海外の種子業者のリストはA,B,Cの順番で並んでいます。 エクセルファイルを開き、一番最初に現れるのが「Acanthocalycium」です。 GymnocalyicumやLobiviaに興味があったとしても、アカントカリキウムだけはリスト上絶対に目にしてしまいます。 種子リストのエクセルを開いたり、閉じたりする事を数百回くりかえしていると・・・ 今日もアカントカリキウム、そして明日もアカントカリキウム、明々後日もアカントカリキウム。 ファイルを開くたびにアカントカリキウムが波状攻撃を仕掛けてきます。 そして、だんだんとアカントカリキウムが妙に心に引っ掛かって来るようになってしまいます。 もはや、サブリミナル効果です。 恐らく、世界をアカントカリキウムで埋め尽くす秘密結社の謀略だと思っています。 アカントカリキウム・グラウカム・赤花 そんな感じで、秘密結社の謀略により、我が家に来たアカントカリキウム・グラウカム・赤花。 実はオーダーするのは今回が初めてではありません。 過去にオランダ便でオーダーしたことがありましたが、世界的陰謀により人気が高かったようで抽選漏れ。 一昨年、フランス便でようやく種子を手にすることが出来ました。 オプンチア(ウチワサボテン)に接ぎ木していたのですが、今年初開花致しました。 上記写真とは異なる遺伝子の株も咲いたのですが・・ むむっ!!!!!
最初に咲いた花とはかなり異なった花色をしています。 一輪しか咲いていませんが、底白のグラデーションをしています。
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スルコレブチア・ホラセキー(ホラセッキー) 刺小さめの体に、真っ赤な花を咲かせてくれます。 直径は15cmくらいになる「大型スルコレブチア」です。 本種の様なサボテンは、花芽が球体をぐるりと取り巻くように付いてくれます。 最盛期には花のブーケの様になってくれます。 ブーケの様に花芽をつけるスルコは・・・何故か北方向から開花します。 オプンチア(ウチワサボテン)に接木ホラセキー君。 イギリス、テムズ川河口域にある、マンセル要塞の様です。 見事に北側の方向に花が咲いています。 スルコレブチア sp VZ347
本種はかれこれ6年程育てていますが、なかなか花が合わず、これまで種を取った事がありません。 うちの温室では白い刺と茶色い刺の2タイプが存在しており、まったく別種のような雰囲気です。 ギムノカリキウム・カロリネンセ・ルードヴィッヒ VG288 一昨年より種子を入手し播種していました。 接木をしていましたが、どんどん子供が吹いていくので、昨年から自根に降ろしていました。 それらが、ようやく開花してくれました。 小さな体から、小柄な花をさかせてくれて、非常に可愛らし姿をしています。 白い花が基本のようですが、一部ピンクっぽい花も上がってきています。 ちなみにキリンウチワに接木したままにしている株は、ほぼブーケ状態になっています。
ソレガシは辻切り平左衛門。 かつては、とある大名に仕官して居ったが、慶長五年、かの関ヶ原の大戦の折、 主君は石田治部少に合力し、改易となった。 その後、主君を失ったソレガシは剣の腕前を買われ、備後の国にて、師範代を努めることとなった。 しかしながら、師範の奥方と粗相を犯し、折り合いが悪く出奔。 食うに困り、京に出ては辻切りを生業とするようになる。 俺は・・・・・辻斬り平左衛門! そこに、麒麟の首がある限り、迷わず切る! (↑ ただ、これがやりたいだけ)
キリンウチワに接ぎ木していたメタボ株を、ひたすら降ろしして植えてつけています。 写真の鉢は、すでに植え付け後、地べたに安置し1ヶ月たっています。 しかしながら、根が出ていません。 温度が低いようなので、棚の上に移動させました。 メディオロビビア、スルコレブチア、レブチア、ギムノカリキウムなどの南米物ばかりです。 一部エキノケレウスもあります。 ギムノカリキウム・ラゴネシーとコピアポア・バリスピナス。
子株が凄かったです。 土の中に埋まってしまうような子株は取り除いています。
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その時、直径3-4cmの新芽を接木していました。 接木がうまく行けば、直径が7-8cmくらいまでは成長してくれます。 ただし、それ以上は大きくなってくれません。 7-8cmの最大サイズ以降は、新芽が出てくるようになりました。 まだまだ朝晩は寒いので新芽は真っ赤に紅葉しています。 最近はキリンウチワ接木株の接降ろしをひたすらやっております。 今年は溶液栽培も行わず、サボテン用土も用いませんでした。 残留肥料がたっぷりな畑の用土を用いてキリンウチワを育成していました。 残留肥料の影響で、一年で、恐ろしい程生育してくれました。 まだまだ、接木株があります。
この中には一部、成長が著しく悪いものがあります。 これは暖かくなったら、再度、切り戻して、接木したいと思います。 こうした成長の著しく悪いものは、台木と接穂の間がコルク化しているケースがほとんどです。 コルク化してない箇所まで切り戻して再度接木したいと思います。 【キリンウチワの接木面のコルク化について >>> 2016年の記事】 このコルク化が何故発生するのかはよく分かっていません。 何となくですが、湿度が非常に高い雨天時に接木すると、よく発生している気がします。 新しいビニールハウスを立ち上げていました。 今冬は、このビニールハウス初めてのキリンウチワの冬越しです。 全部の葉っぱが落ちてしまう事を想定していました。 しかしながら、思ったより、葉が落ちることも無いようです。 少し葉っぱが赤くなる程度です。 ビニールハウスの一番奥に置いた株は、風が入り込む為、赤くなるのが強くなっています。
今後、ビニールハウスの奥にはオプンチアや袖ヶ浦で接ぎ木した株を置くのが良いのかもしれません。 ちなみに、このシーズンでも、天気の良い日は30度を超えるので、若干水を与えています(10日に一度程度) ギムノカリキウム・ベルクティは一昨年より自家採取種子が取れていました。 それらを、空きスペースを見つけては、実生していました。 2世代目の苗のうち、幾つかは接木して、リスクに備えています。 なんのリスクがあるか分かっていないのですが・・・ 一部を接ぎ木しないと心配で、心配で・・・ 病気ですね。 写真は自家採取種子から、キリンウチワチートを使って大人にしたベルクティ(2世代目)です。 ベルクティは、ちょっと安定基盤を築けた気がしています。 ちなみに、輸入種子由来のベルクティ母さんです。
化け物の様に、ひどい姿になっていますが、今年、数千は種子を残してくれたと思います。 |
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3月 2024
運営者近畿の住宅地の中でサボテンや多肉を育てています。 |