ギムノカリキウム・天平丸・レシィ このレシィと言う天平丸。 数年前から、種子業者でチラホラ表れるようになっています。 しかしながら、殆ど情報が見当たりません。 オロモウツ/Olomouc(チェコの都市)のサボテンクラブのWEBページにわずかに心当たりがあるくらいです。 今回、①ChatGPTでチェコ語の文章を英語化 → ➁テーマごとに箇条書きへ変更 → ③専門用語の訳語を食わせて日本語化処理してみました。 以下ChatGPTが吐き出した内容です(一部、ひどく分かり難い所は加筆・修正しています) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - ギムノカリキウム・天平丸・レシィ(Gymnocalycium spegazzinii v.recii) 分類: サボテン科 出典: Cactaceae etc. 2017/1, pp. 33 – 36。 根の形状: 主根はわずかに蕪(カブ)形で非常に長く、少数の側根があり、主根の末端部から豊富に形成される。 全体的な形状:平らな球形であり、直径7 - 10 (20) cm、高さ3 - 8 cmである。 部分的には土壌に沈み込んでいる。頂部は深く刺と毛で覆われている。 表皮: 若い植物では暗緑黒色であり、後には青銅色から黒緑色に変化する。 稜: 10 - 13 (-18)本あり、頂部は約1 cm幅、下部は約1.5 - 2 cm幅である。 切れ込みがわずかに波打ち、基部の稜では切れ込みが殆ど確認できない。 アレオーレ: 小円形で、3 mm幅で5 - 7 mm長く、わずかに凹んでいる。 最初は豊富な灰色がかった黄白色の毛で覆われ、後に黄灰色、白灰色になり、最終的には裸になる。 刺: 5 - 7本あり、放射状で針状である。 花: 果皮は紫青色で、わずかにしわが寄っている。果実は梅青色である。 原産地: アルゼンチン、Tucuman州、Quilmesの近辺、特に「Ruinas de Quilmes」産が最も良く知られる。 ホロタイプ(*1): オロモウツ地域博物館の標本室にB171479という番号で保存されている。 特徴: 他の種と異なり、果皮の色、表皮の色、および刺の漆黒色がタイプ種 (*2)と異なる。 命名: オロモウツ市サボテンクラブの会長であり、スポンサーでもあるミハル・レック(Michal Rec)氏にちなんで名づけられた。 (*1)ホロタイプ(Holotype)は、新種の学名記載をする時に1点だけ選ばれる標本。 この1点以外の標本は、参考用としてパラタイプなどと呼ばれる。 (※ここの部分は無茶苦茶複雑です。ざっくりとした説明です) (*2)”タイプ種”(模式種)とはGymnocalcycium spegazzinii (天平丸)の基本となった種 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 【感想】 全般的に、根、表皮、稜、アレオーレなど細かな情報満載。 夢野久作のドグラマグラにある「チャカポコ・チャカポコ」並みに読むのが苦痛です。 ただ、標本の保管場所や、命名の背景に関して、オロモウツ市(10万人都市)の地方色豊かなのに驚きました。 ・・・というか、10万人都市で、ホロタイプを保管する博物があるなんて凄いな~。 どちらかと言うとオロモウツ市の方に興味湧きました。 毛で覆われている事を繰り返し指摘していますが、確かに、本種は何となく普通の天平よりも若干モコモコ感があるかもしれません。 ロフォフォラ名人の育て方だと面白い姿になってくれるかもしれません。 私は出来そうにありませんが・・・ 【出典】 https://www.carciton.cz/kaktusy/clanky9.htm 【追記】 ちなみに、上の説明、やはり本当に分かり難い。 ただ単に、私の植物に対する知的基礎体力の無さなのかもしれませんが・・・ こんな時は、大阪のおっちゃんに分かりやすく解説してもらおうと、 ChatGPTに天下茶屋に住んでいるサボテン好きなおっちゃん(HN: サボ源之助さん(68歳:サボテンクラブでは若手)になってもらい説明してもらいました。 - - - - - - - - - - - - - - - 以下、天下茶屋のサボ源之助さんの解説- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - おおよそこんな感じやな、この文章。 まず根っこやで。メインの根っこはちょっとカブみたいな形で、長いねん。 そこからあんまり枝根は出てこないけど、奥の方に行くとたくさん出てくるんや。 それはなんとなく深いところから出てくる。 で、本体やろ?丸っこいんやけど、ちょっと扁平な感じで、直径が7~10センチくらいやねん。 高さは3~8センチくらいで、土に半分くらい埋まってるねん。 てっぺんは深くてトゲと毛で覆われとる。 最初は濃い緑やけど、後で青銅色みたいになるんや。 で、稜ってのは植物の体の段々のことやで。 このサボテンは10~13本(18本もあることもあるらしい)の稜があって、上の方は1センチくらいの幅やけど、下の方に行くともっと広くなるねん。 稜の上の部分は3~5ミリの高さがあって、下の方ではフラットになるわ。 稜同士はちょっと起伏があるけど、下の方ではほとんどわからんくらいや。 アレオーレってのはトゲが生える部分やねん。 これがちょっと埋まってて、最初は毛で覆われとる。 後で黄色っぽくなって、その後白っぽくなるんや。 アレオーレ同士は1.5~2.5センチくらい離れてるねん。 トゲは5~7本生えとるで。周りに生えるトゲは針みたいな形で、横に2~3対、下に1本や。 横のトゲは上向きに曲がっとることが多いねん。 ちなみに新しいトゲは黒褐色で、次第に黒っぽい角色になってくるねん。 お年寄りのサボテンのトゲは同じ本数やけど、ちょっと爪みたいな形になってて、根本に曲がってるねん。 お花や果皮の色は紫から青色やで。 原産地はアルゼンチンのトゥクマン州のキルメスの近くや。 オロモウツの地域博物館の植物標本室にホロタイプが保管されとるねん。 この種は他の天平丸(spegazzinii)のサボテンと違って、果皮の色や本体の色、トゲの真っ黒い色が特徴やねん。 名前の由来はオロモウツの組織の会長で、オロモウツのサボテン育成のスポンサーやったミハル・レック氏から来てるねん。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - むっちゃ分かりやすい! やるなサボ源之助68歳。南海の特急の指定席がホームから遠い! と文句言ってるだけちゃうやん! むっちゃ分かりやすい。
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大型烏羽玉 烏羽玉のキリンウチワ接ぎの個体です。 烏羽玉はキリンウチワへ接木した後、ことごとく地植えしましたが・・・ 先日のマミラリア・ペレスデラロサエと異なり、健康な根を出してくれています。 接ぎ降ろしをしても、「接穂」の種類により、その後の発根が凄く左右される気がしています。 発根ホルモン(オーキシン)は植物の頂部から発生すると聞いた事があります。 接穂の種類によってもオーキシンの量が変わり、その後の台木の発根に影響するのかもしれません。 テロカクタス・サラデンシス VZD 041A 去年も成長の早い個体は個別に鉢上げしていましたが、更に何株か鉢上げできました。 10株程度をそろえることが出来たので、種が取れそうなので、ちょっと期待しています。 ギムノカリキウム・プロチャズキアナム VG345 ギムノカリキウム・プロチャズキアナムについて、うちでは3つのフィールド番号を育てています。 これは、Кактус-Клубより導入したもので、Victor Gapon氏の由来によるものです。 かれまで、導入したプロチャズキアナムはどれもQuilino産です。 >>結構な田舎、Quilino! しかしながら、同じQuilino産でもVG345はちょっと灰色が濃く、白い粉がでるのも強め?と思えることがありますが ・・・全く気のせいかもしれません(笑) ギムノカリキウム・アチラセンセ・カインラドリアエ VG-020
正直、育苗トレーは、土の深さが無いので、あまり長期間育てられません。 本種もちょっと根塊気味な根をつけるので、もう限界でした。 今回高さが10㎝以上ある鉢に植え替えました。 これも、先ほどのプロチャズキアナムと同様、Victor Gapon氏由来のものです。 去年の秋から冬にかけてはひたすら、鉢上げを行っています。 ギムノカリキウム・瑞昌玉 VG-471 六年目にして、やっと育苗トレーを卒業し、個別に鉢上げしました。 Short spineと注釈がありましたが、確かに刺が短めのような気がします。 私にしては珍しく、接木していない個体です。 ギムノカリキウム・オコテレナエ TOM233 オコテレナエという事なので、バッテリーに近い種類です。 種の形もバッテリーと同様にお椀型のトリコモセミネウム・グループ(Trichomosemineum)の形態です。 チョコレート色とよく表現されることがありますが、殆ど黒です。 また、刺も真っ黒なので、なかなか渋い趣があります。 アカントカリキウム・グラウカム ロシアのサボテンクラブより種子を導入したグラウカムです。 彼の地で黒刺を選抜した株のようで、フィールド番号はありません。 本株はキリンウチワに接ぎ木した促成栽培の株ですが、ブルームなどと呼ばれる白粉はそれなりに出てきてくれています。 これと育苗トレーの中でひしめき合っていましたので、ようやく個別に鉢上げさせました。 フェロカクタス・カルメン玉
これは地植えしていたものを鉢上げしました。 クラブの会長の家にある直径60㎝ほどの巨大なカルメン玉から得た種を発芽させたものです。 意外と、てこずってしまい、暑さで殆どの子株をダメにしてしまいました。 また、キリンウチワとの相性もあまり良くなく、5-6株を接木しましたが、1株しか大きくなりませんでした。 ロビビア・アカントプレグマ・ローゼイフローラ。
ロビビアの花、刺ともにチェコの「kaktusy-sukulenty-masozravky」というサイトを見ては、花の美しさと刺の美しさにうなされています。 植物のポテンシャルもさることながら、写真撮影が秀逸なので、植物のもつ美しさが本当によく分かります。 このサイトで紹介されているロビビアとCacus Brno(チェコ)の親和性が高いため・・・ 個人的にはここ数年で、「ロビビアの種を買うなら、Cactus Brno!」という感じになっています。 どうでも良いですが、奇麗なロビビアを見せてくれる西スラブ(チェコ・ポーランド) 美しい刺と肌色のギムノカリキウムを見せてくれる東スラブ(ウクライナ・ロシア、一部にはブルガリア) ・・・の固定概念ができつつあり、本当に彼の地で栽培された南米もののサボテンには美しいものが多くて驚かされます。 しかも、「どうしたらそんなに奇麗になるの?」との問いに、どなたも「普通に草花育ててますねん」的なゆるーい感じで回答くるにも関わらず、奇麗なのが出来上がっているのに驚かされます。 そんなゆるゆるで、こんな奇麗なサボテンができちゃうの? もう、気候が違うのか? 水が違うのか? 太陽の角度が違うのか? 冬の間、段ボールに入れて倉庫で保管してる人もいます。この休眠が良いのか? いずれにせよ、日本では再現が難しいのかな?と感じています。 そんな感じで、Brnoから導入したローゼイフローラ君です。 播種してから、キリンウチワチートを用い、まる2年ほどたちがますが、まだ花を見ていません。 しかしながら、ちょっとトゲの形に魅了されています。 ちょっと短刺っぽい個体なのか? それとも遮光が強かったのか?どちらかは分かりませんが、ちょっとピグマエオセレウス・ビーブリーを思わせるような刺になっています。 既に直径も10cmほどで、いい加減、花が咲いてもおかしく無いサイズなので、今年に開花を期待したいと思います。 ギムノカリキウム・オブダクツム LF82 2018年に購入し、種を播いたのは2019年。 私も何故注文したのか・・・あまり記憶にありません。 よく知らないサボテンだし、「まぁ勉強、勉強」・・・という軽い気持ちでおまけ程度に播種したサボテンだと思います。 強い気持ちも特には無いので、接ぎ木させたりすることも無く、ひっそりと棚の影で育っていました。 ところが・・・よく見ると、かなり面白い形になってきて驚いています。 非常に扁平です。 テルマエ・ロマエの「平たい顔族」と言うセリフがふつふつと蘇ってきます。 本当に扁平で、大宰府天満宮で売っている「梅が枝餅」みたいです。(わかる人にしか分からない表現でごめんなさい)
ネットの写真でもここまで、扁平になっているのを見た事がありません。 恐らく用土の肥料切れの状態が長期間続いた為、ここまでの姿になったのだと思います。 写真撮影後、植え替えましたが、もう少しふっくらしてくれると思います。 今の形がそれなりに気に入っているので、ふっくらしてくれなくて良いのですが・・・ ギムノカリキウム・アルマツム LF597 ギムノカリキウムのアルマツム。 2017年に播種し、泣かず飛ばすの状態が続いていましたが、3年前に袖ケ浦に接ぎ木していたアルマツム君。 やっとどんなサボテンなのか分かるような大きさになってきました。 <2021年に接ぎ木したばかりの様子> 但し、このアルマツム君、大きくなったのですが、まだ開花を見た事がありません。 これら、天平・光琳系の「スカブロセミネウム・グループ (Scabrosemineum)」は花があまり咲かず、さらに咲いてもなかなか種が載りません。 チェコでは、アルマツムは種も株も本当に安価に販売されています。(実生苗でも500円前後) 安価という事はそれなりに増やしやすいサボテンなのだと思いますが、うちでは苦労しています。 (多分チェコは日本より涼しいのかな?) 黒刺は美しいのですが、ちょっとひねりの無い刺なんですね。
うねる様な刺が出てきてくれたら、それはそれで面白かった・・・というか取り扱いがしやすい。 こいつは、刺が直線的なので、鉢を持つ手に刺が突き刺さりそうで、ちょっと怖いです。 今、種子リストを見返してみると、「direct dark spines(直線的な暗い色のトゲ)」と確かに注釈がありますね。 私がサボテンを栽培している地域は、米つくりが盛んと言うほどではありませんが、それでも日本の平均的な栽培が行われています。 徒歩圏内にはJAによる脱穀工場(ライスセンター)もあり、収穫時には、軽トラでもみ殻詰め放題な環境になります。 そこで、昨年の秋から「もみ殻」を大量に漉き込んで、地植えのサボテン用土を改良してみようとトライしていました。 まだ、あまり経過はしていませんが・・・確実に根の張りは良くなってきている感じがします。 ランポーのキリンウチワ接ぎ降ろし苗 以前とは比べ物にならない程、ぐっと根張りが良くなっている気がします。 スルコレブチアのカキコです。
もみ殻以外にも燻炭や、牛糞も漉き込んでいます。 根がそうした肥料分も抱きかかえている感じになって来ています。 Youtubeの家庭菜園コンテンツにヒントを得ましたが、何となく良い感触が掴めてきたので、引き続き経過観察と改良点の検討を行ってみたいと思います。 去年の春くらいから、サボテンの接ぎ降ろし株を鉢や育苗トレーで行うのでなく、土壌に直接植え込んでみる実験をおこなっていました。 結論から言うと・・・正直、あまり成功しませんでした。 実験は去年の春から始めていましたが、最初の数カ月までは調子よく見えていました。 耕したばかりの土は「ふっくら」としており、土壌にも空気や根のでる隙間が沢山あったような気がします。 <去年の地植え直後の様子> しかしながら、水やりの度に、土壌は徐々に引き締まっていき、最終的にはカチカチになってしまいました。 この土が締まったタイミングくらいからサボテンの調子が悪くなった気がします。 土がある程度固まりきった7月以降は何か拗れたような株がチラホラ見えてきていました。 持ち上げ見ると! な!なんと、キリンウチワ君が無くなっているではないですか!!! ・・・とまあこんな感じで、あまり調子は良くありません。 マミラリア・ペレスデラロサエも30株ほど接ぎ木していましたが、半分はキリンウチワが腐敗して枯れ果てています。
残りの何株かはキリンから根がでていますが・・・弱い! 海外の安っすいドミトリーに併設されているシャワーの水圧並みに弱い。 地植えは失敗か・・・ そう思ったとき、「ひろちゃんファーム」と言う小規模菜園で野菜作りをしているYoutubeを目にすることがありました。 とにかく、この「ひろちゃんファーム」 もみ殻大好き。 一に「もみ殻」、二も「もみ殻」 三、四も「もみ殻」 五に「もみ殻燻炭」 ・・・という感じで土壌に大量のもみ殻を漉き込んでいるように見えました。 そして、土がふっくらしている感じです。 「おおっ!もみ殻!」 確かに、東南アジアで、普通の土に、もみ殻いっぱい混ぜてアストロフィッツムの兜を育てている人いたな・・・ そうだ!もみ殻を混ぜてみよう! (つづく) うちの温室では、トマトなどの野菜も育てています。 しかし、サボテンと野菜はなかなか両立できませんね。 野菜が害虫を寄せ付け・・・それはそれは・・・・ひどい事になっています。 しかしながら、サボテンだけ専念できない諸事情もあり、このままでいく予定です。 一方、うちの温室には野菜が元気に育つ事ができる無遮光の太陽がガンガンに刺す場所があります。 春や夏の間、こんな場所に、サボテンを置くと、一発で日焼けしてしまいます。 でも、今は冬。 トマトも枯れているし、場所も無いし ・・・という事で冬季限定で無遮光の場所に置いてみました。 無遮光下は、どうも温度がかなり上がるようで、冬にもかかわらず、サボテンがどんどん成長してくれています。 さらに刺も、見たことないような刺が出てきてくれています。 アカントカリキウム・シオナンサム・アウランティアカム LF0069a 下部の刺とは比べ物にならない強い刺が出てきてくれています。 なんとかこれを維持したいと考えていますが、アカントカリキウムの中ではアウランティアカムは暑さに強くは無いので、夏場はこの環境では厳しいかもしれません。 ロビビア・フェロックス これまた、南米病大好きな高温に弱いフェロックス君です。 最近、こうしたロビビアとかエキノプシスの強い刺のサボテンがついつい気になってしまいます。 ロビビア・バックベルギー・ノバ KP103 これも、普通のバックベルギーなのですが、直射日光に当てると、2段の団子のようになってしまいました。 2段目の刺がすごく強くなってきています。 ロビビア・ラテリティア・クッペリアナ
刺もののロビビア・エキノプシス系で、刺の強さは最高峰を誇るのでは?とは個人的には思っているクッペリアナ君です。 ポーランドやチェコなどの西部スラブ語圏の栽培家の写真でしか見た事はありませんが、「クッペリアナ」で紹介されているサボテンは本当に刺大魔王みたいな感じになっています。 家ではまだまだ、一年生なので、こんなものですが、将来的にはごっつい刺を出して欲しいです。 でも、夏には特に弱そう。(ポーランドとかチェコとか涼しそう~) 接ぎ木チートが欠かせなさそうです。 3年前に新しい温室でサボテン栽培を再開してから、再度ゲオメトリクスを栽培しています。 ずっと憧れだった、ゲオメトリクスのウチワサボテンへの接木と、その接木株の地植えを楽しんでします。 接木されたゲオメトリクス。 ゲオメトリクス維管束が大きいので、ウチワサボテン接木の初心者用の練習として持って来いだと思います。 うちでは、接ぎきれずに太りすぎたウチワサボテンの台木はことごとくゲオメトリクスと合体させられており、その数がかなり増えてきています。 昨年は、60本ほどゲオメトリクスをビロードウチワに接ぎ木しました。 春からお温度が上昇してきているので、ゲオメトリクスから芽がでてくるようになりました。 まるで、マタンゴ島の様です。 また、同時に、台木からも余計な脇芽が盛んに出てくるので、脇芽取りも大変になってきます。 一昨年接木した株は見事に開花してくれています。 ありがたいことに、去年は種が播ききれないほど取れたので、今年は受粉させずに鑑賞だけにとどめたいと思いま 接木していると成長が旺盛になります。
「旺盛」と言えば聞こえは良いですが、実際は異常な加速度成長です。 その為、側芽には”変わり物”が出てきたりしています。 写真の左側は少々、斑入りの芽となっています。 そして、右側は斑入りで且つ綴化してきています。 |
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7月 2024
運営者近畿の住宅地の中でサボテンや多肉を育てています。 |