは南米ボリビア原産の小型の花サボテンです。 これらのサボテンは軒下でも栽培でき、主に5月の中旬から6月にかけて開花してくれます。 しかしながら、弊宅では昨年よりビニールハウスで栽培を開始した事により、若干早めの開花を見せてくれています。 メディオロビビア・ピグマエア・カナクルゼンシス WR642 数年前から我が家にいるWR642です。 淡いクリーム色をしており、ピンクと肌色の混ざったような複雑な色を見せてくれます。 メディオロビビア・ハーゲイ FR57
これもまた、数年前から我が家にいるものの、ずっと2-3cmの子苗の状態から大きくさせてやることが出来ない状態でした。 昨年からは接木をしては、増殖させていました。 秋にカキコをとっていたのですが、冬の間に根を出してくれ、開花してくれています。 ちょっとミュータントが入っているような、オレンジと肌色の複雑な色彩を見せてくれています。 キリンウチワに接ぎ木していたメタボ株を、ひたすら降ろしして植えてつけています。 写真の鉢は、すでに植え付け後、地べたに安置し1ヶ月たっています。 しかしながら、根が出ていません。 温度が低いようなので、棚の上に移動させました。 メディオロビビア、スルコレブチア、レブチア、ギムノカリキウムなどの南米物ばかりです。 一部エキノケレウスもあります。 ギムノカリキウム・ラゴネシーとコピアポア・バリスピナス。
子株が凄かったです。 土の中に埋まってしまうような子株は取り除いています。 今年は、接木サボテンを地植えして育成してましたが・・・ 良くない点もありました。 一番大きな困りごとはヨトウムシ(夜盗虫)の大発生でした。 ヨトウムシは、雑草だらけになったビニールハウスを整地したら、その年には大発生するとの噂を聞きましたが、当ビニールハウスでも同じ状況でした。 防虫ネットは貼っているのですが、大発生しました。 おそらく地下で眠っていた蛹が成虫になって卵を生みまくった事が一番の原因だと考えられます。 7月~8月にかけて大発生し、駆除しても駆除しても、気づいたらサボテンの成長が食べられています。 9月の後半からは一応の沈静化が見られ、現在では落ち着いています。 う”~う”~ 高いサボテンなのに! 成長点を見後に齧ってくれています。 でも、分頭してくれたのが、せめての救い。 今後は、仔吹きマシーンとして活躍してもらいたいと思います。 何故かヨトウムシは成長点が大好きです。
他に食べるものがあるだろうに・・・・ 接穂の成長点を、まるで嫌がらせ行為の様に食べてくれます。 レブチア・アルビフローラ FR0760 昨年、アルビフローラ丼を作りたいと思い、丼ぶりの様な鉢に小さな苗を植えていました。 半年ほどして、見頃なアルビフローラ丼になってくれました。 全てのサボテンがアルビフローラだったら良いのにと思えるほど、手間のかからないサボテンです。 メディオロビビア・アインシュタイン
一つだけ、ド派手なアインシュタインが今年も開花してくれました。 写真の様にオレンジとピンクの2色がグラディエーションになって開花するタイプは欧米では”ミュータント”としてよく紹介されています。 メディオロビビアでは、そこそこの確率で発生する現象の様です。 5月の大型連休終了後もコロナウィルスの影響により、在宅勤務です。 ついつい庭を見てしまい。 サボテンの開花状況を撮影してしまいます。 カキコが出てきたので、切り取り植え付けていましたが、開花してくれています。去年はカイガラムシにやられて少々弱っていました。 ロビビア・パンパーナ(Lobivia pampana)の開花は初めて写真を取ることができました。 今は無き、Bercht Cactiから導入したサボテンです。午前中6時くらいから開花し、11時頃には閉じています。2-3日は開花してくれます。 スルコレブチア・タラブコエンシス・ヘルトゥシーです。 一時は、かなり増やしていましたが、台風で温室が吹っ飛んでからは、この1株だけがのこっています。 メタリックな赤い色がかなり目立ちます。 スルコレブチア・ランゲリ 4月~5月とほぼほぼ1ヶ月の間、咲き続けてくれています。 なかなか良い子です。 本種は2株残っていますが、この株は虫の息です。 殆ど根がでておらず、最後の力を振り絞り、開花しています。 おそらく夏を越えることは出来ないのでは・・・と思っています。 本種も今は無きBercht Cactiからの導入種ですが、チェコに同フィールド番号の販売があるので来年再チャレンジしてみようかなと思っています。 アイロステラ(レブチア)・アルビフローラ 強健で育てやすく、花色も綺麗で、お気に入りの花サボテンです。 これも、今は無きBercht-Cactiからの導入種です。 更に、本種はチェコでも取り扱いがありません。かなり貴重!?。大事にしなければなりません。 ただ、幸運な事に昨年種子が取れました。現在、次世代へ繋げている最中です。 メディオロビビア・アインシュタイニー MN171a もともと派手な色でしたが、なんか年を追うごとに派手さに磨きがかかっているような・・・ なんか、花の大きさがでかくなっているのかな? 【2018年の様子】 https://www.kakliden.com/kakteenweb-blog/8876923 メディオロビビア・カナクルゼンシス WR642
これぞ!メディオロビビアといった、サーモンピンクの綺麗な花です。 自家受粉するはずなので、今年は、きちんと種を確保し、次世代に繋げたいと思います。
恥をさらすようですが、自戒を込めて。
これまで、調子にのって、サボテンの種を取るために、どんどん受粉させていました。 しかしながら、それと同時に、どんどんサボテンを腐らせたり、アカダニの餌食にさせてきました。 写真の株は、種を取りすぎたメディオロビビアです。 半年前は株自体が萎縮し、枯れかけていました。 これでも大分、調子を戻してきたのですが、今でも、表皮は黄色に変色しています。 メディオロビビアは、自家受粉する為、意図せずとも、種がいっぱい取れてしまいます。 種子を作らせると、サボテンには大きな負担を与える。 その事自体、頭では分かっていたのですが・・・ 本当に、最近はその事に悩まされる事が多く、メディオロビビアだけでなく、ギムノカリキウムも幾つかの株を枯死させてしまいました。 種をとるのは最低限に抑えたいと思います。 また、自家受粉するような種類は、花を楽しんだ後、速やかに花を「根本」から取り去る作業を、今後は追加させたいと思います。
メディオロビビア・アインシュタイニー・ノバ MN171a(Mediolobivia einsteinii v. nova MN171a)が今年も開花してくれました。
どうも、うちには2つのタイプのメディオロビビア・アインシュタイニーが存在しているようです。 一つはソリッド・オレンジ。 そしてもう一つはグラディエーションタイプです。 【1】ソリッド・オレンジタイプ】 今年開会したのは、全体的にソリッドなオレンジ色です。 海外の栽培家の開花状況を見てみると、同じ様な写真が出てきます。 【2】グラディエーションタイプ】 一方、昨年は白と赤を伴ったグラディエーションの花色でした。 昨年、弊宅で開花したアインシュタイニー MN171a ポーランドの栽培家のアインシュタイニー MN171a どちらも雰囲気があり、大好きな花色です。 このアインシュタイニーについて、グラディエーションタイプも、ソリッド・オレンジタイプ、どちらも自家受粉で種がとれました。 来年種まきをしてみたいです。
本種は、比較的丈夫で、育てやすい種類です。
アカダニに侵されやすい以外は、特に気をつけることはありません。 |
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2月 2023
運営者近畿の住宅地の中でサボテンや多肉を育てています。 |