プラキドクロミス sp フェノキルス ギッセル / Placidochromis sp phenochilus gissel
プラキドクロミス sp フェノキルス ギッセル
Placidochromis sp phenochilus gissel
Placidochromis sp phenochilus gissel
プラキドクロミス・フェノキルス・ギッセルについて学名の由来
本魚はデンマークのマラウイシクリッド愛好家兼研究家のCarsten Gissel氏を記念して命名されています。
フェノキルスとの関連性本種はかつて、プラキドクロミス sp ギッセリーとして、独立した種類として扱われてきましたが、研究が進むにつれ、本魚は「フェノキルス」の一種として扱われるようになりました。
但し、本魚は他のフェノキルスと分布地域がかなり異なっています。 現在知られているフェノキルス(フェノキルス・ムドカとフェノキルス・タンザニア)はマラウイ湖の北部に生息しています。 しかし、本魚は南部に生息しています。 マラウイとモザンビークの国境周辺地域が彼らの生息地です。 <右の地図はマラウィとモザンビーク国境付近> |
プラキドクロミス・フェノキルス・ギッセルの体色と特徴
本魚はフェノキルス・ムドカと異なり、明確な性的二形(せいてきにけい)が存在しています。
オスは成長に伴い金属光沢のあるエメラルドグリーンが出てきます。
一方メスは、ブロンズシルバーの色をしています。
飼育開始する時、前評判では「暗い色であまり魅力的では無い」と聞いていました。
しかしながらそんなことはありませんでした。
緑がかかったエメラルド色の金属光沢色がとても綺麗な魚です。
オスは成長に伴い金属光沢のあるエメラルドグリーンが出てきます。
一方メスは、ブロンズシルバーの色をしています。
飼育開始する時、前評判では「暗い色であまり魅力的では無い」と聞いていました。
しかしながらそんなことはありませんでした。
緑がかかったエメラルド色の金属光沢色がとても綺麗な魚です。
プラキドクロミス・フェノキルス・ギッセルの飼育について
プラキドクロミス・フェノキルス・ギッセルの繁殖について
本魚の飼育にあたって、その入手はドイツからの個人輸入で行いました。
先方はこちらの細かな要求にも応じてくれたので、オスを少なく、メスを多めに購入することが出来ました。
この為、何度も繁殖させることが出来、沢山のギッセルを泳がすことが出来ました。
個人的には、本魚の繁殖はとても簡単な印象があります。
メスが7㎝程度の大きさまでにしっかり育てることが肝要です。
更に、オスからの「執拗なアピール」はメスにとってストレスになります。
その為、こうしたストレスに対する管理(例:多頭飼育によるストレスの分散・隔離など)を行えば、容易に卵を咥えてくれると思います。
先方はこちらの細かな要求にも応じてくれたので、オスを少なく、メスを多めに購入することが出来ました。
この為、何度も繁殖させることが出来、沢山のギッセルを泳がすことが出来ました。
個人的には、本魚の繁殖はとても簡単な印象があります。
メスが7㎝程度の大きさまでにしっかり育てることが肝要です。
更に、オスからの「執拗なアピール」はメスにとってストレスになります。
その為、こうしたストレスに対する管理(例:多頭飼育によるストレスの分散・隔離など)を行えば、容易に卵を咥えてくれると思います。