ゲオメトリクスを大きなウチワサボテン(オプンチア)に接木して、鈴なりになっているのを愛好家の温室でよく見かけます。(しかも、でかい!) いつか、自分もそんな接木をしてみたいと夢みていました。 数年前に、小さな実生苗(輸入種子)を紅花ウチワに接木したことあるのですが、見事に失敗・・・ それからは、恐ろしくて手が出せていませんでした。 昨年、いくつかの大きなゲオメトリクスを購入し、仔吹いた芽を手にすることができたので、早速接木しました。 4月に接木を施し、ほぼ3ヶ月経過しました。 ようやく新しい芽が確認できたので、接木成功のようです。 他の愛好家の温室では、大型宝剣に接木しているのをよく見るのですが・・・ 今回、手元に適当な大型宝剣の台木がなかったので、ビロードウチワに接木しました。 ビロードウチワとの相性が心配だったのですが、なんとか行けているようです。 ただし、横からみると・・・・
えらい傾いています。美しくはありません・・・ ビロードウチワはちょっとクセがあり、扱いに注意しています。 紅花ウチワと比較して、ビロードウチワは太い根が下の方向に垂直に伸びようとする傾向が強いように感じています。 この為、鉢植えの場合、根詰まりしやすく、一年に最低一回は植え替えしないと接ぎ穂の成長が止まってしまいます。 この「成長ストップ」の時間が長くなればなるほど、接着面が「こじれた」ようになり、その後、植え替えしても復活しないケースが何度か発生してしまいました。 ちょっと面倒な台木です。 でも、芒刺(ぼうし)が少ないので痛くない、台木のヘタリがあまり無いと言ったメリットもあります。 コメントの受け付けは終了しました。
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7月 2024
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