胴切した切り口に何かか黒いところがある?
カビが球体に入り込んでいるのか?と疑い、ほじってみました。
な・・なんと! カビでは無くて種が出てきました!(驚)
うちには一株しか無く、受粉などの作業もまったくしていなかったので、びっくりしてしまいました。 今回のことを通じて、2つの事がわかりました。 マミラリア・ルエッティはクリプトカルプである
クリプトカルプ(Cryptocarp)とは「隠れた果実」という意味を持っています。
Crypto =隠れた・秘密の Carp =果実 日本語では、隠果というのでしょうか? よく知りません。 クリプトカルプは、果実を球体の外側につけること無く、体内にとどまったまま種子をつける習性です。 クリプトカルプのサボテンは、自然下では、親株が枯れ死んで初めて、体内にあった種子は大地に根をおろし発芽すること出来ます。 よって、親株が死んでから発芽するライフサイクルになっています。 こうしたライフサイクルの為、一般的にクリプトカルプの種子の熟成には時間がかかると言われています。 今回、ルエッティをばらして、初めて本種にクリプトカルプの習性があることに気付かされました。 ちなみに、クリプトカルプについては下記サボテンでよく知られています。 ・マミラリア・ヘルナンデジー ・マミラリア・サボアエ ・マミラリア・テレサエ ※クリプトカルプについて詳細(英語) マミラリア・ルエッティは自家受粉する可能性がある
弊宅ではルエッティは袖ヶ浦接ぎの1株しかありません。
どうも、今回、ルエッティは自家受粉した様です。 同種の他の遺伝子が無くても種子をつけるようです。
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7月 2024
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