以前、南大阪サボテンクラブの温室を解体し、平地にするため整理の手伝いを行いました。
そして、温室に残されていたサボテンをいただく機会がありました。 このサボテンは、その時に頂いたものです。 何年も植え替えられず、鉢の中で、既に黄色になり成長を止めていた様な状態でしたが、 家に持って帰り、枯れた部分と除去し、植替えをしました。 既に、3年ほどが経ちましたが、かなり成長してきました。 本種は、篝火(かがりび)、尠刺蝦(せんしえび)と呼ばれる学名:Echinocereus triglochidiatusの様です。 学名はTri=3つ、Glochid=芒刺(ぼうし)・トゲ、つまり、「3つのトゲを持つエキノセレウスと」となっています。 但し、どうも、その特徴は学名の基準になった「模式種」だけに適用されている様で、実際には様々なトゲ数を持ったtriglochidiatusが知られているようです。 原産地は北米で、耐寒性はかなりあるようで、-6度やら、-25度にも耐えうる強健さもそなえているようです。 長期間、サボテンクラブで生き抜いてきた実績から、弊宅でも温室に入れることは無く、あまり雨の当たらない露天で栽培させています。 今年の春には花を見せてほしいものです。 コメントの受け付けは終了しました。
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3月 2023
運営者近畿の住宅地の中でサボテンや多肉を育てています。 |