冬の間はしわしわになっていましたが、春から球体も張りが出て来て成長しているようです。
本株は所属しているサボテンクラブの競技苗として一昨年に頂いたものです。 初めての参加だったのですが、うまい育て方をされる方は、扁平にとても大きく成長させていました。 栽培方法如何でここまで個性が変わってくるのか?と、とても為になりました。 今回ブログを作成するにあたり学名を調べたのですが、 紅鷹はテロカクタス属のヘテロクロムス(heterochromus)と呼ばれる様です。 ヘテロとは「異なる」と言う意味を表しています。 反対語は良く知られる 「ホモ」です。(“同一”の意味) Chromusは恐らくカラー(色彩)の意味を表していると思われます。 つまり、「刺の色が赤から白へ変化する」ことを学名で表しているのだと思います。 とても分かりやすい学名だと納得してしまいました。
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写真の株は根がキリンウチワのままです。
本種はキリンウチワとの相性は非常に良いのですが、とにかく接ぎおろしが難しいです。 接木させると、根本が若干黒ずむことがあります。 こうした株を接ぎ降ろすと、黒ずみが一気に球体全体に回ってしまい。真っ黒に腐敗して死んでしまいます。 接いでは⇒降ろして⇒腐らせてを何回も繰り返してしまいました。 恐らく20株程接木しましたが、生き残っているのは写真の個体の他、数株です。 どうも、個体差によるところが大きいようで、疣がまるまるして、プクプクと可愛らしい風貌をしたものほど腐りやすいようです。 疣が細長い形をしたものは腐りが少ないようです。
黒槍丸については、栽培方法などあまり分かりませんでしたが、肌の灰色がとても美しかったので、イベントで衝動買いしてしまいました。
栽培容易な種類のようで、これまで問題が発生した事は無く、元気に育っています。 夏になってから、何度か花が咲いています。 今回も白い小さな花を見せてくれました。
根もとを見ると、沢山子吹きしてくれています。
栽培も簡単で、繁殖も簡単そうですが、な!なんと黒槍丸はサイテス(CITES)の1種に指定されています。 本種は、メキシコが原産で、ギムノカクタス属に所属していますが、ギムノカクタスの多くは、現在ツルビニカルプスに分類されています。 本種もツルビニカルプスとして紹介されることも多々あるようです。
購入後2年経過したの花籠です。
袖ヶ浦に接木している株ですが、成長は遅いです。 吹いた子供が若干大きくなっているかどうか?といった感じです。 自根の場合、一年間に1㎜程度しか大きくならないというので、これでも成長早い方なのかもしれません
花籠をいろいろ調べてまとめてみました
・属名アズテキウム(Aztekium)には「アステカの円形カレンダーに似たサボテン」と言う意味がこめられている ※アステカカレンダーとは ・アズテキウムには3つの種類がいる。 ・ 一つが花籠(Ritteri:1929年) ・ 二つ目がヒントニー(hintonii:1991年) ・ 三つ目が紅籠(valdesii:2011年)
栽培所では花を見逃すことが多いのですが、とても綺麗な花を見る事が出来ました。
本種は、これまで虫にやられるなどのトラブルが起きる事も無く、暑さにも寒さにも、そして強い直射日光にも耐えてくれます。 栽培していても、「いたのお前?」という感じの影薄夫です。 時々、鉢を動かす時に鉤針がひっかかり、やっと存在に気づくくらいです。 しかし、花時期になるとすごく変わってきます。 でかい蕾が出て来て、日頃の印象の薄さに抗うかの様に、派手な花を咲かせてアピールしてくれます。 存在感としては、なかなかの「するめ」です。 長年噛めば味が出てくる風情が気に入っています。 |
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3月 2024
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