ギムノカリキウム・フェロシオール VG 320a カイガラムシの一斉攻撃を受け、これまで、2年ほど調子が悪い状況でした。 農薬(スプラサイド)を3ヶ月に一度噴霧して、なんとか沈静化してきました。 VG320aのフェロシオールは、横向に大きくなるのが特徴だと聞いていますが、確かにあまり背が高くならず、径が大きくなってきています。 また、刺が球体にぴったりと張り付く様に生える傾向が強く、刺のトンボ感が強めです。 ギムノカリキウム・オリエンターレ・ヴィクロヴィ VG476 アチラセンセの様なピンクの花を咲かせています。 このヴィクロヴィは大きな分類では、ギムノカリキウム・アチラセンセの一種だそうです。 ・そしてアチラセンセの中でも、シエラ・グランデ(どこかよく分かりません)の東側沿いに産するものをオリエンターレと呼ぶ(オリエンタル=東洋) ・更に、 オリエンターレの中でも、高度1200m~1700mのものは刺がより白っぽく、放射線状になる。これをヴィクロヴィと呼ぶ。 (※オリエンターレは600m~900m) 位置関係がさっぱり分かりませんが、とりあえず、アチラセンセの高山性の種類の様です。 ちなみに開花前の様子はこんな感じです。
確かに刺が白っぽいかもしれません。
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ギムノカリキウム・ラゴネシー・P18 ラゴネシーはこれまでに何度も失敗しています。 播種にも失敗しますが、それよりも、1円玉硬貨サイズ以上に大きくするのに苦慮していました。 途中でイジケたように全く動かなくなります。 海外のサイトにもラゴネシーは「成長が遅く、栽培が最も難しいサボテンの一つ」というような事が書かれています。 【LLIFEのラゴネシーの紹介】 やっぱり、難しい種類だったようで、今回は方針転換をして、全てチート(キリンウチワ)を使うことにしました。 (※いつもこのパターンですが。) 去年の4月頃に実生接ぎをして、現在では接降ろししています。 しかも開花をしてくれています。 時間的な都合がつかなかったので、とりあえず強制受粉させました。
中途半端な開花でした。 雌しべも雄しべも熟成しきっていないかもしれません。 さて、一ヶ月後には膨らんでくれるでしょうか? ギムノカリキウム・ロブスタム(ロブストゥム) STO1581というナンバーは、プロチャズキアーナムで有名な番号です。(Quilino産) 私も、どうやら、ごっちゃになり間違えてロブスタムの種子を購入したようです。 2017年に播種しているので、既に5年はたっています。 以前は、ほとんど光の当たらない棚の下で、ひっそりと育てていました。 その間は、グレーと緑が混ざったような、あまりパッとしないサボテンでした。 昨年からは、太陽のよく当たる環境に移したのですが・・・! なかなか、良き風合いになり驚いています。 上の写真とは違う個体のロブスタム(ロブストゥム)
新しい刺も出ているようです。 もうすぐ、花も咲いてくれると思います。 ギムノカリキウム・カロリネンセ・ルードヴィッヒ VG288 一昨年より種子を入手し播種していました。 接木をしていましたが、どんどん子供が吹いていくので、昨年から自根に降ろしていました。 それらが、ようやく開花してくれました。 小さな体から、小柄な花をさかせてくれて、非常に可愛らし姿をしています。 白い花が基本のようですが、一部ピンクっぽい花も上がってきています。 ちなみにキリンウチワに接木したままにしている株は、ほぼブーケ状態になっています。
ギムノカリキウム・エスペランザエ VG 1242 スルコレブチア、メディオロビビアに押しつぶされそうになっているエスペランザエです。 花目が上がりつつあり、今年は開花してくれそうです。 とりあえず、植え替えなければなりませんが、でも、植え替えたら花芽がしぼんでしまいそう。 「ここは思案のしどころじゃのう~」by 小寺政職 と 問題を先送りしています。 ギムノカリキウム・カタマルケンセ・ベレンセ VG814
このカタマルケンセ・ベレンセは大のお気に入りです。 暑さに弱く、南米病にも罹患しやすく、3株しか残っていません。 接ぎ木した株は、美しい刺と、美しい紫色の体色を楽しませてくれています。 ソレガシは辻切り平左衛門。 かつては、とある大名に仕官して居ったが、慶長五年、かの関ヶ原の大戦の折、 主君は石田治部少に合力し、改易となった。 その後、主君を失ったソレガシは剣の腕前を買われ、備後の国にて、師範代を努めることとなった。 しかしながら、師範の奥方と粗相を犯し、折り合いが悪く出奔。 食うに困り、京に出ては辻切りを生業とするようになる。 俺は・・・・・辻斬り平左衛門! そこに、麒麟の首がある限り、迷わず切る! (↑ ただ、これがやりたいだけ)
ギムノカリキウム・羅星丸・グラウカム VG471
Gymnocalycium bruchii v. glaucum VG 471 一昨年より実生し、キリンチートを用いて、カキコを沢山とっていました。 それらが数日前より開花が始まっていました。 水をドカン!と多めにあげると、一気に蕾が膨らみ一斉開花をはじめました。 写真撮影をしている間・・・ 脳内で”彦摩呂”が「グラウカムのお花畑や~」「ギムノの宝箱や~」と連発していました。 グラウカム(灰色)と呼ばれる羅星丸なので、なにか特別なものがあるのか? う~ん、肌色が灰色っぽいと言われれば、その様な気もします。 正直、普通の国内で流通している羅星丸と顕著な差はよく分かりません。 若干、花の大きさが大きい様な気もします・・・が・・・う~ん、よく分かりません。 キリンウチワに接ぎ木していたメタボ株を、ひたすら降ろしして植えてつけています。 写真の鉢は、すでに植え付け後、地べたに安置し1ヶ月たっています。 しかしながら、根が出ていません。 温度が低いようなので、棚の上に移動させました。 メディオロビビア、スルコレブチア、レブチア、ギムノカリキウムなどの南米物ばかりです。 一部エキノケレウスもあります。 ギムノカリキウム・ラゴネシーとコピアポア・バリスピナス。
子株が凄かったです。 土の中に埋まってしまうような子株は取り除いています。 アルベルト・ボイテフはチェコのプランツハンターみたいな人です。 >> アルベルト ボォイテフ フリシュについて この方を冠したサボテンではロフォフォラのアルベルトボイテフィが有名です。 一方、ギムノカリキウムにもアルベルトボイテフィの名を持つサボテンが存在しています。 主に、「グラウカム ssp アルベルトボイテフィ」と呼ばれることがあり、「グラウカム」の一種なのかもしれません。 また、チェコの種子業者のリストで、本種がよく見られることから、チェコの方がお祭り騒ぎ的に命名しているのかもしれません。 何れにせよ、本種はネット上でも情報が極めて少なく、老成株の写真を見たことがありません。 一体どんなサボテンなんだろうと思い、何度か播種していたのですが、失敗ばかりしていました。 昨年から、キリンウチワチートを使い、やっと特徴らしきものが出てきたので、写真撮影してみました。 何が特徴と言うのが難しいくらい、あまり特徴がありません。
強いて言うと、ちょっと刺が赤っぽいのが、特徴かもしれません。 球体は灰色かかった緑? オリーブ色? いずれにせよ、あまり鮮やかな緑ではありません。
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