シュードトロフェウス　(Pseudotropheus)

属名シュードトロフェウスの意味・由来

​「トロフェオプス属に似たムブナの意味」を表します。
Pseudo＝疑似
Tropheops=トロフェオプス属

シュードトロフェス属の位置づけと2016年の新動向

シュードトロフェウス属の位置づけはムブナ種で他に特徴の無い種類をまとめ置かれているような状況です。
以前、シュードトロフェウス属はマラウィ湖に生息するムブナの中では最大数を誇る大きな属でした。
しかしながら、昨今はシュードトロフェウスを細分化する動きがあります。
2016年には一部がチンドンゴ属として独立しました。
これまでシュードトロフェウス属の中で「エロンガータスグループ」と「小型グループ」と呼ばれていたものがほぼチンドンゴ属に所属しています。

シュードトロフェウスのグループ

シュードトロフェウスにはいくつかのグループで分けられています。
ちなみに、以前これらのグループには「エロンガータスグループ（細身）」「小型グループ」がいました。
これらは現在ではチンドンゴ属になってます。
その他にメラノクロミスとの中間種、ゲフィロクロミスとの中間種、ウィリアムシーグループなどが知られています。

※各種類の詳細は写真をクリックしてください

新たにチンドンゴ属に移管された種類

チンドンゴ（シュードトロフェウス）　ソコルファイ
Chindongo socolofi

​>>>　2017年新規追加コンテンツ

チンドンゴ（シュードトロフェウス） エロンガータス チェウェレ
Chindongo elongatus "chewere"

チンドンゴ（シュードトロフェウス）  デマーソニ
Chindongo Demasoni
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チンドンゴ（シュードトロフェウス）　サウロシー
Chindongo saulosi

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チンドンゴ（シュードトロフェウス）  sp ダクタリ
Chindongo sp daktari

メラノクロミス属との中間的な種類

特徴：メラノクロミス属に特徴的な水平ラインが微妙に入る種類

シュードトロフェウス sp　ムソボ
Pseudotropheus msobo

ゲフィロクロミスとの中間種

シュードトロフェウス sp　アセイ
Pseudotropheus Acei
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ウィリアムシーグループ

特徴：比較的大型になり、唇が厚い、苔を食べる習性が薄い

シュードトロフェウス ウィリアムシー
 Pseudotropheus williamsi
(2017年5月9日追加)

【参考】
Ethelwynn Trewavase , D.H.Eccles :
Malawian Cichlid Fishes The classification of some Haplochromine genera

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