腹水病について
私自身、2003年に腹水病で多くの魚を失い、暗澹な気持ちになったことがありました。
その時、ネット上で知り合った多くの愛好家の方にアドバイスを頂き、本当に助けられてきました。
その後、スムーズな飼育環境を保てるようになり、アドバイス頂いた方々に非常に感謝しております。
しばらくして、シクリッドフォーラムドットコムというアメリカのサイトにて、かつて、頂いたアドバイスを総括するような文章を目にしました。
今回、腹水病で悩まれる方のお役に立てばと思い、日本語訳にしてみました。
⇒原文はここから
※ 英語は高校卒業後、殆ど接していないので、誤訳があるかもしれません。
また、なるべく日本語として、分かりやすいように、かなり、意訳しています。
何卒、ご理解のほど、よろしくお願いいたします。
※(2022年1月文章全面改訂)
その時、ネット上で知り合った多くの愛好家の方にアドバイスを頂き、本当に助けられてきました。
その後、スムーズな飼育環境を保てるようになり、アドバイス頂いた方々に非常に感謝しております。
しばらくして、シクリッドフォーラムドットコムというアメリカのサイトにて、かつて、頂いたアドバイスを総括するような文章を目にしました。
今回、腹水病で悩まれる方のお役に立てばと思い、日本語訳にしてみました。
⇒原文はここから
※ 英語は高校卒業後、殆ど接していないので、誤訳があるかもしれません。
また、なるべく日本語として、分かりやすいように、かなり、意訳しています。
何卒、ご理解のほど、よろしくお願いいたします。
※(2022年1月文章全面改訂)
マラウィ ブロート / マラウィシクリッドの腹水病
著者:マーク エリーソン
マラウィシクリッドのブロート症状(以後腹水病)は、飼育者が頻繁に対応を迫られ、かつ頭を悩まされる課題の一つです。
一方で、腹水病に関しての情報はあまり多く出回っていないのが現状です。
これまで様々な経験豊富な愛好家の方々から意見を頂き、腹水病について、多くの時間を掛けて検討・研究しました。
その結果を今回、本コンテンツ内で説明したいと思います。
腹水病の原因については、多く愛好家・研究者で意見は様々です。
観点が完全一致しているわけではありません。
但し、要因や元凶となっている病原菌と治療方法に関しては、おおよそ意見が一致しています、
ここでは、一致した意見をベースに下記の3つに分けて説明したいと思います。
【症状】腹水病について共通して見られる症状を説明します。
【原因】腹水病が何故起きるのか? 発生原因に対して、文献に基づいた詳細分析を行いたいと思います。
【治療方法】いくつかの推奨予防策と治療方法の紹介で締めくくりたいと思います。
<追記>
腹水病はマラウィ湖のシクリッド以外の魚にも共通して発生します。
ビクトリア・シクリッド、特にタンガニーカ・シクリッドでもよく発生します。
アフリカンシクリッドに共通した腹水病への脆弱性は、アフリカンシクリッドが植物系の飼料を好むことと関係がありそうです。
但し、詳細な原因究明は今後の有識者の精査を待つものとしましょう。
マラウィシクリッドのブロート症状(以後腹水病)は、飼育者が頻繁に対応を迫られ、かつ頭を悩まされる課題の一つです。
一方で、腹水病に関しての情報はあまり多く出回っていないのが現状です。
これまで様々な経験豊富な愛好家の方々から意見を頂き、腹水病について、多くの時間を掛けて検討・研究しました。
その結果を今回、本コンテンツ内で説明したいと思います。
腹水病の原因については、多く愛好家・研究者で意見は様々です。
観点が完全一致しているわけではありません。
但し、要因や元凶となっている病原菌と治療方法に関しては、おおよそ意見が一致しています、
ここでは、一致した意見をベースに下記の3つに分けて説明したいと思います。
【症状】腹水病について共通して見られる症状を説明します。
【原因】腹水病が何故起きるのか? 発生原因に対して、文献に基づいた詳細分析を行いたいと思います。
【治療方法】いくつかの推奨予防策と治療方法の紹介で締めくくりたいと思います。
<追記>
腹水病はマラウィ湖のシクリッド以外の魚にも共通して発生します。
ビクトリア・シクリッド、特にタンガニーカ・シクリッドでもよく発生します。
アフリカンシクリッドに共通した腹水病への脆弱性は、アフリカンシクリッドが植物系の飼料を好むことと関係がありそうです。
但し、詳細な原因究明は今後の有識者の精査を待つものとしましょう。
【症状】腹水病の兆候
ステップ1: ステップ1ではまず、”食欲の減退”が見られます。
この時点で治療を施さなかった場合、ステップ2へと進むことになります。
ステップ2: ステップ2では腹部の腫れがおこります。(この事により、本症は「腹水病」と呼ばれます)
更に、呼吸回数が増え、白い筋状の糞便が出すようになります。
また、水槽の底の部分でじっと留まっていたり、水槽上面でふらふらと漂うような泳ぎ方をし始めます。
この時点で治療を施さなかった場合、ステップ2へと進むことになります。
ステップ2: ステップ2では腹部の腫れがおこります。(この事により、本症は「腹水病」と呼ばれます)
更に、呼吸回数が増え、白い筋状の糞便が出すようになります。
また、水槽の底の部分でじっと留まっていたり、水槽上面でふらふらと漂うような泳ぎ方をし始めます。
魚体の肛門・皮膚が潰瘍化してくる事で、腹水病にかかった事が分かるかもしれません。
こうした、ステップ2の兆候が一つでも表れた場合、可能な限り、速やかにトリートメントを行うことが必要です。
さもなければ、飼育魚の多くは死に至る結果となります。
ステップ2は、肝臓・腎臓・浮き袋などの内臓が広範囲なダメージを受け始めている段階です。。
したがって、治療の遅れは回復の成功確率に大きく影響します。
ステップ2の症状確認後、1週間以上生存する可能性は低く、通常は24~72時間後には死亡してしまいます。
ステップ2の兆候が現れ、そのまま何もせずに回復したという話は、これまで耳にした事がありません。
また、私自身、ステップ2で治療に成功したことがありません。
こうした、ステップ2の兆候が一つでも表れた場合、可能な限り、速やかにトリートメントを行うことが必要です。
さもなければ、飼育魚の多くは死に至る結果となります。
ステップ2は、肝臓・腎臓・浮き袋などの内臓が広範囲なダメージを受け始めている段階です。。
したがって、治療の遅れは回復の成功確率に大きく影響します。
ステップ2の症状確認後、1週間以上生存する可能性は低く、通常は24~72時間後には死亡してしまいます。
ステップ2の兆候が現れ、そのまま何もせずに回復したという話は、これまで耳にした事がありません。
また、私自身、ステップ2で治療に成功したことがありません。
【原因】腹水病の原因菌について
腹水症の原因菌については、愛好家の中でもっとも意見が分かれる所です。
ある愛好家はバクテリアが原因と考え、またある愛好家は原生虫による寄生だと考えています。
全ての愛好家の意見が一致しているわけではありません。
但し、私が様々な文献を通じて感じたことは、腹水は原生動物の寄生が原因ではないかという点です。
多くの研究の結果分かってきたことがあります。
・健康な魚の腸にも原生動物は生息している。
・しかし、ストレス環境の下では、この原生動物は大量に増殖し、魚体に障害を引き起こす。
増殖した寄生原生動物は、まず腸管を塞ぎます。
この事により食欲の減退が引き起こされます。
寄生原生動物は増殖するにしたがい、腸の穴を塞ぎながら、侵略的ともいえる様な動きで腸内をねり動き始めます。
そして、腹水症状へと陥ることになります。
留意していただきたいのは、腹水で魚が死亡するのは、食欲が減退し飢死するのではありません。
消化器官がダメージを受けることよって死亡してしまいます。
更に、腹水には別の疑問が残っています。
それは、伝染性があるか否かと言う点です。
私の経験上、腹水は単に1匹の個体のみに被害を及ぼすことはありません。
通常、3匹かそれ以上が被害にあいます。
これは、同水槽内で飼育魚全てが、ある一つの特定の脅威に晒されている為だと思われます。
しかしながら不可思議な点もあります。
それは、同時期に一斉に発生にしません。
順序を追う様にぽつりぽつりと現れてきます。
例えば・・・
1日目:個体Aの食欲が無くなり。
2日目:個体Aは腹が腫れる。そして個体Bの食欲が無くなる
3日目:個体Bの腹が腫れる。そして個体Cの食欲が無くなる
と言った状況です。
まずは、原因ついて3つの仮説を説明しようと思います。
ある愛好家はバクテリアが原因と考え、またある愛好家は原生虫による寄生だと考えています。
全ての愛好家の意見が一致しているわけではありません。
但し、私が様々な文献を通じて感じたことは、腹水は原生動物の寄生が原因ではないかという点です。
多くの研究の結果分かってきたことがあります。
・健康な魚の腸にも原生動物は生息している。
・しかし、ストレス環境の下では、この原生動物は大量に増殖し、魚体に障害を引き起こす。
増殖した寄生原生動物は、まず腸管を塞ぎます。
この事により食欲の減退が引き起こされます。
寄生原生動物は増殖するにしたがい、腸の穴を塞ぎながら、侵略的ともいえる様な動きで腸内をねり動き始めます。
そして、腹水症状へと陥ることになります。
留意していただきたいのは、腹水で魚が死亡するのは、食欲が減退し飢死するのではありません。
消化器官がダメージを受けることよって死亡してしまいます。
更に、腹水には別の疑問が残っています。
それは、伝染性があるか否かと言う点です。
私の経験上、腹水は単に1匹の個体のみに被害を及ぼすことはありません。
通常、3匹かそれ以上が被害にあいます。
これは、同水槽内で飼育魚全てが、ある一つの特定の脅威に晒されている為だと思われます。
しかしながら不可思議な点もあります。
それは、同時期に一斉に発生にしません。
順序を追う様にぽつりぽつりと現れてきます。
例えば・・・
1日目:個体Aの食欲が無くなり。
2日目:個体Aは腹が腫れる。そして個体Bの食欲が無くなる
3日目:個体Bの腹が腫れる。そして個体Cの食欲が無くなる
と言った状況です。
まずは、原因ついて3つの仮説を説明しようと思います。
【原因仮説1】:ストレスが原因の腹水病
ストレスは、様々な原因によって引き起こされます。
最もよく見られる現象は、長期間劣悪な水質で飼育する事が挙げられます。
劣悪な水環境は主に下記3つの原因から引き起こされます。
[1] 長期間水換えを行わない
[2] エアレーションが不十分(魚の為というより、硝酸化細菌の為)
[3] 餌のやり過ぎ
これら[1]~[3]に共通することは、硝酸塩濃度の上昇です。
魚自身本来、病気に対しては抵抗力はああります。
しかしながら、長期間に渡り硝酸塩濃度の高い水にさらされると、彼らは、ストレスを感じることになります。
更に、免疫システムを最適レベルに保持できなくなってしまいます。(まるで、人間と同じように!)
また水質以外のストレスとして、・魚を網で捕まえる ・魚を移動させる ・水換えを行う ・混泳魚の攻撃から身を隠す場所が不足し常に虐められるなども考えられます。
最もよく見られる現象は、長期間劣悪な水質で飼育する事が挙げられます。
劣悪な水環境は主に下記3つの原因から引き起こされます。
[1] 長期間水換えを行わない
[2] エアレーションが不十分(魚の為というより、硝酸化細菌の為)
[3] 餌のやり過ぎ
これら[1]~[3]に共通することは、硝酸塩濃度の上昇です。
魚自身本来、病気に対しては抵抗力はああります。
しかしながら、長期間に渡り硝酸塩濃度の高い水にさらされると、彼らは、ストレスを感じることになります。
更に、免疫システムを最適レベルに保持できなくなってしまいます。(まるで、人間と同じように!)
また水質以外のストレスとして、・魚を網で捕まえる ・魚を移動させる ・水換えを行う ・混泳魚の攻撃から身を隠す場所が不足し常に虐められるなども考えられます。
【原因仮説2】:多量の塩分による腹水病
水質をよりリフト レイクの自然な状態に近づける為に、多量の塩(NaCl)を投入することがあると思います。
確かにアフリカのリフト レイクと呼ばれる湖はアルカリで、非常に硬度の高い水質(Ph 8.0 -8.9、硬度は200-400ppm)と成っています。
しかし、一般的な”塩”は水質をアルカリ化することはありません。
では、何が水の硬度を上げるのでしょうか?それは、塩に多分に含まれる、カルシウム、マグネシウムです。
もし飼育者の水道から出てくる水が軟水で、 水のPHと硬度の両者を上昇させる必要がある場合、他の方法が必要です。
例えば、硬度・PHを上昇させるバッファーを自作すれば、簡単かつ安価に済ませることができます。
また、Sea Chem社のシクリッド ソルトTMと言ったような有用な商品も販売されています。
珊瑚砂を底砂として使用したり、石灰岩を水槽内に加えることも、水槽内の硬度・PH上昇に一役買うことが出来ます。
しかし、こうしたミネラル分は水中に長期間浮遊した状態で存在することはありません。
やはり、定期的な水換えは必要となってきます。
PH・硬度を上昇させる為に、塩を次々と投入することは腹水を引き起こす可能性があります。
確かにアフリカのリフト レイクと呼ばれる湖はアルカリで、非常に硬度の高い水質(Ph 8.0 -8.9、硬度は200-400ppm)と成っています。
しかし、一般的な”塩”は水質をアルカリ化することはありません。
では、何が水の硬度を上げるのでしょうか?それは、塩に多分に含まれる、カルシウム、マグネシウムです。
もし飼育者の水道から出てくる水が軟水で、 水のPHと硬度の両者を上昇させる必要がある場合、他の方法が必要です。
例えば、硬度・PHを上昇させるバッファーを自作すれば、簡単かつ安価に済ませることができます。
また、Sea Chem社のシクリッド ソルトTMと言ったような有用な商品も販売されています。
珊瑚砂を底砂として使用したり、石灰岩を水槽内に加えることも、水槽内の硬度・PH上昇に一役買うことが出来ます。
しかし、こうしたミネラル分は水中に長期間浮遊した状態で存在することはありません。
やはり、定期的な水換えは必要となってきます。
PH・硬度を上昇させる為に、塩を次々と投入することは腹水を引き起こす可能性があります。
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【原因仮説3】:不適切な餌による腹水病
多くのシクリッド、とりわけ草食性の魚種は非常に長い腸を持っています。
長い腸を持った魚は餌を消化するのに、非常に長い時間が必要です。
この種のシクリッドでは、腸の問題が頻繁に見られることとなります。
腸内での不適切な未消化物質・排泄物は腸壁を炎症させます。
炎症から魚はストレスを受け、疲弊してしまい、原虫寄生虫の原因となっています。
コケを食べている草食のトロフェイス・プセウドトロフェイス系の魚に、赤虫・魚粉を多用した高蛋白ペレットやフレークフードを与えた時によく問題が見られます。
また、ブラインシュリンプの様なスライム状のやわらかい食品はなるべく避け、オキアミなどの砕いてポロポロ崩れる餌に切り替えた方が良いでしょう。
重量的・内容的にもヘビーな餌を避け、比較的軽い系統の飼料を選んだ方が適切です。
長い腸を持った魚は餌を消化するのに、非常に長い時間が必要です。
この種のシクリッドでは、腸の問題が頻繁に見られることとなります。
腸内での不適切な未消化物質・排泄物は腸壁を炎症させます。
炎症から魚はストレスを受け、疲弊してしまい、原虫寄生虫の原因となっています。
コケを食べている草食のトロフェイス・プセウドトロフェイス系の魚に、赤虫・魚粉を多用した高蛋白ペレットやフレークフードを与えた時によく問題が見られます。
また、ブラインシュリンプの様なスライム状のやわらかい食品はなるべく避け、オキアミなどの砕いてポロポロ崩れる餌に切り替えた方が良いでしょう。
重量的・内容的にもヘビーな餌を避け、比較的軽い系統の飼料を選んだ方が適切です。
【治療方法】腹水病の治療に関して
一旦、魚が食欲を失っている様だと感じた場合(口内に卵を孵化させている場合を除く)、速やかに魚の移動を行い、トリートメントを行うことをお勧めします。
私の知る限りでは、腹水に関しては2つの効果的な薬品があります。
(1) メトロニダゾール(エムトリル(Emtryl)または、フラジール)
(2) CLOUT(以下クロウト)
私の知る限りでは、腹水に関しては2つの効果的な薬品があります。
(1) メトロニダゾール(エムトリル(Emtryl)または、フラジール)
(2) CLOUT(以下クロウト)
トリートメントを行う前には30%の水換えを行い(水質の向上を図る為)、そして、エアレーションを増やして、更に、50%の水換えを行ってください。
薬の説明書きに、『本薬品は硝酸化バクテリアに被害を与えることがありません』と書かれていても、一応、ろ過材は避難させておいた方が良いと思われます。
もし、魚を入れて無く水だけが入った専門の薬浴用水槽がある場合は、この30%の水換えは必要ありません。
薬品治療を行う場合、同時にエプソム塩(天然の硫酸マグネシウム)と食塩の混合物を投入するとより効果的です。
エプソム塩と食塩を1:1で混合し、38リットル(10ガロン)の水に一掴み投入して下さい。。
エプソム塩とは天然の下剤で、腹水状態に陥った魚に対し、余分に吸収されたの水分を排出させる働きがあります。
エプソム塩は非常に安価で、361グラム(1ポンド)あたり220円(2ドル)程度で雑貨店・薬局で購入することができます。
薬の説明書きに、『本薬品は硝酸化バクテリアに被害を与えることがありません』と書かれていても、一応、ろ過材は避難させておいた方が良いと思われます。
もし、魚を入れて無く水だけが入った専門の薬浴用水槽がある場合は、この30%の水換えは必要ありません。
薬品治療を行う場合、同時にエプソム塩(天然の硫酸マグネシウム)と食塩の混合物を投入するとより効果的です。
エプソム塩と食塩を1:1で混合し、38リットル(10ガロン)の水に一掴み投入して下さい。。
エプソム塩とは天然の下剤で、腹水状態に陥った魚に対し、余分に吸収されたの水分を排出させる働きがあります。
エプソム塩は非常に安価で、361グラム(1ポンド)あたり220円(2ドル)程度で雑貨店・薬局で購入することができます。
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メトロニダゾールで治療を行う場合、10ガロン(38リットル)ごとに100mg(大体、スプーン一杯)を投入してください。
この容量を必要に応じて、2日繰り返して下さい。
1週間以内で回復することとおもわれます(もし、飼育魚が病気に打ち勝ち、生き残る事が出来たならば)。
継続治療の判断は飼育魚の食欲があるか無いかで見分けることができます。
また、症状が軽微で魚が食欲を維持しているのならば、本薬品を非常に簡単に使用することができます。
使い捨てのカップに水槽の水を少し投入し、少量のペレット飼料を入れます。
そして、スプーン1杯分の薬品を投入します。
数分してペレットが薬品の水溶液を吸い込んだ後、カップごと水槽に投入して魚に与えてください。
本薬品を使用する場合、紫外線(UV)・オゾン・化学(活性炭など)と言ったフィルターの使用を止めてください。
薬品の効能が十分に発揮できない可能性があります。
また、トリートメントの前には50%の水換えを行って下さい。
SeaChem 社とAquatronics社の両社からは、メトロニダゾールを含んだ薬品が販売されています。
前者の方は、メトロニダゾール、そして、後者の方は、ヘクサミット TMの名前で販売されています。
この容量を必要に応じて、2日繰り返して下さい。
1週間以内で回復することとおもわれます(もし、飼育魚が病気に打ち勝ち、生き残る事が出来たならば)。
継続治療の判断は飼育魚の食欲があるか無いかで見分けることができます。
また、症状が軽微で魚が食欲を維持しているのならば、本薬品を非常に簡単に使用することができます。
使い捨てのカップに水槽の水を少し投入し、少量のペレット飼料を入れます。
そして、スプーン1杯分の薬品を投入します。
数分してペレットが薬品の水溶液を吸い込んだ後、カップごと水槽に投入して魚に与えてください。
本薬品を使用する場合、紫外線(UV)・オゾン・化学(活性炭など)と言ったフィルターの使用を止めてください。
薬品の効能が十分に発揮できない可能性があります。
また、トリートメントの前には50%の水換えを行って下さい。
SeaChem 社とAquatronics社の両社からは、メトロニダゾールを含んだ薬品が販売されています。
前者の方は、メトロニダゾール、そして、後者の方は、ヘクサミット TMの名前で販売されています。
クロウトは比較的取り扱いが簡単です。
先にも述べましたが、治療前、水槽内のフイルターに活性炭などが有ったら、取り除いて下さい。
そして、30%-40%の水換えを行ってください。
使い捨てのカップを準備して、水槽の水を入れ、10ガロン(37.9リットル)の中に1錠入れて溶かします。
それを水槽の中に少しずつ投入して下さい。
クロウトは非常にショック性が高い薬です。
説明書にしたがって、病魚にショックを与えないようにゆっくり投入して下さい。
30分程、時間がかかるかもしれません。
最初の投薬から2日後には30%~40%の水換えを行い、再度、同じ量を投入します。
クロウトの効果を最大限まで発揮させるには日々の水換えはとても有効です。
換水は水槽内で薬効の無くなった古い化学物質を取り除くことに効果があります。
炎症がそれほどひどく無い場合3日のトリートメントで十分ですが、ひどい場合5日ほど要します。
もし5日を経過した後、何も変化が見られない場合、2日の間隔をあけて再度トリートメントを繰り返してみてください。
一旦、トリートメントを中断する場合、水換えは最後の投薬から24時間経過した後に行なってください。
先にも述べましたが、治療前、水槽内のフイルターに活性炭などが有ったら、取り除いて下さい。
そして、30%-40%の水換えを行ってください。
使い捨てのカップを準備して、水槽の水を入れ、10ガロン(37.9リットル)の中に1錠入れて溶かします。
それを水槽の中に少しずつ投入して下さい。
クロウトは非常にショック性が高い薬です。
説明書にしたがって、病魚にショックを与えないようにゆっくり投入して下さい。
30分程、時間がかかるかもしれません。
最初の投薬から2日後には30%~40%の水換えを行い、再度、同じ量を投入します。
クロウトの効果を最大限まで発揮させるには日々の水換えはとても有効です。
換水は水槽内で薬効の無くなった古い化学物質を取り除くことに効果があります。
炎症がそれほどひどく無い場合3日のトリートメントで十分ですが、ひどい場合5日ほど要します。
もし5日を経過した後、何も変化が見られない場合、2日の間隔をあけて再度トリートメントを繰り返してみてください。
一旦、トリートメントを中断する場合、水換えは最後の投薬から24時間経過した後に行なってください。
メトロニダゾールとクロウトは、腹水症の感染拡大を防ぐ効果があります。
観賞魚用薬のはもともと人間用に開発された薬を流用したものがほとんどですが、クロウトは魚の治療為専門に開発された薬で、非常に強力です。
個人的な経験から、メトロニダゾールは腹水症の感染拡大防止に効果はありますが、既に発症した魚への治療には効果が無いと思います。
一方、クロウトは発症後の治療により効果があると思います。
また、別の留意点としてクロウトには染色性があります。
水槽内にエアーチューブがある場合、青く変色してしまいます。
クロウトと触れたものは何でも青くなってしまうでしょう。
クロウトは非常有効な薬ですが、染色性がある事は事前に理解しておいて下さい。
私自身も、この薬をつかった後で、「なんだこれは!」と驚いていしまいました。
観賞魚用薬のはもともと人間用に開発された薬を流用したものがほとんどですが、クロウトは魚の治療為専門に開発された薬で、非常に強力です。
個人的な経験から、メトロニダゾールは腹水症の感染拡大防止に効果はありますが、既に発症した魚への治療には効果が無いと思います。
一方、クロウトは発症後の治療により効果があると思います。
また、別の留意点としてクロウトには染色性があります。
水槽内にエアーチューブがある場合、青く変色してしまいます。
クロウトと触れたものは何でも青くなってしまうでしょう。
クロウトは非常有効な薬ですが、染色性がある事は事前に理解しておいて下さい。
私自身も、この薬をつかった後で、「なんだこれは!」と驚いていしまいました。
追記:
薬投入時のお勧めすることは、上部ライトの消灯です。
上部ライトに含まれる紫外線により薬効成分が分解されると言うことはないのですが、水槽内の暗い雰囲気が魚をリラックスさせより元気にさせる様です。
さらに、メトロニダゾールは高い水温(26.7度C)で、その効果をより十分に発揮します。
しかし、エアレーションを十分行ってください。なぜなら、水温の上昇に伴い溶存酸素量も減ってしまうからです。
水温の上昇は新陳代謝を活発にさせ、免疫機構をよりスムーズにさせる働きもあります。
更に寄生菌の『誕生』→『死』までのライフサイクル期間を高速化させ、より早く飼育魚を回復させることが出来る様になります。
薬投入時のお勧めすることは、上部ライトの消灯です。
上部ライトに含まれる紫外線により薬効成分が分解されると言うことはないのですが、水槽内の暗い雰囲気が魚をリラックスさせより元気にさせる様です。
さらに、メトロニダゾールは高い水温(26.7度C)で、その効果をより十分に発揮します。
しかし、エアレーションを十分行ってください。なぜなら、水温の上昇に伴い溶存酸素量も減ってしまうからです。
水温の上昇は新陳代謝を活発にさせ、免疫機構をよりスムーズにさせる働きもあります。
更に寄生菌の『誕生』→『死』までのライフサイクル期間を高速化させ、より早く飼育魚を回復させることが出来る様になります。