アロエ・ディコトマ (Aloe dichotoma)
アロエ・ディコトマの学名の由来
ディコトマとは英語の ”dichotomous”=「二分された」と同じ語源を持っています。
「枝が二つに別れたアロエ」であることを示唆しています。
「枝が二つに別れたアロエ」であることを示唆しています。
アロエ・ディコトマの原産地・分布
アロエ・ディコトマの原産地はアフリカです。
アフリカのナミビア南部~南アフリカの北西部にかけて分布しています。 また、ナミビアの「オーッセンケール自然保護区」(Aussenkehr Nature Reserve)ではアロエ・ディコトマが森を形成しています。 ※ 右地図はオーッセンケール自然保護区周辺 |
アロエ・ディコトマの外観について
大きさは最大7m~10mに達します。
頂上部分から葉っぱが出てきますが、下の部分は時間と共に枯れ込んでいきます。
そして枯れ込んだ葉っぱの茎の部分は木質化していきます。
枯れ込んだ葉っぱを取り除いてあげると、すべすべとした木質化した茎が露わになります。
頂上部分から葉っぱが出てきますが、下の部分は時間と共に枯れ込んでいきます。
そして枯れ込んだ葉っぱの茎の部分は木質化していきます。
枯れ込んだ葉っぱを取り除いてあげると、すべすべとした木質化した茎が露わになります。
アロエ・ディコトマの成長期
夏の一番暑い時期に最も成長します。
当初、15cm程度の小苗をホームセンターで購入しましたが、3年後には高さ60cmになりました。
夏の成長期には養分も良く吸います。
この時期は、根もかなり成長します。
その為、肥料を効かせた、大きめの鉢で栽培することをお勧めします。
当初、15cm程度の小苗をホームセンターで購入しましたが、3年後には高さ60cmになりました。
夏の成長期には養分も良く吸います。
この時期は、根もかなり成長します。
その為、肥料を効かせた、大きめの鉢で栽培することをお勧めします。
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アロエ・ディコトマの日当たり管理アロエ・ディコトマはとても陽光を好みます。
弊宅では、一年中、軒下で育てていますが、直射日光が射す場所に置いています。 夏の強い光にも日焼けすることはありません。 (上記は通風の良い軒下栽培での状況です。温室栽培の場合日焼けするかもしれません) アロエ・ディコトマの耐寒性耐寒性はそこそこあります。
これまで、寒さで葉が溶けたりするような事はありませんでした。 ただし、強い寒波が予測される場合は、夜中だけでも室内に取り込んだ方が良いかもしれません。 アロエ・ディコトマの水やり方法本種はそんなに水を欲しがる植物ではありません。
・小さな苗の時は、1~2週間に一度程度、比較的多めに与えても構いません。 ・しかしながら、40cm以上の大きさになり、茎が木質化してきたら2週間~1ヶ月に一度の程度で構わないと思います。 成長期の夏に水やりをする場合、鉢から水が流れる程、たっぷり与えます。 一方、冬の時期は一切水をあげません。完全断水させます。 この間、アロエ・ディコトマは葉っぱにある水分を消費して体を維持しています。 |
アロエ・ディコトマの開花
アロエ・ディコトマは冬に開花します。
冬の時期には黄色の花を咲かせます。
ただし、本種の開花には非常に長い時間が必要です。
通常、20歳~30歳に達して初めて、開花するようになります。
冬の時期には黄色の花を咲かせます。
ただし、本種の開花には非常に長い時間が必要です。
通常、20歳~30歳に達して初めて、開花するようになります。