当然ですが、車ではありません。
ギムノカリキウムのフェラーリです。 色も彩度の薄いピンクと緑を混ぜた様な色になっています。 冬場はもうちょっとピンクかかった色になっています。 夏になりかなり緑がかってきました。 とげもあまり長く無く、変わった形をしています。 まだ、栽培期間が短いのでなんとも言えないですが、そんなに気難しい種類では無いようです。
本種に調べてみましたが・・・
まあ~~それは、それは、本当に! いろいろと出てきました。 ・アルゼンチンのHelmut Fechser氏が採集した種類で、後にドイツのUhligへと輸出された。 ・輸出時「Gymnocalycium ochoterenai v. M」と誤った名称が冠され、40年間使用され続ける。 ・後にオーストリアの研究者を中心に、本種は「フェラーリ」とシノニムだという事が分かる。 但し、フェラーリと種子の光沢が若干異なるため「ferrari subsp. Evae」とされる。 ・ちなみに出身地はアルゼンチン カタマルカ州の「Maligasta」という場所です。 【参考】 http://www.carciton.cz/kaktusy/clanky15_16.htm この混乱の為、本種は色々な名前で呼ばれる様です。種子業者のリストにもいろいろな名前が出ています。但し、どれも同じものの様です。 ・Gymnocalycium ferrari subsp.evae (spec.M) Uhlig/Fechser, Maligasta, Cat (チェコ業者) ・Gymnocalycium mucidum v. ferrarii - als spec "M" von Fechser (ドイツ・ピルツ) なんなんだろう、このデジャブ感・・・ 同じ種類にも関わらず、ドイツのシッパーは「Pseudotropheus Zebra」の名を、アメリカの業者は「Metriaclima」、オランダでは「Maylandia」と・・・ 熱帯魚のシクリッド(カワスズメ)で何度も目にした光景をサボテンでも目にしてしまいました。
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2月 2023
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