このランポー玉は、最初は単幹だったのですが、途中から頭が割れてきました。
その頭から、小さなランポーが次々と飛び出してきました。 その後もどんどん子供が飛び出してきて、今では鉢よりも大きくなってきています。 これが、動物・人間だったらと、スプラッターな想像を掻き立てられ、予定調和の無いトリッキーな成長ぶりに興味しんしんです。
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この大型烏羽玉は3年前、サボテン師匠より譲り受けた種子由来のものです。
途中、キリンウチワに接いだのですが、2つに分頭してしまいました。 見苦しかったので、2つに分け育てています。 ここ2カ月の成長が著しいので、思わず写真にとってしまいました。 棚下の直射日光が差さない場所に置いているのですが、徒長することも無く、どんどん横の径が大きくなってくれています。 棚下には、ハオルチアなどが相性が良いと思っていたのですが、ロフォフォラも意外といけるのかもしれません。 4月12日の様子
国華園でイチジクサボテンといつサボテンを購入していました。
購入後、ほぼ一年経ちましたが、今年は黄色い花を咲かせてくれました。 本株について、冬にシワシワになり縮む性質があるので「這団扇(はいうちわ)」の一種だと思っていました。 先般、這団扇で接ぎ木を行っている方に、本株を見てもらう機会がありました。 しかし、本株は一般的に言われている「這団扇」とは違うとの事でした。 これまで、弊ブログでは本株を這団扇として紹介してきましたが、「イチジクサボテン」として紹介したいと思います。
昨年接ぎ木したレブチア ナルバエセンシスです。
昨年は殆ど大きくなることはありませんでした。 接木としての価値は無いのでは?と思っていましたが、今年はすごいです。 4月の終わりから一斉に開花を始めたのですが、その後一斉に子吹きしはじめました。 イチジクサボテンが持つ台木としての性能は、決して悪いものでは無いようです。 今年も引き続きいろいろ接いでみたいと思います。 【今年3月の様子】
栽培所では花を見逃すことが多いのですが、とても綺麗な花を見る事が出来ました。
本種は、これまで虫にやられるなどのトラブルが起きる事も無く、暑さにも寒さにも、そして強い直射日光にも耐えてくれます。 栽培していても、「いたのお前?」という感じの影薄夫です。 時々、鉢を動かす時に鉤針がひっかかり、やっと存在に気づくくらいです。 しかし、花時期になるとすごく変わってきます。 でかい蕾が出て来て、日頃の印象の薄さに抗うかの様に、派手な花を咲かせてアピールしてくれます。 存在感としては、なかなかの「するめ」です。 長年噛めば味が出てくる風情が気に入っています。
ピグマエオセレウス ビーブリー (Pygmaeocereus bieblii)
とても苦手なサボテンの一つです。 過去に成体株を4本保有していましたが、のこっているのは1本のみです。 全て夏の暑さでダメにしてしまいました。 一方で、昨年より海外由来の遺伝子を、キリンウチワで維持させていました。 写真はその株で、キリンウチワの台木がついています。
昨年までは接ぎおろし株は鉢植えにしていましたが、今年からは農業トレイに植え付けています。
調子はすこぶる良く、根がどんどん出て来ています。 昨年は、鉢に接ぎおろししても、鉢の中で台木が枯れてしまい、順調な生育につながりませんでした。 しかし、土の容量が大きな農業トレイでは、適度な湿度が長期に保持されているのでしょう。台木の枯れがまだ発生していません。 去年はとてもストレスフルでしたが、今年はかなり解放されています。
本種は、どうも比較的新しいコピアポアの仲間の様です。
種子の値段も、高めに設定されています。 黒い体に、黒いトゲ、ダークサイドに堕ちた、その姿がお気に入りです。 去年の夏に播いたものを接いだので、ほぼまる一年目くらいです。 大きさ5㎝くらいになったので、接ぎおろししました。 キチンウチワとコピアポアはとても相性がよいようです。 数種類接ぎましたが、どれも成長率がとても良いです。
Rebutia pygmaea 'gavazzii' WR 828 (Yuquina, Bol)
メディオロビビア(レブチア)ピグマエア ”ガバジィー”が初めて開花してくれました。 他のメディオロビビアと比較して、小ぶりな花を咲かせてくれます。 メディオロビビアは早朝に花を咲かせてくれるので、出勤前のあわただしい時間にちょこっと見れるので嬉しい限りです。
キリンウチワ腐海の森は、絶好調です。
小さなビニールハウスの中で管理しているので、去年では7月、8月の時にやっと実現できていた成長率を5月、6月にも実現できています。 また、去年との大きな違いは、殆ど水耕栽培にきりかえた事です。 また、今年は台木の長さを10㎝~15㎝程度に抑えている事です。 昨年は20㎝~25㎝程度と、高い台木を維持していました。 この場合、接穂が大きくなった場合、バランスが悪く、よく鉢(ペットボトル)をひっくり返していました。 確かに、高い台木の場合、根の成長も良く、成長も早いのですが、根の新陳代謝が激しく腐敗が頻繁に起きていました。 今年は、ハンドリング性、メンテの点も考慮して、台木は短めにしています。
竜神木も根だし管理しています。
大きくならないと花を咲かせそうにないような種類は、この竜神木に接いでいます。
当然ですが、車ではありません。
ギムノカリキウムのフェラーリです。 色も彩度の薄いピンクと緑を混ぜた様な色になっています。 冬場はもうちょっとピンクかかった色になっています。 夏になりかなり緑がかってきました。 とげもあまり長く無く、変わった形をしています。 まだ、栽培期間が短いのでなんとも言えないですが、そんなに気難しい種類では無いようです。
本種に調べてみましたが・・・
まあ~~それは、それは、本当に! いろいろと出てきました。 ・アルゼンチンのHelmut Fechser氏が採集した種類で、後にドイツのUhligへと輸出された。 ・輸出時「Gymnocalycium ochoterenai v. M」と誤った名称が冠され、40年間使用され続ける。 ・後にオーストリアの研究者を中心に、本種は「フェラーリ」とシノニムだという事が分かる。 但し、フェラーリと種子の光沢が若干異なるため「ferrari subsp. Evae」とされる。 ・ちなみに出身地はアルゼンチン カタマルカ州の「Maligasta」という場所です。 【参考】 http://www.carciton.cz/kaktusy/clanky15_16.htm この混乱の為、本種は色々な名前で呼ばれる様です。種子業者のリストにもいろいろな名前が出ています。但し、どれも同じものの様です。 ・Gymnocalycium ferrari subsp.evae (spec.M) Uhlig/Fechser, Maligasta, Cat (チェコ業者) ・Gymnocalycium mucidum v. ferrarii - als spec "M" von Fechser (ドイツ・ピルツ) なんなんだろう、このデジャブ感・・・ 同じ種類にも関わらず、ドイツのシッパーは「Pseudotropheus Zebra」の名を、アメリカの業者は「Metriaclima」、オランダでは「Maylandia」と・・・ 熱帯魚のシクリッド(カワスズメ)で何度も目にした光景をサボテンでも目にしてしまいました。
レブチア・ムスクラが開花してくれました。
連休中にはまったく花をさかせる様子はなかったのですが、5月の後半~6月の頭にかけて開花してくれるようです。 本株は自宅のフレーム、しかも下の段に置いていおり、栽培環境としては、そんなに良くはなかったのですが、綺麗に花を咲かせてくれています。 我が家に来て2年がたちます。
これまで花付はあまり良くなかったのですが、やっと我が家の環境になじんでくれたようです。今年は沢山花を咲かせてくれています。
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3月 2024
運営者近畿の住宅地の中でサボテンや多肉を育てています。 |