輸入種子は60~100粒ほど播種しても4-5本しか発芽しない時があります。 最悪、全く発芽しないという事もありえます。 同じフィールド番号同士の遺伝子を維持したいので、私の場合は殆ど種取りで次世代へ繋げるため、片っ端から接ぎ木しています。 その為、通常下では淘汰されて無くなってしまうような、軟弱な株も接ぎ木で無理やり大きくさせることがあります。 ギムノカリキウム・モロエンセ LB326 本株は発芽時から、少々黄色気味でした。 腐敗が入っているのだと思っていましたが、ダメ元で接ぎ木してみると斑入りの様な株になってきました。 キリンウチワ→袖ヶ浦と接ぎ替えましたが、袖ヶ浦以降は、直射日光が7時間以上はあたる環境で地植えしてきました。 強い光に晒され続けてきた事が原因なのか? 表面が若干ケロイド状になっています。 今後は弱い日光のもとで育てたいと思います。 通常のモロエンセ。
これもキリンウチワ→袖ヶ浦と接ぎ替え、最近接降ろしした株です。 自根で育成すると、そんなに大きくはならないようですが、本株は直径15cmは超えていると思います。 ちょっと白粉を吹く種類で、ベルクティの近縁種と言われることもあります。
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昨年の夏は異様に熱く、キリンウチワの接降ろしが非常に不調でした。
通常、育苗箱にサボテン用土を入れて、接降ろしをするのですが、今までの様に行きません。 温度が高すぎて根が出てこないような感じです。 そこで、去年から育苗箱に入れるのではなく、地面(もともと畑だった場所)に接降ろし株を、直接突き刺して根出しできるか?の実験をしていました。
ギムノカリキウム・クベサイ
冬の間は全く根が出ておらず、ぺしゃんこになっていました。 根が動くのかな?と非常に心配でしたが、ふっくらとしてきており、更に新しい刺を出してくれています。 なんとか成長してきているようです。
ギムノカリキウム・アンドレア・ドッピアーナム
ドッピアーナムの方は、まだ根が十分に動いていない様子です。 全体的に萎んだまま、さらにストレスで球体が紫色になっています(これはこれで美しい) 振り絞るようにして蕾を出してきています。 少々心配な個体です。
ギムノカリキウム 羅星丸 ssp nova VG 271 典型的な羅星丸の小さなピンクの花が咲いてくれました。 接ぎ木やカキ仔で育てた個体なので、若干メタボ気味です。 自根で、じっくり育てると毛だらけの雰囲気になるはずですが、うちではまだまだです。 VG271君、今年の花には花粉が全くありません。 写真では若干見えにくいかもしれませんが、雄しべには全く花粉がありません。 去年は花粉が有ったのですが、どうも今年は「外れ」の年のようです。 種を取りたかったのですが、来年以降に期待したいと思っています。 ギムノカリキウム 羅星丸 ブリジッタエ VG 974
Kakteen Piltzの奥さんの名前が冠された羅星丸です。 >> ブリジッタさんについて 他の羅星丸に比べると、ちょっと刺がゴワゴワしており、力強い感じがします。 羅星丸にしてはちょっと大柄な感じがします。 花も若干大きめな感じもしています。 私にとって、オオイヌノフグリが咲くと春がきたような気になりますが、我が家の温室では、暖かくなるとギムノカリキウムが真っ先に開花を初めます。 スルコレブチアやメディオロビビア、レブチアと言った種類よりも、ギムノカリキウムの羅星丸系が次々と開花してくれるようになります。 ギムノカリキウム・羅星丸・グラウカム VG471 昨年同様、羅星丸系の中では真っ先に開花してくれる羅星丸・グラウカムです。 複数の遺伝子を育てているのですが、全ての個体がほぼ同時期に開花してくれます。 ギムノカリキウム・羅星丸・グラウカム VG471 グラウカム(=灰色)と言う名前が冠されていますが、今の所、全く灰色っぽさは感じません。 ただ、一斉に綺麗な花を咲かせてくれるので、純粋に花サボテンとして楽しんでいます。 ギムノカリキウム・ カロリネンセ・ルードヴィッヒ VG288 LBナンバーのルードヴィッヒ・ベルヒトさんの名前が冠されたギムノカリキウムの一つです。 ベルヒトさんから数回、種を購入しましたが・・・その後ご他界されたので、もうあのコレクション(5600種程度)から種子を購入することが出来ません。 LB番号のついた、ロビビアやアカントカリキウムとかも購入しとけば良かった!と激しく後悔しています。 ギムノカリキウム・ カロリネンセ・ルードヴィッヒ VG288
球体は羅星丸の中では黒っぽい色をしています。 そして、対象を成すように白系~白っぽいピンク系の花が咲きます。 開花していない時期でも、その黒っぽい球体が目立つのでなかなか存在感があります。
ギムノカリキウム・ナタリアエ VG709
2年ほど前に接降ろしをしたナタリアエです。 3cmほどで接降ろしをしましたが、根がキリンウチワなので成長も早く現在9cm程度になっています。
スルコレブチア・カリクロマ・VS420
ウチワサボテンに接ぎ木してたものから仔が吹いてきていました。 それらをバットに植えて根出ししていました。 1-2年ほど置いておくと根がかなり出て来て大きくなってきます。 写真はカキ仔を挿し木した後、2年ほど経過した個体です。
ロビビア・ヤヨイアナ /紅笠丸 /・ニグロストマ VG1013
Nigro=黒 Stoma=お腹 と熱帯魚の趣味をやっている時にも良く聞いたラテン語学名のロビビアです。 学名の様に、お腹(中心部)が黒い花が咲きます。 開花は下の写真様な感じになります。
【ラゴネシーとレッドリストの関係】 ・レッドリストとは、絶滅危惧種のリストのことで、国際自然保護連合(IUCN)が世界中の動植物に対して評価している。 ・レッドリストに載るためには、種の分布や個体数、生息環境の状況、繁殖力、遺伝的多様性などが評価され、種を「絶滅危惧」のカテゴリーに分類するための基準が設けられている。 ・評価された種は、絶滅危険度に応じて、以下の9つのカテゴリーに分類される。 ・ギムノカリキウム・ラゴネシーは2013年に"6"の「深刻な危機に瀕した種」に指定されている。 1.情報不足(Data Deficient) 2.低危険度(Least Concern) 3.軽度懸念(Near Threatened) 4.検討すべき種(Vulnerable) 5.危急種(Endangered) 6.深刻な危機に瀕した種(Critically Endangered) 7.消滅危惧種(Extinct in the Wild) 8.野生絶滅種(Extinct) 9.絶滅種の再導入や再定着が必要な種(Extinct in the wild and Ex Situ conservation) ・本種が、6の「深刻な危機に瀕した種」に指定された主な理由は「人的な不法採集」。 ・ラゴネシーは道路のそばに生えており、容易に個体へのアクセスが出来るため乱獲されてきた。 【ラゴネシー栽培での環境要件】 ・明るい場所に耐えられるが、遮光や午後は日陰になる環境が好ましい。 ・特に成長期には鉢にはなるべく光が当たるようにして、鉢内の温度を若干あげる方が望ましい。 ・強い光に当たると青銅色になり、花や刺の生産を促進するが、夏の最も暑い時間帯に直射日光にさらされると、日焼けや成長の停止が起こる可能性がある。 【ラゴネシーの栽培と繁殖】 ・栽培が非常に困難であり、成長速度は非常に遅い。 ・ある程度の時間が経過すると、子株が発生することがあり、株分けが可能である。 ・通気性の良い標準的なサボテン用の混合土が好ましい。 ・低pHの用土を好み、石灰分が豊富な土壌では成長が完全に停止する可能性がある。 ・根に十分なスペースが必要であり、鉢が小さくなってきたら2年に1回程度、または必要に応じて植え替えが必要である。 ・良好な排水性を備えた鉢を使用することが重要である。 【雑感】
ChatGPTを用いると、外国語の情報を日本語に置き換える、特に文字入力に割く時間が圧倒的に少なくなる気がします。 自力でやる時よりも、10倍は早い感じがします。 また、自力で文章を作っている時は、その入力時間や推敲した「労力」の惜しさが出てしまい、余計な文章を付け加えて全体的に分かり難くなりがちです。 その点、ChatGPTを用いた文章は自分で作った文章では無いので、サンクコストは0。 文章編集に潔さが出てくるような感じがします。 アカントカリキウム・グラウカムは白い粉が表皮を覆います。 アカントカリキウムだけでなく、ギムノカリキウム・グラウカムにも同様の傾向がみられます。 この「グラウカム」という名前と表皮の白い粉について調べてみました。 グラウカムという名前の由来と背景 グラウカムの語源となったGlaucous((γλαυκοζ )という言葉はギリシャ語で灰色がかった/青みがかった色を指しています。 つまり、葉、茎、または果実に特徴的な灰色や青緑がある植物には、「グラウカム」と名付けられるケースが多々あります。 この様な灰色がかった色は、表皮表面にワックスの細かい粉末が存在することによって生成されます。 砂漠の多くの多肉植物は、クチクラ外ワックス(Epicuticular wax)またはプルイナ(pruina)と呼ばれるワックス(蝋)で覆われた表皮を持っています。 こうした、クチクラ外ワックス(Epicuticular wax)を持つ植物には、下記例が見られます。 例: ・アカントカリキウム・グラウカム(Acanthocalycium glaucum) ・ギムノカリキウム・グラウカム(Gymnocalycium glaucum) ・ギムノカリキウム・プロチャズキアーナム(Gymnocalycium prochazkianum) ・竜神木(Myrtillocactus geometrizans) ・エケベリア・ラウイ(Echeveria lauii) などなど・・ クチクラ外ワックスの保護作用 このワックスは植物の保護層として機能し、水分の損失を減らし、葉や球体を環境ストレス要因から保護します。 ワックスは紫外線を反射することができ、ワックスの結晶構造は植物の撥水性を高めることができます。 この事により、強い光から体を守ったり、水分に長時間晒されることによる腐敗から体を守っています。 クチクラ外ワックス(Epicuticular wax)の成分について クチクラ外ワックスの一般的な構成要素は、主に直鎖脂肪族炭化水素であり、飽和または不飽和であり、さまざまな官能基を含んでいます。 クチクラ外ワックスの化学組成は植物種によって異なりますが、通常、アルコール、エステル、アルデヒド、トリテルペン、フィトステロールなどのさまざまな官能基の有無にかかわらず、直鎖脂肪族炭化水素が含まれています。 クチクラ外ワックスの物理的特性もさまざまで、周囲温度で固体のものもあれば、有機溶媒に溶けるものもあります。 クチクラ外ワックスは通常の周囲温度では固体であり、融点は約 40℃を超えます。 【雑感】 う~ん、今回もChatGPTの助けをかりましたが、そもそもの単語が難しかったのか、回答がほとんど英語で帰ってきました。 「英語は分かんねぇんだよ! 日本語で話せ!」とマイケル・ダグラスにタバコを投げつけるガッツ石松の気持ちになりながら(ブラックレイン(1989))何度かChatGPTやGoogle翻訳をぶん回しました ちなみに、「クチクラ外ワックス(Epicuticular wax)の成分について」の項目にある文章は私もよく意味がわかりません(汗)
「直鎖脂肪族」とか「官能基」・・・う~ん、なんじゃそりゃ。 植物の生理現象・化学が専門の方なら、意味が分かるかもしれない・・・と思い、削除せずにそのまま残しておきます。 ChatGPT(ちゃっと・じー・ぴー・てぃー)はマイクロソフトが資金提供している「Open AI」という会社のAIです。 現在(23年2月)の所、無料で使えています。 将来的には有料になると言われており、無料の今のうちに使い倒して見たいと思います。 (現在の所、アクセスが集中しており繋がりにくい、または一時間での会話回数に制限があります。) 本日も文才の無い私に変わり、ChatGPT君にブログを書いてもらおうと思います。 Gymnocalycium ferocior VG320a Tosno-Santa Ana, Cordoba, 765m 「ブログを書きなさい」より前に書かれている下記3行は、実際の私の栽培状況です。
・私はフェロシオールは数年前から実生している。 ・私のフェロシオールは毎年花が咲いており、去年は種が取れた。 ・私のフェロシオールはアルゼンチンが由来です。 この3行はブログを作成する為の「事前情報・諸条件」です。 こうした「事前情報・諸条件の事」はプロンプト(Prompt)と呼ばれます。 ChatGPTのAIは(1)このプロンプトに、(2)世の中にあるデータベースを付け加えて総合的な判断から文章を作成しているようです。 ”「ferocior」というラテン語で「猛烈」”というくだりは、完全にChatGPTの判断で文章を作成しています。 ちなみに、「ユーモアのあるブログを書きなさい」と命令しているためか、文章に(笑)をたくさん付けてユーモアチックにしている努力が、もう、シンギュラリティ! ここ最近、私の周りで「Chat・GPT」と言われる、チャットAIがちょっとしたブームになっています。 SiriやAlexaとは異なり、ちょっとシンギュラリティを感じさせる、ある意味、ゾッとさせられるような会話を楽しむ事が出来ます。 巷では、プラグラムの構文を書かせたりと、”高尚”な使われ方をしていますが・・・・ ちょっと、ブログの文章についても、実験がてら、どのくらい書かけるのか試してみたいと思います。 瑞昌玉 VG-471 ※ 今回、Chat GPTくんにユーモアをお願いしましたが、特段ユーモアは感じません。
しかし、なんか、好印象な爽やかな文章ですね。 私には書けない(笑) 今年の6月に輸入したサボテン。
何かしらの意図があって、輸入したはずなのですが、時間が経つと記憶が曖昧になっています。 なんで、こんなの輸入したのだろうか?思い出せなくなっています。 写真中央部にある、「Gymnocalycium schroederianum v.paucicostatum」 ギムノカリキウム・シュロエデリアナム・パウキコスタータム (パウキコスタタム) これも6月に輸入したサボテンです。 でも、何これ? この特徴の無いサボテン。 なんか100円ショップで、由緒不明な「ギムノカリキウム」という名前で売られている「あれ」の感じ。 そして沸き溢れでる「駄物感」 勘違いして購入したのかな? こんな安っぽいサボテン購入した記憶が全く無い。 多分、間違えてオーダーしたのだろうなと思い・・・ Facebookで”schroederianum v.paucicostatum”検索してみたら・・・・ |
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7月 2024
運営者近畿の住宅地の中でサボテンや多肉を育てています。 |