スルコレブチアが好きなので、実生しては接木しています。 接木すると、とても通常下では見られないような変わった形態を出してくれることがあります。 その異様な光景に魅せられています。 スルコレブチア・フランキアーナ (Sulcorebutia frankiana HS75) キリンウチワに接木していますが、目が回るような模様をしています。 1cmほどの2年生苗を接木し、数ヶ月で既に直径が10cm近くになっています。 異常成長です。 早く接降ろしをしなければ(汗) 来年の春には取り掛かりたいと思います(汗) 同じくスルコレブチア・フランキアーナですが、自根で育てているものです。 自根とは言うものの、一年ほどオプンチア・チート(ずる)をしています。 チート(ずる)の期間が短かったので、比較的自然な感じがでていると思います。 フランキアーナは一昨年から播種していますが、まだ花を見ていません。 来年は花が見てみたいです。 スルコレブチア・ホラセキー (Sulcorebutia horacekii LH1493)
オプンチアでチート(ずる)真っ最中のホラセキーです。 これも成長が著しく、渦を巻きながら成長してくれています。 この写真を携帯画面などで、くるくる回しながら見ると目がまわりそうになります。 スルコレブチアが続々と開花してくれています。 写真の株は2016年頃に播種した、スルコレブチア・ベルチシラカンサ・クープレア(紅花接木株)です。 4月の半ばくらいから開花してくれていましたが、5月の終わりになっても後続の花が開花し続けてくれています。 1ヶ月以上、代わる代わる咲き続けてくれています。 本種は、もともと開花数量があまり多い方ではありません。
その為、これまで開花タイミングが合わず種を取ることが出来ませんでした。 今年は何とかいくつか花の時期が合ったので、種を取ることに成功しそうです。 種子鞘も膨らんできました。 この中に20粒~30粒くらい入っていると思います。 あと1ヶ月もすれば、膨らんだ鞘も干からびてきます。 そうすると収穫時です。 スルコレブチア・エリザベサエの種子を一昨年から播種していました。
去年、大阪に戻ってきたので、キリンで半年ほど膨らまして、接ぎおろしをしていました。 今年1株だけ開花してくれました。 LH1128のフィールド番号ではネットで写真を見つけることが出来なかったのですが、LH1127の方は何枚かありました。 写真では黄色の花色だったので、本種は黄色の花だと勝手に思い込んでいました。 でも開花してびっくり、マゼンダ色の花が咲いてくれました。 もう一つの遺伝子の個体があるのですが、これはまだ開花しれくれていません。 今後に期待しようと思います。 球体はネットでよく出ている写真とほぼ同一です。 黄緑の球体に、痛くないトゲがチョロチョロと生えています。 スルコレブチア・ロベルトバスケジー いつも大量の花を咲かしてくれてますが、今年もブーケ状態になってくれています。 白の花や、ピンクの花、中間色の花など花の色が多彩です。 ロベルトバスケジーはうちのスルコレブチアでは白の代表です。 スルコレブチア sp VZ347 数年前から家にいますが、開花の様子をあまり写真に収めることが出来ていなかったスルコレブチアです。本種は金属光沢のあるピンクです。 スルコレブチア・バルガシー 赤い球体をしているので、赤い花が咲きそうなのですが、このスルコレブチアはソリッドな黄色の花をつけます。 2018年に種子を購入したので、ほぼ3年で開花しました。結構早い気がします。 ちなみに、この開花株は接ぎ木をしていません。 スルコレブチア・カリクロマ
このスルコレブチアは真紅です。 小さい球体に似合わず沢山の花を咲かしてくれています。
今まで、小さなフレームで標準サイズのポリポットをメインに栽培を行っていました。
「根」にとってみれば、ちょと狭苦しい環境だったかもしれません。 今回場所が確保できたので、少々大きめの鉢に植え替えました。
瑞昌玉(Gymonocalycium stellatum var.flavispinum VG471 Los Reartes, Cordoba)
植え替えて成長が促進されているのかもしれませんが、球体がかなり緑色になってきました。 本個体は、種取り様のキリンウチワの接ぎ降ろし株です。 実根の方は、もう少し小さく、そして紫色をしています。
スルコレブチア・スタインバッキー ポリモーファ(Sulcorebutia steinbachii v. polymorpha SE130)
サボテンを初めて実生した5~6年前から管理している個体です。 根を切っては標準ポリポットに植え替えを繰り返してきましたが、今回ちょっと大きな鉢に植えてみました。 花はいつも1~2個しか咲かないのですが、沢山咲いてくれれば嬉しいです。
ギムノカリキウム・ベルクティ(Gymonocalyciu Berchti)
これは三角袖から接ぎ降ろししたものです。ベルクティには雄と雌が存在するの? と思ってしまうほど、「種をつける個体」と「種をつけない個体」がうちでは存在しています。 本株は全く種が取れないので、接木して種への栄養を補給する必要性を感じません。 そこで、去年の夏に接ぎ降ろしました。 根も出てきており、今後も種付け馬として活躍を期待しています。
ギムノカリキウム・グラウカム MS893 (Gymonocalycium Glaucum)
グラウカム=「灰色」を表しているらしいでのすが、その名前通り、薄っすらと灰色の粉っぽい色彩をまとってくれます。 グラウカムは過去に何度か種まきをしているのですが、どいつもこいつも発芽率がとても悪いです。 色々な種子業者から購入しましたが、揃いも揃って発芽率が悪く、苦労させられています。 この2個体は、その発芽率の悪さと、関西を襲った台風21号にも生き延びてきた、リプリー航海士(※)のような個体です。 (※)「映画:エイリアン」で一人だけ生き残る主人公。
白花奇仙玉(matucana madisoniorum "albiflora" Ex:Chrudim Cactusary)
本種はあまり苦労をした経験はありませんが(とは言っても秋によく腐らせる)、大きな体になったのにも関わらず小さな鉢で植えていました。 その影響もあるのか、花も殆ど目にすることがありませんでした。 ちょっと大きめな鉢に植え替えどんどん花を咲かせてくれれば、ちょっと嬉しいです。
我が家の優良児スルコレブチア・ロベルトバスケジィ君です。
去年の夏、ちょっと軒下栽培が続き、アカダニにやられましたが、すこぶる元気です。 5月の初めから、5月の終盤の今まで、ほぼ一ヶ月の間開花し続けてくれています。 同じフィールド番号ですが、白と赤の2つのタイプが出てきてくれています。 スルコレブチアでは、過去に、スルコレブチア・カンタルガロエンシス(Sulcorebutia cantargalloensis)でポリクロマティズム(同所での多色性)を見ることができました。 https://www.kakliden.com/kakteenweb-blog/polychromatism_20170504 このスルコレブチア・ロベルトバスケジィでも同様の現象が見られるようです。
ほぼほぼ白のブーケです。
ちょっとピンクの縁取りが現れ、なかなか見ごたえのある花です。 スルコレブチア・ロベルトバスケジィは黒い球体に白い刺があり、球体だけでも趣があります。 更に花色も綺麗です。 本種を手にするにあたり、なかなか種子を手に入れることが出来ませんでしたが、人気があるのが頷けます。
5月の大型連休終了後もコロナウィルスの影響により、在宅勤務です。 ついつい庭を見てしまい。 サボテンの開花状況を撮影してしまいます。 カキコが出てきたので、切り取り植え付けていましたが、開花してくれています。去年はカイガラムシにやられて少々弱っていました。 ロビビア・パンパーナ(Lobivia pampana)の開花は初めて写真を取ることができました。 今は無き、Bercht Cactiから導入したサボテンです。午前中6時くらいから開花し、11時頃には閉じています。2-3日は開花してくれます。 スルコレブチア・タラブコエンシス・ヘルトゥシーです。 一時は、かなり増やしていましたが、台風で温室が吹っ飛んでからは、この1株だけがのこっています。 メタリックな赤い色がかなり目立ちます。 スルコレブチア・ランゲリ 4月~5月とほぼほぼ1ヶ月の間、咲き続けてくれています。 なかなか良い子です。 本種は2株残っていますが、この株は虫の息です。 殆ど根がでておらず、最後の力を振り絞り、開花しています。 おそらく夏を越えることは出来ないのでは・・・と思っています。 本種も今は無きBercht Cactiからの導入種ですが、チェコに同フィールド番号の販売があるので来年再チャレンジしてみようかなと思っています。 アイロステラ(レブチア)・アルビフローラ 強健で育てやすく、花色も綺麗で、お気に入りの花サボテンです。 これも、今は無きBercht-Cactiからの導入種です。 更に、本種はチェコでも取り扱いがありません。かなり貴重!?。大事にしなければなりません。 ただ、幸運な事に昨年種子が取れました。現在、次世代へ繋げている最中です。 メディオロビビア・アインシュタイニー MN171a もともと派手な色でしたが、なんか年を追うごとに派手さに磨きがかかっているような・・・ なんか、花の大きさがでかくなっているのかな? 【2018年の様子】 https://www.kakliden.com/kakteenweb-blog/8876923 メディオロビビア・カナクルゼンシス WR642
これぞ!メディオロビビアといった、サーモンピンクの綺麗な花です。 自家受粉するはずなので、今年は、きちんと種を確保し、次世代に繋げたいと思います。
スルコレブチア・ランゲリです。
本当に本種の栽培には苦労しています。 インターネットの写真でよく見る、とても白い可愛らしい球体に憧れて、種子を過去2回購入しました。 しかしながら、とにかく、発芽させるのに苦労しています。 60粒ほど撒いても発芽は、2株ほど・・・ それをキリンウチワに接ぎ木して大きくさせたいと思ったのですが、何度か失敗したりして、殆ど残っていません。 生き残った個体のいくつかを、団扇サボテンに継ぎましたが、これも乾燥させ、枯らしたりと失敗ばかりです。 写真の株は、そのうち成長してくれたもので、やっと開花してくれました。 あともう一株ありますが・・・おそらく同じ遺伝子の可能性が高く、種は取れそうにありません。 このスルコレブチア・ランゲリ。 過去にフランスとチェコの種子販売業者から購入しましたが、どちらの種子リストにも、フィールド番号がありませんでした。 古い種類なのでしょうか?もしくは反対に、とても新しい種類なのでしょうか・・・?
うちのスルコレブチア・ホラセッキー(horacekii)は、チェコの種子販売業者Pavlicekからの由来です。
本種は、丈夫な種類のようです。 多くのサボテンが腐死した昨年秋の惨劇にも関わらず、なんとか複数の個体が生き残ってくれています。 今年は元気いっぱいに、赤い美しい花を咲かせてくれました。 ホラセッキー(horacekii)とはスルコレブチア・プルプレア(purpurea)の一種のようです。 また、特に”トゲが短い”(unguispina)と表現されていることもあります。 主に下記呼称方法で呼ばれることがあるようです。 ・horacekii ・purpurea ssp. horacekii ・purpurea v. horacekii (hort. 2009) ・purpurea unguispina horacekii ”トゲが短い”(unguispina)という名前通り、本種は虫の様な小さなトゲがついています。
HS27aのフィールドナンバーで種を撒きましたが、全く異なったトゲの色が出ています。
そもそも、タワシのような茶色いトゲを期待し、撒きました。 左側の個体は、想定通りの個体なのですが、右側は全く予想していなかった色合いです。 スルコレブチア・スオボダエは、正式にはスルコレブチア・メントーサ(Var:変種)スオボダエと呼ばれるのが正式な呼称方法の様です。 変種:スワボダエは、基本種のメントーサと比較して、トゲが柔らかめでソフトなタッチになっていることがあります。 また、一つのアレオーレ(刺座)から出るトゲの量も基本種よりもスワボダエの方が多めなのが特徴です。 本種は、昨年の秋の台風・長雨にもめげず、腐敗することも無く育ってくれています。 かなり容易に育てることができそうです。
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7月 2024
運営者近畿の住宅地の中でサボテンや多肉を育てています。 |