袖ヶ浦による接ぎ木を初めて行っていました。
袖ヶ浦というより、柱サボテンでの接ぎ木は初めてでした。 1回目は失敗してしまいました。 稜の削ぎ落としがあまく、乾燥後、接ぎ穂が浮き上がってしまいました。 2回目も大成功ではありませんでした。 その後、台木と接穂ともに切り戻し、セロハンテープで再度、接ぎました。 しかし、セロハンテープの内側が「蒸し蒸し」の状態になり、接ぎ穂との接着面が黒くドロドロになってしまいました。 急いでテープを外して、乾かしました。 ダメかな?と思っていたのですが、トゲが出て来ているので何とか成長しているようです。 最近、先輩から借りた50年程前の専門書によると、袖ヶ浦の特性が詳細に記されていました。 ・とにかく袖ヶ浦は接着面の乾燥が悪い! この特性を考慮することが肝要。 ・鉢植えのまま接ぎ木すると、水を吸って水分が染み出してくるので、ますます乾燥が難しい。 ・5月以降は、空気が湿っているので揚げ接ぎがお勧め。 うちの接ぎ穂は、実生苗とカキ子の中間の様な、1~2㎝程度の極小カキ子なので、同書籍の内容を完全に鵜呑みする訳には行きませんが、とても示唆に富んだ内容だったので、今後、役立てようと思います。
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7月 2024
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