通常、マラウィシクリッドは背中が明るい色、お腹が暗い色をしています。
しかし、本魚の稚魚やメスは背中が暗い色、お腹が明るい色をしています。 通常のシクリッドと真逆の色あいです。 その為、パッと瞬間的に見た時、「ひっくり返って泳いでいる!」と錯覚してしまいます。 本魚はドイツから個人輸入で入手しました。 まず最初に発砲スチロールの箱から袋を出した時、全部お腹がひっくり返って死んでいるのかと思いドキッとした記憶があります。 その後、水槽を見る度に、瀕死の状態で、上下逆さに泳いでいると勘違いし、何度もビックリさせられました。 もしかして・・・この色彩は何か特別な進化過程から獲得したものなのか?と専門書を読み漁りましたが、何も書いていませんでした。 << プラキドクロミス・ギッセリーについて詳細はこちら >>
2 コメント
小さな稚魚から育てていましたが、2年ほどで成魚サイズになりました。
とても大きくなる魚でした。 しかも、思った以上に派手な色彩を持った魚でした。 特に背びれと尻びれがすごく伸び、しかも広くなりました。 残念ながら事故で死亡させてしまいましたが、とても思いで深い魚です。 << ブッコクロミス・ローデシーについての詳細 >>
本魚は「アフリカンシクリッドを飼育している」という実感が殆ど無い魚でした。
コイ科の魚、もしくは大型のテトラを飼育している感覚でした。 色合いもアフリカンシクリッドらしからぬ、太刀魚のような風貌で、混泳魚とも「あい関せず」と言った感じでした。 レアな魚!と気合入れて飼育開始しましたが、普通に餌を食べ、普通に育ちました。 うちで飼育したのはどうもメスの様でした。 鰭は無色透明で、黄色の色は出てきませんでした。 << ランフォクロミス・ロンギセプス(マクロフタルマス)の詳細について >>
シュードトロフェウス(チンドンゴ)・ソコロファイ
属名が新しく2016年に変わったので何やら目新しい魚の様ですが・・・ 昔から目にする魚です。 但し、乱雑に扱われるのかメラノクロミスとのハイブリッド個体をよく目にします。 この場合、体に変な模様が出てきたりします。 さらに、スカイブルーの体色も濁った様な色になってしまいます。 写真の個体は純血をきちんと管理している北米ブリードの個体です。 純血保持さえしていれば、発色後は綺麗なソリッドなスカイブルーを見せてくれます。 << ソコロファイの詳細はこちら >> デマーソニー いい思い出の無い魚です。 本魚はまともに飼育できた記憶がありません。 複数の魚が水槽内でちょこまか泳いでいる姿は、それこそヤドクガエルなみの美しさです。 但し、飼育が難しい・・・ 一種のストレス性の腹水で、ふらふらしながら死んでいく個体がとても多いです。 体が小さい割には攻撃性があり、そしてその攻撃ストレスに脆弱と言う要素を持っています。 本魚どうしを長期混泳させて育てている方がいたら飼育方法を是非とも教えて頂きたいです。 ただ、ブリーダーがいて、たくさん養殖されているので何かしら飼育のコツなどは存在するのでしょうね。 <<デマーソニーの詳細はこちら>>
これまで、ロストを何度か飼育してきました。
とても素晴らしい魚です。 マラウイシクリッドは青のメタリックカラーをしますが、本魚は様々な色を持っています。 黄土色のメタリックカラー、白のメタリックカラー、そして鰭には淡いブルーがのってきます。 とても複雑な色です。 本魚は鑑賞面だけでなく、自然下では特定のシクリッドと興味ある共生関係がしられています。 <<フォッソロクロミス・ロストラータスの詳細はこちら>>
マラウィシクリッドの生態紹介番組で必ず出てくるのが、カンパンゴというナマズへ子供を託すシクリッドの様子です。
稚魚を託すシクリッドには複数存在していますが、そのうち一つがコパディクロミス・プレウロスティグマと呼ばれる魚です。 私は飼育したことありません。 以前、知り合いになった香港の愛好家の写真と共にプレウロスティグマについてまとめてみました。 <<コパディクロミス・プレウロスティグマの詳細はこちら>>
以前、多くの愛好家の方が綺麗な魚だとおっしゃっていたので、いつかフスコを飼育してみたいと思っていました。
丁度、通販でアジア物のブリード幼魚を販売していたので5匹購入して育ててみました。 その後、メスの維持はできませんでした。(マラウイシクリッドのメス個体の維持は難しいです) 但し、2匹のオスは綺麗な姿を見せてくれました。 今回詳細をまとめてみました。 <<ニンボクロミス・フスコタエニアータスの詳細はこちら>>
マラウイシクリッドにはOBという色彩があります。
OBはミュータント(突然変異)と同義で語られることがあります。 ワイルドのオス個体には滅多に出て来ないから、いわゆる「レア」ものとして結構な値段がします。 以前、過去に何匹か飼育しました。 但し私の場合は、「レア」ものではありません。 人工繁殖でミュータントを遺伝的に固定させたものでした。 普通のマラウイシクリッドには無い魅力を感じさせてくれました。 << OBについて詳細 >>
今から7年前に飼育していました。
青い色に黄色い尻尾で、目立たないながらも渋い魚でした。 この魚はとても丈夫で長生きしてくれました。4年ほど経ち、最後は老衰で腰がまがりながらも餌をとっていました。 << シュードトロフェウス sp アセイの続きはこちら >> |