今年は、ギムノカリキウムとウチワサボテンの相性をいろいろと実験していました。 ウチワサボテンは、花サボテンと親和性が高いので・・・ なんとなく、羅星丸とならば上手くいくのでは?と思い実験を開始していました。 ほぼ一年接木し、現在はこんな感じです。 ちなみに、去年の10月末の状況は上の写真です。 接木は8月くらいに実施しました。 ギムノカリキウム・ストリグリアナム 本種も無事に問題なく大きくなってきています。 来年は開花してくれることに期待したいと思っています。 ギムノカリキウム・エスペランザエ
一部で根強い人気のあるエスペランザエ。 白い粉は吹いていませんが、ビロードウチワに接木されてから新刺を出してくています。 その他、プロチャズキアーナムなども実験していますが、新しい刺を出してくれています(写真なし) 基本ギムノカリキウムは殆どウチワサボテンとうまく活着し成長してくれるようです。 こんなことならば、もっと数年前からウチワサボテンを活用していれば・・・ 腐ったあいつや、いじけたジョニー、南米病にかかって死にかけてたゴンザレス・・・ あいつら、みんなを救ってあげることも出来たかもしれない! と地団駄踏んでいます。 <参考> その他のギムノカリキウムVSウチワサボテンの実験(22年7月)
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寒くなって接木ができなくなっています。 去年までは冬の間はすることも無い状態だったのですが・・・ 今年はちょっと事情が違うようです。 ひたすら植え替えを行っています。 よく言われるのは、「植え替えをすると面積が4倍に増えるという」定説ですが・・・ 実感しています。 植え替えをすると、確かに4倍の面積が占有されていくような感じがしています。 植え替え後の株は木製パレットの上に置いていってます。 接降ろし株が引き続き大きくなっています。 正月休みの間はこれらの植え替えが必要になってきそうです。 子供を掻き取らずに、そのまま接降ろししているので、う~ん、バケモノの様になっている所もありますね(汗) 種取り用なので、姿には拘っていなのですが・・・ ちょっと不格好すぎますね(汗) カマエセレウス (カマエケレウス)・ルイスラミレジー
2018年に記載登録された、ルイスラミレジー。 比較的冷涼な気温を好むようです。 涼しくなってから一気に大きくなってきました。 少々恐怖を感じるような成長速度と育ち方です。 ロビビア・ 光虹丸 WR180 去年から、育てている「光虹丸 WR180」 ここに来てようやく理想的な体型のWR180が出てきたので、思わず写真撮影をしてみました。 黒いボディに規則的に並んだアレオーレが美しく感無量です。 本種は、海外のサイトで何度か写真を見たことがありますが、なかなか手に入れることが出来ませんでした。 ちなみに、この「WR180」というフィールド番号。
オーストリアのWalter Rausch氏が発見した植物に付与されている番号です。 ちなみに、このWalter Rausch氏。 先月の2022年11月末にご他界されています。 享年94歳でお亡くなりになられたとの事です。 ご冥福をお祈りします。 【参考】 以前のWR180について WR180について、今年の春の開花の様子 WR180について、昨年の接木の様子
「VG-1424・グラディアータ」の種子が到着後は。逸る心を抑えながら、鉢の周りで「マキシモー!(※1)マキシモー!」と声援を送りながら種を播きました。 (※1 映画グラディエイターで主人公マクシムス(ラッセル・クロウ)が、円形闘技場で戦う時に、観衆からマクシムスの愛称である「マキシモー!」の声援が湧き上がる。 しかし、焦る心をあざ笑うかの様に・・・・全く、発芽せず・・・ そんな感じで、今年の春から一人で黙々と。
でも心は大興奮しながら、マキシモーと向き合っています。 下の写真は、そんな私の精力や生力や性力、などなどが、いろいろと混ざりあった マキシモー! コピアポア・孤竜丸(コルムナアルバ)JN 2022
コピアポアは種が大きくて簡単そうなのですが、なかなか手こずっています。 沢山発芽してくれて喜んでいても、その後しばらくして見てみたら!殆ど死んでいる~という事を繰り返しています。 発芽したら直ぐに腰水をやめるような感じで育てなければならないのか・・・? 模索が続いています。 写真は、そんな中、40粒ほど播種したうち、唯一生き残った株です。 このフィールド番号の孤竜丸は、それ以降、業者さんでも見ることがありません。 もう次世代につなげる事はできないのだろうと諦めていました。 しかしながら、先月見たADBLPSのリストによると孤竜丸は自家受粉するらしいです。 また、インスタでも自家受粉を経験された方もいらっしゃいました。 俄然、やる気スイッチが出てきました。 「リトープス活動」も以前と同様に復活してきています。 播種と植替を2年ほど繰り返していると・・・ そこそこリトープスも増えてきています。 特に今年の10月くらいから初めた一斉植え替えで、一気に場所をとるようになりました。 棚の一角をリトープスが占めるようになってきています(汗) リトープス・紫勲玉 C151(グレーフォーム)
KさんイチオシのC151も、ここまで大きくなってきました。 墓石によく使われる御影石風の色合いが、なかなか素敵です。 我が温室は非常に高温になりますが、くじけること無く育ってくれています。 とは言ってもやはり高温は少々心配なので、リトープスには白い鉢や駄温鉢を使用しています。 ADBLPSからは魅力的なエキノセレウスがよく販売されているので種子を定期的に導入しています。 また、ここは種子が新鮮なのか? もしくは種子を冷蔵庫に保管しているのか? 発芽率が非常に高く、重宝しています。 紫太陽 L88 よく発芽してくれたので、いくつか接木しました。 あっという間に大きくなりました。 育苗トレーに接降ろしすると、ちょっとした紫太陽の森林の様になっています。 ちなみに、接ぎ木していない苗は直径2-3cmといった所です。 エキノセレウス・コッキネウス・ローゼイ SB296
ADBLPSのサイトで可愛らしい花が掲載されたので本種も播いてみました。 これも良く発芽し、いくつかを接ぎ木しました。 接降ろし後、半年ほど経過しましたが、少々カオスな状態です。 植え替えが必要ですね(汗) ランポー玉は新しい温室でも速攻開始していました。 そして、以前と同じように、チマチマと・・・ ・頂いた種子を播いたり、 ・受粉させて種を取ったり、 ・はたまた、FN付きの原種ランポーを播いたり、 「ランポー活動」は飽きずに続けています。 接ぎ木チートを利用したりはしていますが、それらが徐々に大きくなってきています。 亀甲系が好きなので、それらを重点的にイジっているので亀甲系がどうしても目立ってしまいます。 手前と、後ろの株は違う遺伝子かな? それとも吹いてきた子供を再度接ぎ木した同じ遺伝子かな? もう、よく分からなくなってきてます。(汗) 同じく亀甲系。 写真の隣・前後の株は、同じ兄弟株のはずですが、亀甲系が出たり、斑入りがでたりとカオスです。 恩塚系も育てています。
この恩塚は綺麗なV字が出た親株を胴切りし、出た子供から挿し木したものです。 親株同様、綺麗なV字が出てくれることを期待しています。 ただ、まだ小さいので、あまり顕著なV字は現れていません。 LB2178とVoS-014aの両者ともアグア・ドゥルセ(Agua Dulce)という場所に産します。
しかも、似たような雰囲気があります。 日本ではごっちゃになっている感じがしますが、ヨーロッパやタイなどでは両者の違いが良く議論されています。 いろいろな議論を斜め読みしてみると・・・ 結論としては、下記のように紹介されている事が多いです。 ・VoS-014a → 稜の数が少ない ・LB2178 → 稜の数が多い うちの温室でも、数年前に「ややこしい地域」から導入したVoS-014aとLB2178が育っています。 両者を比較栽培した所、同様な違いが顕著に出てきました。 左:VoS-014a 稜の数:10個 右:LB2178 稜の数:13個 ちなみに、VoS01-014aはRで始まる国、LB2178はUで始まる国から数年前に導入しました。 この2株を見ていると、切なくなってきます。 早く平和が訪れてほしいです。 ちなみに、Uの国の方に、「平和をお祈りします」というと、「平和は要らない、勝利を祈ってくれ」と言われました。 私は70年代に生まれ、先の大戦の時代感、雰囲気というのは「直」では分かっていません。 おそらく戦争というものが、非日常でなく、日常になった時、「平和よりも勝利!」となってしまうものなのでしょうか・・・? アグア・ドゥルセ(Agua Dulce)について エキノカクタス・翠平丸 一昨年、ヤフオクにて種子で入手した翠平丸の接降ろし株です。 うちでは翠平丸はカイガラムシに弱く、本株もカイガラムシに侵された跡が残ってしまっています。 このバッジの翠平丸の種子では、発芽率向上の実験がいろいろとできました。 硝酸や塩酸につけると良いと聞いていたので、塩酸にも浸してみましたが、種がプカプカと浮かび、表面の溶解を感じられませんでした。 それ以上に、塩酸が怖いので、私にとってこの方法はちょっと馴染めない気がしています。 代わりに行ったのが、種子の皮むきです。 娘の彫刻刀を借りて、種子に軽くクラックを入れ、中の白い”具”が見えるか?見えないか?(時々おもいっきし見えていますが・・・)の状態にして播種してみました。 この方法の場合、殆どの種子で発芽するので、現在の所は、この方法で進めてみようと思っています。 むちゃくちゃ面倒ですが(笑) 時々、力が強すぎて、種を真っ二つにして駄目にしてしまうこともあります(泣) 写真は、太平丸/ 小平丸 / 花王丸 /翠平丸かは分かりませんが、「VM 896」のフィールド番号が付与された個体群の一つです。
昨年は、エキノカクタスの海外種子を導入して、次々と皮むきしては、発芽後接ぎ木しました。 エキノカクタスは発芽後の苗が大きいので実生接ぎが行いやすいく重宝しています。 |
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2月 2023
運営者近畿の住宅地の中でサボテンや多肉を育てています。 |