ロビビア・アラクナカンサ WR180は、焦げ茶の体に、黄色の刺。ずっと憧れていたサボテンの一つです。 WR186(球体があまり茶色にならない。赤花)は良く種子リストに載っているのですがWR180(球体が茶色。オレンジ花)は全く有りません。 数年間、いろいろなソースのリストを探していたのですが出てきません。 古い種類の様なので、もう、欧州でも絶えてしまったのかな?と諦めていたのですが、昨年のフランスのリストで偶然発見。 「奇貨居くべし!」と60粒頼んだのですが、5粒しか販売して頂けませんでした。 ご、ご、ご、5粒?! 何かの罰ゲームですか? 5粒を丁寧に、丁寧に、息を吹きかけて発芽させ。 2株をシャコバサボテンに接木し、もう2株はキリンウチワに接木しました。 上の写真は、キリンウチワ株を先月接降ろししたものです。
今の所…台木は腐っては、無い様です。 姉小路で織田と武田の両方を敵に回すようなシチュエーションは、あまり好きでは無いのですが… 薄氷を渡るようなマゾゲーはまたまだ続きそうです。 数年前まで、インターネットや実店舗で購入した紫太陽を複数維持していました。
しかしながら、3年前の台風で全てなくなってしまったので、再開してみました。 今回は、FN付きの種からチャレンジしてみました。 実生で、数年かけて大きくする自信が無いので、幾つかの株はチートを使って大きくしています。 来年には種が取れればうれしいです。 盤石はランポーと比べて、話題になることが少ないですが、個人的には好きな種類です。 盤石はどちらかと言うと若い小さな苗の時の方が、綺麗かな?と思っています。 白い体に、どこかの文明の文字みたいなのが入っており、思わず見入ってしまいます。 今年は、小さなカキコを取ってきては、キリン団扇に何本か接ぎました。 師匠より頂いた盤石は、仔吹きさせる為に・・・・
「斬!」・・と成長点を取っています。 ヒィィーーぃ! ごめんなさい m(_ _)m 風格のある成体株を1本で維持するのも良いのですが、気になった遺伝子はどうしてもストックとして確保しておきたくなってしまいます。 台風が来たり、なんか病気が発生して枯死したりと、有事がいつ起こるか分かりません。 最近、流行りの「サスティナぼー」(持続可能な)っていう奴だと言うことにしておきます。 胡散臭い言い訳、ごめんなさい m(_ _)m 今年は、接木サボテンを地植えして育成してましたが・・・ 良くない点もありました。 一番大きな困りごとはヨトウムシ(夜盗虫)の大発生でした。 ヨトウムシは、雑草だらけになったビニールハウスを整地したら、その年には大発生するとの噂を聞きましたが、当ビニールハウスでも同じ状況でした。 防虫ネットは貼っているのですが、大発生しました。 おそらく地下で眠っていた蛹が成虫になって卵を生みまくった事が一番の原因だと考えられます。 7月~8月にかけて大発生し、駆除しても駆除しても、気づいたらサボテンの成長が食べられています。 9月の後半からは一応の沈静化が見られ、現在では落ち着いています。 う”~う”~ 高いサボテンなのに! 成長点を見後に齧ってくれています。 でも、分頭してくれたのが、せめての救い。 今後は、仔吹きマシーンとして活躍してもらいたいと思います。 何故かヨトウムシは成長点が大好きです。
他に食べるものがあるだろうに・・・・ 接穂の成長点を、まるで嫌がらせ行為の様に食べてくれます。 スルコレブチアが好きなので、実生しては接木しています。 接木すると、とても通常下では見られないような変わった形態を出してくれることがあります。 その異様な光景に魅せられています。 スルコレブチア・フランキアーナ (Sulcorebutia frankiana HS75) キリンウチワに接木していますが、目が回るような模様をしています。 1cmほどの2年生苗を接木し、数ヶ月で既に直径が10cm近くになっています。 異常成長です。 早く接降ろしをしなければ(汗) 来年の春には取り掛かりたいと思います(汗) 同じくスルコレブチア・フランキアーナですが、自根で育てているものです。 自根とは言うものの、一年ほどオプンチア・チート(ずる)をしています。 チート(ずる)の期間が短かったので、比較的自然な感じがでていると思います。 フランキアーナは一昨年から播種していますが、まだ花を見ていません。 来年は花が見てみたいです。 スルコレブチア・ホラセキー (Sulcorebutia horacekii LH1493)
オプンチアでチート(ずる)真っ最中のホラセキーです。 これも成長が著しく、渦を巻きながら成長してくれています。 この写真を携帯画面などで、くるくる回しながら見ると目がまわりそうになります。 ギムノカリキウム・ノゴレンセ・・・ やっと大きくさせることが出来ました。 これまで、何度も実生しては、全滅させていたので、感無量です。 発芽は難しく無いのですが、一回目の植え替え後に、バタバタ昇天して行くので心折れてしまうことが何度もありました。 昨年の7月に実生開始し(少なめに播種)、今年の春までには全て接木を行っていました。 とりあえず遺伝子を残せる事に一歩近づけた気がしています。 上の写真は7月に接降ろしをしたものです。 ペットボトルにキリンウチワを挿し、溶液で育成していたものです。 サイズは500円玉くらいの大きさです。 本種の特徴である、白い粉が少しずつ吹き始めています。 10月に入り接降ろしをしたノゴレンセです。
サボテン用土では無く、畑の”土”で栽培したキリンウチワに接木したものです。 ビニールハウス内の残留肥料の影響なのか?はわかりませんが、一年でテニスボール~ソフトボール程のサイズになっています。 接降ろし直後なので、風格も何も無く、駄サボ感満載です。 1~2年かけてじっくり整えて行ければと思います。 たっぷん、たっぷんのメタボなので腐るのが怖いですが・・・ キリンウチワ接木したロビビア・紅笠丸ですが、大きくなりすぎて倒れてしまいました。
今年の3月に実生接木したのですが、成長がとても早く、既に、高さ20cm、直径10cm以上は超えていると思います。 あまりの大きさにキリンウチワの茎が耐えれなくなり、ポッキリ折れてしまいました。 そもそも、紅笠丸が、ここまで巨大化するのは異常です。 しかも、ロビビアの中で、難物で知られ紅笠丸なので、おそらく来年の盛夏には、何かしらの障害が出ると思われます。 夏を迎える前に腐敗しやすい頂点の部分は、切り取りたいと思います。 その後は、小吹マシーンとして頑張ってもらいたいと思います。 ギムノカリキウムとオプンチアは、一般的には相性が悪いと言われています。
緋牡丹錦などは、全く成功しないと聞いたことがあります。 羅星丸系ではどうなんだろう? と思い、今年の夏に実験していました。 最近になり、ようやくハッキリした動きが見れるようになりました。 成長もしてきており、仔吹きもみられるようになりました。 但し、この仔吹きの位置。 もっと下の方から仔吹いてくれると格好良いのですが・・・ てっぺんの所から仔吹いています。
数年前に接ぎ木していた黒王丸も、今年に入って地植えしてからは、テニスボールサイズから、ソフトボールサイズに大きくなってきました。
ソフトボールサイズになってからは、成長の限界点を迎えてくるのか? 仔吹きが目立つようになってきました。
本個体は、あまり特徴のないトゲで、至って平凡な黒王丸です。
最近になり仔吹きをしてくれるようになりました。
期待の黒王丸です。
黒い太いトゲが好みなのですが・・・こいつはなかなか仔吹きしてくれません。 う~ん残念。こいつが仔吹きしてくれると狂気乱舞するのですが・・・
今年から実生し、増殖を始めた、黒王丸です。
現在、500玉くらいのサイズです。 なかなか黒いトゲをしていて、カッコよくなりそうです。 ちょっと楽しみです。
温室を埋めるのには、3年はかかると思っていたのですが・・・ 予想外に早く埋まってしまいました。 実家に滞在中は、ひたすらマシーンの用に接ぎ木する事を繰り返しているうちに、温室がほぼいっぱいになってしまいました。 キリンウチワが大半をしめます。 似た様な南米種、しかも同じ属のFN違いがほとんど占めます。 ひと鉢ひと鉢にFNと学名を記載し、タグ付けしていますが、この作業が思ってた以上に高い工数になっています。 更に花色違いなどが出てくると、更に細分化しそうです(苦笑) RFIDなど活用できないか?とか思って見てみますが・・・多湿な環境に応じたものは、まだまだ技術の発展を待たなければならないようです。 キリンから出たカキコはオプンチア系や柱サボテン系に更に接ぎ変えています。 今年の夏は、ひたすら雨が降り、天気も悪かったので、秋にはオプンチアに接いだ接穂がいくつか腐ってしまいました。 まあ、これも一つの輪廻転生として、気にせず交換していっています。 台木も接穂も余裕があるので、今年はいろいろな実験が出来て楽しい夏季シーズンでした。
エリオシケ(ヒルホカクタス)とオプンチアの相性が意外と悪くないと言う事が分かったのは、大きな発見でした。 刺を全部取り除いた、小さなカキコを接ぎ木したのですが、全面に刺が出てきており、更に子供が吹くようになってきました。 Phrrhocactus bulbocalyx VG-1410 引き続き、ネオキレニア、コピアポア、ギムノカリキウム、マミラリアと実験を繰り返しています。 (ギムノカリキウムとマミラリアは殆ど結果でていませんが・・・) |
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3月 2024
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