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マラウィ湖の四季と繁殖時期に関して

マラウィシクリッドに関する書籍をみると、コパディクロミス属の魚を中心として繁殖時期があるようです。
繁殖時期とマラウィ湖の季節について調べてみました。
いろいろと分かってきましたので、まとめたいと思います。
 
【5月~9月:寒い乾季での繁殖時期】
マラウィ湖は熱帯地方にあり温度が安定しています。
また、大きな潮流も無く、基本的には大きな対流現象がおきません。
しかし、季節風の吹く時期は、例外的に大きな対流現象が発生します。
マラウィ湖では6月~7月、ムウェラ(mwera)と呼ばれる強い季節風が吹きます。
この間、水面上層部の水はつぎつぎと蒸発して行き、急激に冷やされます。
この冷却された上層部の水は、質量が重い為、湖の下の方へ潜り込もうとする性質があります。
その結果、下層水域に溜まった懸濁物などの有機物質が上層域へ一気に流されます。
したがって、上層部は一時的に富栄養化してしまいます。
季節風が収まり暑い乾季が訪れた後、上層水域では急激に植物性プランクトンが増殖します。
植物性プランクトンを餌とする動物性プランクトン・無脊椎動物もこの時期に大量発生します。
この時期、シクリッドはこれら餌を大量に摂取し、繁殖時期を迎えると言われています。
コパディクロミスだけでなくムブナ・大型の肉食魚もこの時期に繁殖時期を迎えるようです。
蛇足ながら、上層水域と下層水域がまじわるのは、年間で総水量の20%~25%と言われています。
 
【11月~翌4月:雨季の繁殖時期】
雨季の終盤にさしかかった4月も繁殖時期と言われています。
この時期は長雨により陸上の栄養物質が湖に流れ込み湖水が富栄養化します。
富栄養化の影響を受けプランクトンが増殖し、シクリッドも繁殖する為の栄養を十分に蓄えることが出来ます。
この事により、4月もマラウィシクリッドにとっては貴重は繁殖時期となっているようです。
画像
≪参考 ≫
AD Konigs: Malawi cichlid in their natural habitat Vol.3
Martin J. Genner & George F. Turner : The mbuna cichlids of Lake Malawi: a model for rapid speciation and adaptive radiation
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