シュードトロフェウス ウィリアムシー / Pseudotropheus williamsi
シュードトロフェウス ウィリアムシー
Pseudotropheus williams
Pseudotropheus williams
シュードトロフェウス・ウィリアムシーの学名についてその由来
発見者のジョセフ・ウィリアムス氏(Joseph Williams)を記念して命名されています
シュードトロフェウス・ウィリアムシーの分布と体型
シュードトロフェウス・ウィリアムシーの分布と体型
マラウイ湖全域に生息している大型のムブナで15㎝程度まで成長します。
マラウイ湖全域に生息している大型のムブナで15㎝程度まで成長します。
シュードトロフェウス・ウィリアムシーの生活域
「波に洗われる様な上部岩礁地帯」(Wave washed Upper Rocky habitat)に棲息しています。
中でも巨大な岩石から構成された岩礁地帯を好み、サッカーボール大のごろ石が転がっている様な場所はあまり好みません。
中でも巨大な岩石から構成された岩礁地帯を好み、サッカーボール大のごろ石が転がっている様な場所はあまり好みません。
シュードトロフェウス・ウィリアムシーが持つ喉骨の形態と捕食習性
他のムブナと比較して、本種の喉骨は細く、薄い形状をしています。
この喉骨が示唆しているように、本魚は柔らかい昆虫を主に捕食しており、コケといった硬いものはあまり捕食しません。
その為ウィリアムシーの行動様式は、岩をつつくと言った傾向は少なく、昆虫類を捕食する為に中空域を漂う行動パターンを持っています。
この喉骨が示唆しているように、本魚は柔らかい昆虫を主に捕食しており、コケといった硬いものはあまり捕食しません。
その為ウィリアムシーの行動様式は、岩をつつくと言った傾向は少なく、昆虫類を捕食する為に中空域を漂う行動パターンを持っています。
水上から飛び上がり蚊柱を捕食する習性
本魚に特徴的な行動様式として、水上から飛び上がり、空中にいる蚊を捕食する事が挙げられます。
本魚が好む巨大な岩石があつまる場所では、巨大な岩石が水上へ突き出ています。
こうした場所は風が吹きさらしにならず、蚊にとっては絶好の住処になっています。
ウィリアムシーは、こうした場所に集まってくる蚊柱を狙い、水上から飛び上がり捕食します。
また、こうした傾向はメラノクロミス・ヘテロクロミスでも観察されています。
(2017年5月9日)
参考:Malawi cichlidi in their natural habitat 4th edition
本魚が好む巨大な岩石があつまる場所では、巨大な岩石が水上へ突き出ています。
こうした場所は風が吹きさらしにならず、蚊にとっては絶好の住処になっています。
ウィリアムシーは、こうした場所に集まってくる蚊柱を狙い、水上から飛び上がり捕食します。
また、こうした傾向はメラノクロミス・ヘテロクロミスでも観察されています。
(2017年5月9日)
参考:Malawi cichlidi in their natural habitat 4th edition
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