先般、初めて輸入株というものを手にする機会がありました。 種子の輸入はすることはありますが、株は今まで失敗しています。(没収) 本株は私が輸入手続きを行ったものではなく、輸入株をヤフオクで入手したものです。 それにしても、サボテン株の輸入ができるとは凄いです。 出品者の方の根気に感謝致します。 以前サラリーマンに成り立ての頃、CITESと言うものに出会ったことがあったのですが(海洋生物からの派生品の輸入) 複雑すぎて、関係者と協議の上、輸入を諦め、保税運送を行った上で、”滅却処理”(廃棄処理)したことがあります。 CITESと言わず、食品、動物検疫、植物検疫など、人の判断が入り、たらい回しされて時間のかかる他法令関係は今だに苦手です。 工業製品大好きです。 樹脂成形品・電子基板、切削加工品・・・サクサクと進む我が心の故郷。 今回落札したのは、欧米である程度普及しているハイブリッド種の栄養繁殖と思われるものです。
Hildewintera aureispina hybr. humkes kränzchenと言う名称が与えられています。 ネットでの花色は黄色とピンクを混ぜた様な色合いです。 こうした由緒あるハイブリッドの栄養繁殖個体が得られるというのはなかなか嬉しいことです。 種まいても期待通りのものが出てくるかどうか、運任せのところがありますが、栄養繁殖ならある程度期待できるかと思います。 誰かカマエロビビアのカキコをヨーロッパから輸入せえへんかな~ 昨年、その温室へ再訪問した時に、「桃鶴丸!・・・桃鶴丸!・・・リレミト!」と唱えながら温室中を捜索し、土下座して譲渡頂いたのが写真の株になります。 今回、弊宅で開花してくれたので、かなりテンションがあがっています。 カイガラムシに侵された為、全てのトゲを外しブラシで駆除したので、トゲなしサボテンの様になっていますが・・・
桃鶴丸のトゲはかなり激しいです。 痛い! 掴めない! 抜けない!が堪能できます。
オルテゴカクタス・マクドガリー
花は初めて見るような気がします。 本種はよく増えて栽培しやすいのですが、兎に角、花を見ることが殆どありませんでした。 今年は何が良かったのでしょうか? 花が咲いています。 育苗バットで育てているのが良かったのかな~ 今までは鉢が小さ過ぎたのかもしれません。
マツカナ・白花奇仙玉
数年前に種まきをして、私にしては珍しく、接ぎ木せずに大きくした個体です。 発芽率が高く、その後の斃死率も低かった為、接ぎ木せずにすみました。 今年初めて開花しました。 赤花と比較して、白花はトゲが殆どありません。
マツカナ・赤花奇仙玉
調子を崩した後で、腰が折れていますが、比較の為に写真を掲載したいと思います。 赤花は球体にトゲが沢山あります。
今まで、小さなフレームで標準サイズのポリポットをメインに栽培を行っていました。
「根」にとってみれば、ちょと狭苦しい環境だったかもしれません。 今回場所が確保できたので、少々大きめの鉢に植え替えました。
瑞昌玉(Gymonocalycium stellatum var.flavispinum VG471 Los Reartes, Cordoba)
植え替えて成長が促進されているのかもしれませんが、球体がかなり緑色になってきました。 本個体は、種取り様のキリンウチワの接ぎ降ろし株です。 実根の方は、もう少し小さく、そして紫色をしています。
スルコレブチア・スタインバッキー ポリモーファ(Sulcorebutia steinbachii v. polymorpha SE130)
サボテンを初めて実生した5~6年前から管理している個体です。 根を切っては標準ポリポットに植え替えを繰り返してきましたが、今回ちょっと大きな鉢に植えてみました。 花はいつも1~2個しか咲かないのですが、沢山咲いてくれれば嬉しいです。
ギムノカリキウム・ベルクティ(Gymonocalyciu Berchti)
これは三角袖から接ぎ降ろししたものです。ベルクティには雄と雌が存在するの? と思ってしまうほど、「種をつける個体」と「種をつけない個体」がうちでは存在しています。 本株は全く種が取れないので、接木して種への栄養を補給する必要性を感じません。 そこで、去年の夏に接ぎ降ろしました。 根も出てきており、今後も種付け馬として活躍を期待しています。
ギムノカリキウム・グラウカム MS893 (Gymonocalycium Glaucum)
グラウカム=「灰色」を表しているらしいでのすが、その名前通り、薄っすらと灰色の粉っぽい色彩をまとってくれます。 グラウカムは過去に何度か種まきをしているのですが、どいつもこいつも発芽率がとても悪いです。 色々な種子業者から購入しましたが、揃いも揃って発芽率が悪く、苦労させられています。 この2個体は、その発芽率の悪さと、関西を襲った台風21号にも生き延びてきた、リプリー航海士(※)のような個体です。 (※)「映画:エイリアン」で一人だけ生き残る主人公。
白花奇仙玉(matucana madisoniorum "albiflora" Ex:Chrudim Cactusary)
本種はあまり苦労をした経験はありませんが(とは言っても秋によく腐らせる)、大きな体になったのにも関わらず小さな鉢で植えていました。 その影響もあるのか、花も殆ど目にすることがありませんでした。 ちょっと大きめな鉢に植え替えどんどん花を咲かせてくれれば、ちょっと嬉しいです。
家のフェンスの目隠しに、壁掛けの鉢植えの多肉を用いています。
「もっと沢山目隠しが欲しい」と言う家族の要望のもと、何か無いか?と探してました。
丁度、サボテン師匠のお宅にお伺いした時、いいものが見つかりました。
トリコセレウス系の地植えされていたサボテンの根です。 廃棄するとのことで、ゴミ袋に入っていたものを、沢山貰ってきました。 紫やらピンクの綺麗な花が咲いていたとのことです。
外掛け用の鉢カバーを日曜大工で自作しました。
そして、プラスチック製のプランターとりあえず、根を整理して植え付けてみました (5月の連休の最初)
今見てみると、一部で芽が出てきました。
この後数年もすれば高さも出てきて、いい感じの目隠しになってくれるのでは? と期待しています。 更に綺麗な花が咲くのかな?と今から期待しています。 冬はちょっと寒い風が吹き込む場所なので、ビニールをかけて完全断水させようと思っています。
サボテン師匠から頂きものです。
「花模様」という、いわゆる"伊藤ロビビア"の花サボテンです。 蕾がついている、絶好調のものを、頂いてきました。ありがとうございます。 この「花模様」というサボテンは、どうも数十年に渡り接ぎ木などで保存されて来た、とても貴重なものとの事でした。 絶対に枯らしてはいかん!と、かなりプレシャーを感じています。 弊宅に来て、2日目にして開花してくれたので早速写真に収めました。 開花は午前中が絶好調で、お昼以降は少々閉じてしまうような感じです。
開花2日目には、下の写真のように少々萎びたような感じになってしまいます。
3日目には殆ど開花しません。 ロビビアの花は本当に短命で儚いです。 SUCCSEEDにロビビア・ハエマタンサ・レブチオイデス”デリケート・ピンク(Lobivia haematantha v. rebutioides 'Delicate Pink')というサボテンの種子が販売されています。 以前から、興味があり、気に留めていました。 この「花模様」は、ちょっとこの”デリケートピンク”の花に近いサボテなのかな?と勝手に想像しています。ただ、花模様には、カマエセレウスの血が入っているようなので、全然違う系統の様ですが・・・ 【デリケート・ピンクのURL】 http://www.succseed.com/en/seeds-cacti/lobivia/lobivia-haematantha-v-rebutioides-delicate-pink.html
弊宅では、2種類の奇仙玉を栽培しています。
2年前のt台風のどさくさで、数が少なくなった、赤花の奇仙玉です。 これまで、殆ど花を見ることがありませんでしたが、本日綺麗に花が咲いていました。 この赤花タイプの奇仙玉ですが、うちの家では、そこそ立派なトゲを出してくれてます。
一方、もう一つが白花タイプの奇仙玉です。
これは、まだ、実生して2年ほどで、現在500円玉ほどの大きさです。 白花として種子を購入しましたが、まだ、その白い花を見ていません。 生育環境が違うからなのか? それとも遺伝的に異なるのか? この白花奇仙玉にはトゲが殆どありません。 ぱっと見、「ロフォフォラ」? と思ってしまいそうな風貌です。 かなり、鉢の中が狭くなってきたようなので、そろそろ植え替えたいと思います。
キリンウチワに接がれる事なく、忘れ去られたように大きくなっている奇仙玉です。
以前、赤花の奇仙玉をキリンウチワに接いで育てていたのですが、接ぎおろし後の管理が大変でした。 多くの個体を真っ黒に腐らせてだめにしました。 しかし、この実根で育てている奇仙玉は、斃死率の少なく元気に成長してくれています。 本種は、日当たりが少ないと腐りやすい感じが雰囲気的にしています。 思いっきし、ガンガンに日光にあて、遮光などせず育てています。 でも、ちょっと怖いのは今時期です。 秋雨が多く、湿度が高く、日光が少なくなる日が続くと腐る傾向があがるような気がしています。
本ブログでは、初めて紹介します。
アカントカリキウム・グラウカムというサボテンです。 別に、話題を避けていたわけでは無いのですが、変化に乏しく、面白味がこれまでなかったので、ブログに登場してこなかったようです。 グラウカム(Glaucum)とは、ギリシャ語で「青白い」「灰色」と言った意味を表すようです。 ネットの上でも”Acanthocalycium glaucum”で検索すれば、確かにコピアポアの黒王丸?を思わせるような真っ白いサボテンの写真が出てきます。 ただ・・・うちでは普通のサボテンです(苦笑) 若干、他のサボテンよりは灰色かかっているかもしれませんが、全体的には緑です。 もう少し、成り行きを見守ってみたいと思います。 写真のアカントカリキウム・グラウカムは接ぎ木で大きくした個体で、次おろしてから既に2年ほどたっています。種子はドイツのケーレス(Koehres)より導入した種子から育てています。 今年はどうも花が咲いたようです。6月に花殻だけを見ることができました。(泣) アカントカリキウムはグラウカム以外には、グリセウム(griseum)とか言う聞いたことも無いサボテンを蒔いています。去年蒔いたので、まだまだ小さいままなので、ブログに登場するのはまだまだ先だと思います。
パロディア・ガポニオーラム(Parodia gaponiorum)と呼ばれるサボテンです。
ロシアのサボテン協会から入手した種子から育てています。 ネット上でも、ロシア語圏以外では情報は殆ありません。 種子はとても小さく、ここまで育てるのには、苦労させられました。 特に、発芽したての苗がとても小さいので、斃死率が高かったです。 基本的には適度に温かい環境(熱すぎない)で、湿度高めの環境でそこそこ成長してくれました。
ギムノカリキウム・マザネンセ 摩天竜 (Gymnocalycium mazanense P0030a)
本種はうまく成長してくれました。 ポット鉢にギュウギュウ詰めになっていたので、春には植え替えてします。 順調に成長して欲しいものです。
京都の即売会で入手したハオルチアです。
ハオルチアはなかなか上手く育てることができないのですが、ようやく、なんとかものになってきたのかな?というい感じです。。 以前のフレームや棚での管理では、どうやら水分不足だったようです。 土を敷いたパレットの上で育たると、長期に水分が維持されているようです。 葉っぱが次々と出るようになって来ました。 |
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7月 2024
運営者近畿の住宅地の中でサボテンや多肉を育てています。 |